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人だけではなく、言動も肯定的に表現する

本日のテーマ:【本質を見誤る思考の罠】
おはようございます! 水野です。
昨日のメルマガで、身近な人を否定的に捉えると、
自分自身に弊害が出てくるよ、というお話をしました。


【反面教師は最悪の教師になる】

反面教師は最悪の教師になる


かいつまんで説明しておきます。
脳は否定的な言葉を理解出来ず、頭に描かれた状態に自動的に
近づいていく仕組みを持っている。
反面教師にする、ということは、「ああはなりたくない」という
人のイメージを、自分の脳内に何度も描くことになってしまい、
結果的に、なりたくない人になってしまう可能性が高くなってしまう。
だから、反面教師にしたい人が現れたときは、出来るだけその人を
意識せず、イメージをしないように気をつけるか、その人のいい所を
見つけ、そこだけを見るようにしよう。
それが、人間関係をよくするだけでなく、自分自身の人生をミスリード
されない、大切な考え方なのだ。
……と、こんなことをお話ししました。
で、この考え方なんですが、実は人に対してだけでなく、自分自身の
言動にも、同じように言えることなんですよ。
つまり、
 ★ 言動も否定的な表現を使わないで、肯定表現に置き換える
という事を、是非心掛けて欲しいんです。
これも、昨日お話しした脳の機能に基づくお話しです。
例えば、子供を叱ってばかりいる親でも、、
 「なるべく子供を叱らないようにしよう」
と、普段は考えている人も多いでしょう。
にもかかわらず、気がつくと叱ってしまう。
これは、「子供を叱らないようにする」と言い聞かせながら、
実は【子供を叱っているイメージ】を、脳に徹底的にすり込んで
いることになるわけです。
だから、脳はそのイメージに近づこうとして、叱りたくもないのに
どんどん叱ってしまうのです。
では、どうしたら良いかというと、皆さんご想像の通り、
 ★ 叱らないイメージではなく、子供を褒めているイメージを持つ
という事になります。
が、これだけだと、
「じゃあ、子供が悪いことをしたとき、叱らなくても良いのか?」
という話が出てしまうでしょう。
もちろん、しつけは必要ですから、叱らない訳にはいかないでしょう。
ではどうしたら良いか。
こういう場合は、
 ★ 叱るという行為の前に行う思考・言動を決めておく
という事が効果的であります。
叱りたい、という気持ちが湧いたとき、それをただ抑えるだけでは
ストレスも溜まりますし、子供にしつけも出来ない。
だから、叱る代わりに何をするのか、という事を、あらかじめ
自分で決め、それを行うのです。
例えば、
 ・なぜそんなことをしたのだろう? と、まず考える
 ・「なぜこんなことをしたの?」と子供の真意を聞き出す
 ・それをすることで親がどんなに悲しむか、その気持ちを伝える
といった感じで、「叱る」という行為の前に、効果的な代替案を
決めておき、それを行う、というわけです。
こうすると、単に取りたい行動を我慢し、身動きが取れなくて
ストレスが溜まる、という事は無くなり、なおかつ不用意に
叱ることなく子供に接することが出来るでしょう。
しかも、「子供を褒めている」という、良好な親子関係が
脳内にイメージできているので、仮にそのプロセスを経て
叱ったとしても、双方に不必要なストレスが生まれることも
ないでしょう。
この方法は、子育てに限ったことではなく、他人や環境によって、
自分がネガティブな反応をしてしまうケースに有効です。
まず、自分にとって、その他人や環境との関係において、理想的な
自分の反応を決め、その上で、好ましくない反応が出てしまうときに
代わりに行う、効果的な代替行動を決めておく。
こうすれば、ストレスも軽減されますし、現状が改善する可能性も
飛躍的に高まります。
単なるポジティブシンキングではなく、
 ★ ポジティブなイメージと、ポジティブな代替行動
をセットで行うことが、気持ちと現状を変える、効果的な
方法でしょう。
ぜひ、試してみてくださいね。
 
 
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P.S.
今週の「みんなで考えよう」、テーマは
「あなたにとってお客様とは何か?」
です。
こちらの記事をお読みの上、あなたが考える「お客様」
とは何かを、是非聞かせて下さいね。
詳しくはこちらをご覧ください!

あなたにとって「お客様」とは何か?


 
 
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  ● 編集後記
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塩は思いついたけど、砂糖は思いつけなかった……
タイトル【面接官「鉛筆で砂糖と塩を描き分けて下さい」】
31 名前:VIPがお送りします[]  投稿日:2012/11/02(金) 21:43:29.90 ID:iCcT7OlL0
 デブが幸せそうに舐めている絵と
 デブが土俵にぶちまけている絵でおk
 

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