仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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わかりやすい説明

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  ● わかりやすい説明なんだけど……
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今回、晴れてゴールド免許ということとなりました!
まあ、数年前に車を手放してしまい、たまにレンタカーに
乗る程度の利用状況でのゴールドですので、あまり自慢には
ならないのでありますが。
ということで、指定警察署でも免許更新が出来るようになったので、
近所の高尾警察に行き、免許の更新手続きを取ってきました。
更新会場に着くと、当然のことながら、各種書類の作成が
必要になります。
当然のことながら、5年ぶりの作業でもありますし、今回から、
ICチップが搭載された関係で、パスワードの設定なんぞも
しなければいけなくなりまして、要するに、よくわからないぞ、と。
で、説明を求めに担当官に質問したんですね。
そしたら、あちらさんはもう何回も話しているものですから、
立て板に水のごとく、よどみないトークで段取りやら記入方法の
説明をしてくれるのですよ。
もうそれは、聞いていて鮮やか、と思えるほど流ちょうに
説明してくれるんですね。
で、なかば聞き惚れながらその説明に耳を傾け、いざ教えてもらった
通りにやろうとすると……出来ないんですね(汗)
あまりに素晴らしい、流れるような説明だったものですから、
聞いている私も、その説明が右から左に流れていってしまったようで。
そんなわけで、もう一回教えてもらおうと、その担当官に
聞きに行くと、だからね、という感じで、また立て板に水の
ごとく説明してくれるわけです。
今度は、聞き流してはならじ、とばかりに一生懸命聞くんですが、
あまりに説明が流ちょうだから、必死に聞いても聞き流れていって
しまうんですよね。
部分部分で2,3回聞き直して、ようやく書類が書けて
事なきを得たんですが、いったいこれは何なんだろうと。
聞いた説明の仕方を思い返してみると、決して話の組み立てや
滑舌などのしゃべり方に問題があったわけではありません。
話の組み立てなどは、むしろ、回数をこなしているだけあって、
とてもわかりやすく組み立てられているな、と感心したくらいです。
それでもなお、2,3度聞き直してしまったくらい、その説明が
理解できなかった、その理由は、いったい何だったのでしょうか?
 
 


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  ● わかりやすい説明に必要なものとは
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私自身、人前で話をする仕事をしていますので、わかりやすく
話すということは、自分なりに心がけています。
その際に、かなりの割合で注意しているのは
 ★ 間の取り方
なんですよね。
いくら話の組み立てがわかりやすかったとしても、
その一つ一つのプロセスを、きちんと理解してもらうためには、
【間を取る】ということは、非常に重要になってくるわけです。
この、【間】の重要性に気づいている人たちはたくさんいて、
私に対して、
「どれくらい間を取ればいいんですか」
という質問をぶつけてくる方も、よくいらっしゃいます。
では、効果的な間の取り方として適切なのは、次のうちどちらでしょう。
 1.一文に当たる話をする度に、1秒程度の間を空ける
 2.センテンス単位で0.2~0.5秒程度の細かな間を空ける
さあ、どちらだと思いますか?
エー、ちょっとやらしい引っかけ問題にしてしまいましたが、
正解は、
 【どちらも適切とは言えない】
であります。
なぜなら、こういう考えで取る【間】というものは
 ■ 聞いている相手のことを気遣っている気配がないから
という、致命的な欠点を持っているんですね。
そもそも、【間】というのは、何でしょうか。
ここで使う本来の意味は、時間的な間隔、ということなんですが、
ではなぜ、そういった時間的な間隔を作らなければいけないのでしょうか。
実は、この間というものは
 ★ 伝えている相手に対しての理解・納得をしてもらう時間
なんですよね。
ということは、伝える内容だけでなく、その時の相手がどういった
理解や納得をしているかによって、当然のことながら間の取り方が
変わってくるわけです。
一概に、どのタイミングで何秒空ければいいか、なんてこと
言えるわけ無いんですよね。
つまり、効果的な間、ということは
 ★ 相手が、自分のメッセージを受け止めているかをきちんと見届ける
という意識のベクトルによって、初めて生まれるものなのです。
「どれくらい間を空ければいいんですか」
という質問をする人の意識の中には、自分が伝えようとしている相手が
存在していないように聞こえてならないんですね。
そんな意識で話をしている限り、相手がなるほど、と思うような
間の取り方なんか、絶対に出来ないわけです。
もしあなたが人に伝える仕事をしているのならば、ぜひ、
説明することに一生懸命にならず、伝えるべき相手をきちんと
みて、いい間を取りながら伝えてくださいね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
    相手の理解をきちんと見据えながら、効果的な間を取ろう!
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間の取り方を勉強するのに、私がお勧めするのは、講演の上手い人の
話し方を聞くことと、漫才を聞くことであります。
ただし、この時に注意して欲しいことがあります。
こういった勉強をする際、ついついやってしまいがちな
間違った勉強方法が、
 ■ その人の話し方、話しぶり
に、意識を集中してしまうということ。
これ、絶対にやらないで欲しいんですよね。
これでは、なにも学べないんですよ。
なぜなら、その間がなぜ生まれたのか、という肝心の答が、
その意識の向け方だと、全く見えてこないからなんですよね。
ここで意識を集中すべきところは
 ★ その人の話を聞いている、自分自身の変化
なんです。
今この人が話しているときに作った、この間の時に、いったい自分は
どんな理解や納得が出来たんだろう、という風に、自分自身の
理解や納得の変化に意識を向けながら、その人たちの話を聞くんですね。
そうやって聞いていると、その人たちが、どういう想いや考えで、
その間を作ったのかが、よくわかってくると思います。
いってしまえば、間、というのは、相手の立場に立って
コミュニケーションを取るためのツールであるわけですから、
まずは、
 ★ 自分自身が【話を聞いている相手の立場】であることを実感する
ということを、話のうまい人たちのトークを聞くときに
積極的にやって下さい。
そうすれば、あなたも、素晴らしい間の取り方が出来る
話し上手の人になれるでしょう。
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  ● 編集後記
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さて、前回の編集後記の続きであります。
「ザ・昭和」という雑誌を定期購読していた私の元に、
発行元のディアゴスティーニから突然プレゼントが届きました。
いったい、どんなプレゼントが届いたのでしょうか、というのが、
前回までのお話でしたね。
さて、いったい何が送られてきたかというと……
なんと、【ちゃぶ台】でありました!
非常に小さなもので、当然ながら日常的な使用に耐えられるような
ものではないのですが、ニス塗りの、濃い茶色をした、まあるい
ちゃぶ台が届いたんですね。
小さくて、しかも購読のおまけ、というものである割には
作りもなかなかしっかりしていて、味噌汁とお茶碗とめざしくらいは
ちゃんと乗っかりそうであります。
しかし、昭和の雰囲気を醸し出すアイテムという意味では、
ちゃぶ台はベスト3に入るものですね。
味のあることをやってくれます。
ということで、食事にも使えない大きさのちゃぶ台なんで、
使い道といったら、イライラしたときに、エイってひっくり返す
位しか思いつかなかったんですが、なんと同封された注意書きに、
 「決して乱暴に扱わないでください」
との文言が。
すでに、使い方について先読みされていらっしゃるようで(笑)
 
 

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