仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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人が優しくなれるとき

おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
このたび、メルマガ発行者仲間でもある小倉広さんと、
合同でセミナーを行うこととなりました。
テーマは、「思考力と表現力の向上」です。
二人が出しているメルマガを題材に、どうやって、
ものを考え、そして自分の考えを表現するのか、
という事を、お互いがほじくり返して聞き出す、
という、なかなか他では見られないセミナーです。
このセミナー開催に先立ちまして、皆さんにご協力頂きたい
ことがあります。
ご希望の皆様に、私と小倉さんのメルマガベストセレクションの
pdfファイルを無料でプレゼントします。
この中にある合計20編のメルマガをお読み頂き、
「このメルマガがどうやって書かれたのか知りたい!」
というものを、双方いくつか選び、それを
アンケートでお答え頂きたいのです。
申込締め切りは3月4日の午前9時まで。
セミナーには参加できない、という方も、電子書籍は
無料でプレゼントしますので、是非アンケートにご協力
ください。
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さて今回は、ある女の子とお花屋さんの、感動的な
エピソードをご紹介しましょう。
では、まいりましょう!
 
 
━━━━━
  ● 女の子が花を買いに来た
─────
昨日一昨日と、ちょっと厳しめのお話が続きましたので、
今日は心温まるお話を。
ネットで、とっても素敵なお話を見つけましたので
ご紹介しましょう。
889 名前:774RR[sage]  投稿日:2013/02/26(火) 22:30:59.09 ID:qoK90EAf [2/4]  6年ほど前の今頃は、花屋に勤めていた。
 毎日エプロンをつけて店先に立っていた。
 
 ある日、小学校一年生ぐらいの女の子がひとりで花を買いに来た。
 淡いベージュのセーターにピンクのチェックのスカート。
 肩の辺りで切り揃えた髪が、動く度に揺れて愛らしい。
 フラワーキーパーの前に立ち止まり、真剣な面持ちで花を
 選んでいる。
 母の日でもないし、クリスマスでもないし、何のプレゼント
 かなぁと思って、しばらく様子を見ていた。
 あっちを見たりこっちを見たり、あまりにも
 一生懸命でなかなか決まらない様子だったので、
 「誰かにプレゼントするの? お誕生日?」
 と声をかけてみた。
 少女は首を横に振る。「お母さんにあげる」と言う。
「お母さんお花が好きなん?」と聞くと、今度は首を縦に振る。
 こんなおっさんが相手したら緊張して言葉にならないかなと
 思って、ニコニコ笑顔をがんばってみた。しかし、少女の口から
 思いがけない言葉を聞いて、胸がつまった。
 「パパが死んじゃったの。ママ元気ないの。だからお花あげるの。」
 そんな言葉を口にしながら、一生懸命お花を選んでいる。
 泣きたい気持ちで爆発しそうになった。
 「そっかぁ……お母さんきっと喜ぶねぇ。」
 笑顔を頑張れなくなってきた。
890 名前:774RR[sage]  投稿日:2013/02/26(火) 22:31:15.63 ID:qoK90EAf [3/4]  それから色々話を聞いてみると、つい最近お父さんが亡くなったこと、
 お母さんが時々泣いてるのを見かけること、おばあちゃんに、
 お母さんがどうしたら元気になるか聞いたら、お花がいいよって
 教えてもらったことがわかった。
 レジの後ろへ駆け込んで、しゃがみこんで急いで涙を拭いて、
 パンッパンッと頬っぺたを叩いて気合いを入れなおした。
 「どれにしよっか?お母さん何が好きかなぁ?」
 「これがいい。」指の先にはチューリップ。鮮やかな
 明るいオレンジ色。
 「うん、チューリップかわいいね。じゃあ、リボンつけるから
 ちょっと待ってて」
  女の子は大人しくじっと見ている。
 「お母さん早く元気になるといいね。」
 「うん。」
 出来上がった花束を大事そうに抱えて、ニッコリ笑ってくれた。
 「ありがとう」「気をつけてね。バイバイ」と言って手を振った。
 元気よく手を振りかえしてくれると思ったら、ぺこりとおじぎをした。
 小さな女の子が頭を下げる姿を見て、限界に来た。どしゃぶりの
 雨のように涙が溢れて止まらなくなった。
 もっと他に言ってあげられることはなかったか、してあげられる
 ことはなかったか。 そんな時に限って何にも出てこない。
 
 


━━━━━
  ● 人が優しくなれるとき
─────
891 名前:774RR[sage]  投稿日:2013/02/26(火) 22:31:32.10 ID:qoK90EAf [4/4]  急に思い立って、駆けていく少女を追いかけた。
 「ちょっと待って!」
 振り返ってきょとんとしている。「ちょっとだけ待ってて。」
 店に入ってきたばかりの小さな小さなチューリップの鉢植えを
 急いでラッピングして、 メッセージカードに
 「はやくげんきになりますように」とひらがなで書いた。
 その時初めて名前を聞いた。「みかより」と書き添えた。
 「これもいっしょにプレゼントしてあげてな。
 これは親指姫っていう名前のチューリップやねん。
 かわいいでしょ?」
 「うん。ありがとう。」もう一度、さっきより、
 もっといい顔をしてくれた。
 「バイバイ。ありがとうね。」 「バイバーイ。」
 花よりも何よりも、輝くように明るい笑顔だった。
 後日、お母さんと、おばあちゃんと、みかちゃんが店にやってきた。
 わざわざお礼を言いに来てくださったのだ。ピンクのチューリップで
 花束を注文してくださった。
 「この子はピンクが好きなんです。私がオレンジ色が好きなもの
 ですから、こないだはオレンジを選んでくれたみたいで」
 みかちゃんはただニコニコしている。
 花束を本当に嬉しそうに抱えながら、お母さんとおばあちゃんを
 交互に見上げる。
 「よかったね」おばあちゃんが頭をなぜる。
 お母さんは優しい顔で見ている。「うん!」
 お母さんはきっと元気になられたことだろう。
 小さな小さなみかちゃんの笑顔は、今も明るく
 輝いていることだろう。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
   相手の気持ちに触れて優しくなれると、優しさの善循環が起こる
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
このエピソードに登場する人たちは、みんな素敵な人たち
ばかりでしたね。
でも、これを読んでいるあなただって、この女の子のような、
そして、花屋の店員さんの様な優しさと振る舞いを、もちろん
出来るでしょう。
そう、人はみんな、相手の気持ちに触れ、その気持ちを
理解する事が出来たら、相手に対して、なんとかしてあげたい
という気持になってしまうものなんですよね。
このエピソードの場合、お父さんを失ってお母さんが
悲しんでいました。
その悲しみの気持ちに触れたとき、娘の女の子は、
お母さんを慰めたいと思って派なをプレゼントしようと
しました。
店員さんは、その女の子の気持ちに触れ、その子の想いを
もっと素晴らしい形にしてあげようと、メッセージカードを
付けたチューリップの鉢をプレゼントしました。
お母さんは、その女の子と、店員さんの気持ちに触れ、
わざわざお礼と、女の子へのプレゼントの花束を買いに、
花屋に訪れました。
みんなが相手の気持ちに触れ、その気持を汲み取っていく
ことで、素敵な優しさの善循環が生まれています。
しかし、もし女の子が、悲しむおかあさんの気持ちに触れず、
自分も寂しいのに、という気持で殺伐としていたらどうでしょう。
ひょっとすると、クラスでもふさぎ込んでしまい、始終
暗い顔をしていたかも知れません。
そうすると、クラスメートも、「あいつ陰気で暗いよな」と
女の子を避けるようになったり、いじめが生まれるかもしれません。
そうなると、クラスの雰囲気が悪くなって行き……なんてことを
考えていくと、なんとも恐ろしく、そして悲しくなってきますよね。
でも、その流れの中で、誰かが、相手の気持ちに触れてあげ、そして
その人に対して優しく接していくことで、この悪循環は断ち切られ、
そして、好循環の人間関係を生み出すことも出来ます。
全ては、どこでもいいから、誰か一人でも良いから、相手の気持に
触れて優しくなること。
そうすれば、みんなが幸せな気持になれる、という事を、この女の子と
店員さんは押してくれたんじゃ無いか、と思うんですよね。
つまり、たったひとりの心がけと優しさだけでも、集団の人間関係を
大きく改善することは、十分可能なのです。
だから、もしあなたの組織が、人に優しくなれない悪循環が
生まれていて、人間関係が悪い集団になっていたならば、
その悪循環を、是非あなたの「人の気持ちに触れた優しさ」
で断ち切って、周りの人たちを幸せにしてあげて下さいね。
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  ● 編集後記
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毛利の矢かなんかと間違えたんだろうか?
457 :おさかなくわえた名無しさん
  :2011/03/10(木) 22:08:31.78 ID:nWXNzzr+
 オカン「ほらほら、よく言うじゃない!人を呪わば毛が3本って!」
 オバケのQ太郎が脳内を飛び回った。

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