仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

  1. メルマガバックナンバー
  2. 38 view

自分の中の道具を使いきろう

おはようございます。水野です。
本題に入る前のお知らせであります。
来月の5月16日に、「高品質セミナー作成講座」を
開催いたします。
セミナーを開催されていらっしゃる方、研修講師の方、また、
自社内で講師を内製化しようとお考えの教育担当者の方で、
 ★ 受講者の成長を促すことを本気で考えている方
は、是非ご参加ください。
詳しくはこちら
 → http://sp.m-stn.com/seminar/semsemlive/
さて今日は、先日亡くなった、忌野清志郎さんの
事について感じたことをお話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● 椅子と木箱と棒
─────
唐突に質問しますが、椅子って何のためにあるのでしょうか?
座るための道具でしょうか?
それとも、他に何か役に立つもんでしょうか?
質問その2。木箱とは何のためにあるのでしょうか?
モノをしまうためのもの? 他に使い道は?
質問その3。棒とは何のためにあるものでしょうか?
人を叩くもの? 杖代わりに使う? 他には?
今、あなたの目の前に、これら、椅子・木箱・棒があっても、
いったいそれらをどうすればいいか、きっと分からないでしょう。
これら3つのものが目の前にあっても、それぞれはあくまでも
ばらばらのものであるわけですから。
しかし、ここに
「天井にぶら下がったバナナ」
をもってきたら、一体どういうことになるでしょう。
そう、椅子と木箱と棒は、とたんに
「バナナを取るための道具」
なのだという事が、人間だけでなく、猿にも分かるわけです。
なのに、バナナが無い状態で、椅子や木箱や棒を見で、即答で
「これらはバナナを取るための道具です!」
と答えることは、どんなに大天才でも無理なんですよね。
そこにバナナがあるだけで、大天才でも導き出せなかった答えが、
どんな凡人でも導き出せるようになるのであります。
バナナの存在って、偉大だと思いませんか?
 
 


─────
  ● 自分の中の道具を使う
─────
皆さんには、有益な知識や経験というものをお持ちのこと
と思います。
それらは、ここでいう、木箱や椅子や棒などに相当する、
何かを手に入れるための便利な道具に等しいものだと思います。
でも、その道具を使いこなしていない人って多いのでは
ないでしょうか。
その使いこなせない、大きな理由のひとつが
「目の前に天井にバナナがつるされていない」
ということにあるのではないかと、私は思うのです。
つまり、手にれたいものがはっきりしていないから、自分の
持っている道具が宝の持ち腐れになってしまうんですよね。
私は、2004年に入ってから、セミナー業に本格的に
取り組み始めました。
しかし、今まで自分はセミナーなんてやったことほとんど
なかったんです。
裏方業務だけはイベント会社の手伝いをさせてもらいながら
色々勉強していました。
しかし、実際に自分でセミナーをやるということについては
不勉強極まりない状態でありました。
セミナーでお話しする内容を作ったこともなく、人前で話す
方法についても、効果的なしゃべり方とか、そういったものは
ほとんど勉強したことがありません。
しかし、セミナーを行うという目的を掲げ、自分の中にある
道具を探したら
 「心理学の知識」
 「映像製作会社勤務」
 「高校時代の合唱指揮経験」
が出てきました。
この3つの道具を工夫して使えば、セミナーを作ることができる。
そう思ってこれらの道具を使ってセミナー作りにいそしみました。
 ・心理学の知識を使って、やる気にさせるプロセスをどう
  セミナーで構築していくのか。
 ・映像制作会社勤務時代に学んだ、情報にストーリーと演出を
  加えて、いかに相手に伝わりやすいものに表現していくのか。
 ・高校時代の合唱指揮経験をいかして、形のない想いを、
  いかにして目の前にいる複数の人たちに伝えていくのか。
これら3つの道具は、そもそもセミナーを作るために存在
するものではありませんでした。
だから私も、これらの知識や経験を普段の生活で活用した
ことは余りありませんでした。
ところが「セミナーをやる」という目的を掲げたとたん、
今までほこりをかぶっていた知識や経験が、とたんに役に
立つ道具へ変身したわけです。
目標・目的がはっきりすると、自分の中にある知識や経験が、
今まで思いもしなかったような便利な道具に代わって、あなたの
人生を助けてくれるようになるんです。
その目標・目的がはっきりさえしたら、たとえそれがいままで
やったことのないものでも、今自分が持っている道具を工夫して
使うことで、結構出来ちゃうこともあるんですよね。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
 明確な目的を持ち、それを実現する道具を自分の中から探してみよう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
この話を実践した事例として、私が一番すごいなあ、と思った
話は、アポロ13号の生還の話です。
3名の飛行士を乗せたアポロ13号が、帰還不能となるような
事故が起きつつも、NASAと飛行士達の努力により、
無事帰還した、というお話ですね。
映画「アポロ13」の中でもその時の話が描かれていましたが、
事故が起きた彼らは、限りある時間の中で、限りある資源を使って、
なんとか生還を試みます。
私が一番記憶に残っているシーンが、NASAのスタッフが、
アポロに搭載したものと同じものをかき集めてきて、それらから
帰還可能・生存可能となるための道具を作り出そうとしたところ。
一見、がらくたばかりにしか見えないものを、彼らは
必死に組み合わせていきながら、生還を果たすために必要な
ものを創り上げていこうとしていたんですよね。
もちろん、映画ですから脚色された点もあるかもしれませんが、
こういった
 ★ 目的を定め、達成するために今あるものを最大限活かす努力
という点は、多いに見習うものがあると思います。
人は往々にして、今あるものを洗い出し、それを最大限に活かす
努力をする前に、さほど洗い出しもせずに、自分には能力がない
とあきらめたり、無いものを得ようとする努力をしてしまいがち。
今自分の中にあるものを洗い出し、それを使って今出来ることを
120%のちからでやる。
目標をあきらめたり、新しいことに手を出すのは、これらを
やってからでも、遅くはないのかもしれませんね。
今日のメルマガは役に立ちましたか?
良かったらクリックしてください。
   → http://clap.mag2.com/maedroutri?20090506
  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
 ┌───
┌────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ
      ★☆★☆  高品質セミナー作成講座  ★☆★☆
 5月16日のライブセミナーはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsemlive/?sid=3t
       ※ 早期申込み特別価格は5月12日まで!
 DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t
 ┌───
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
  書けるようになりました。その『あること』とは・・・
   「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
  詳しくはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
 
 
━━━━━
  ● 編集後記
─────
連休も、今日でおしまいですね。
明日から活動開始という人も沢山いらっしゃることでしょう。
最後の休みとなる今日一日を、たっぷり堪能してくださいませ。
私の方は、連日事務所通いでしたが、思ったように
原稿が進んでいません。
きっと、明日は午前様になりそいうな予感が……(汗)
ということで、昨日の我が家のネコブログ。
あつみ♂が「せいくらべ」を歌っているんだとか。
傷だらけなのは、私の座椅子なんだけどね。
 → http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200905050000/
 
 
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
 → http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


最近の記事