どうもです! 水野です。
本日のメルマガは、2008年12月に発行したものです。
騙されたくない、という気持が強い人が陥りがちな落とし穴について
お話しています。
自分にも思い当たる、という方は、是非読んで下さいね。
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● 俺は絶対だまされないぞ!
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セミナーや研修で講師をしていると、そんなに多くはないのですが、
たまに、思いっきり敵対心むき出しの状態でいる人に出会います。
もう、最初っから、こちらの話を聞こうという姿勢はなく、
全身から、
「お前の話なんかに心動かしたりするもんか! だまされないぞ!」
みたいなオーラを発して、徹底的にガードを固めてくるんですね。
こういった人はたいてい、何かのきっかけで会社を信頼できなくなり、
被害者意識があまりに強くなってしまった人に多いようです。
こういった、被害者意識が強い人は、疑り深い思考が根深いようで、
とにかく、何でもかんでも疑ってかかります。
セミナーや研修だけでなく、本などに書いてあるちょっといい話なんかも、
「これが本当かどうか分からんからな! だまされないぞ!」
と疑ってかかるみたいです。
確かに、今は世知辛い世の中で、隙あらば人をだまそう、という輩も
確かにたくさんいます。
ですから、こういった慎重さというものは、全員持ち合わせておいた
方がいいのかもしれません。
しかし、本当にそうやって、何でもかんでも疑ってかかっておけば
安心なのかというと、私は決してそうは思えないんですよね。
むしろ、こういった考え方の方が、損をしてしまうんじゃないかと
思えてならないんです。
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● 疑うメリットデメリットを考える
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以前の私も、だまされないぞ、という気持ちが強い人間でした。
ですから、いろんな話を聞いても、
「それは本当なのか?」
という疑いの気持ちを持って聞いていました。
ですから、あまりだまされたりしたことはありませんでしたが、
今、自分を振り返って考えてみると
■ かなり損をしてしまった
と、強く感じるんです。
なぜなら、色々なものを疑ってかかっていたが故に
■ 貴重な情報や考え方というものまで切り捨ててしまった
という事に、色々勉強することによって気づいたんですね。
さらに、この疑うという意識をもう少しじっくり考えてみると、
この意識の中には
■ 自分はだまされたくない、損をしたくない
という気持ちは強くあるのですが、肝心の
■ 自分はどうないたいのか、どんな得が欲しいのか
といったことは、一切明確になっていなかったんです。
そして、その後出会った疑り深い人の思考パターンを観察してみると、
やはりこの【自分がどうなりたいのか】という点を明確にせず、
モヤッとした意識のままで【自分はだまされたくない】という気持ち
だけが強い人が多いようなんですよね。
今は私自身、色々な情報を変な疑いの意識を持って排除することは
少なくなりました。
では、以前よりもだまされて、損をするようになったのかというと、
決してそんな事はありません。
確かに、人や情報に対して、期待はずれだと感じたり、お金を払って
みたものの、うーんとうなってしまったことは多々あります。
しかし、それ以上に、今まで排除してきた情報に有益なものがあり、
それらのメリットは、期待はずれのものを買ってしまったデメリットを
埋めてあまりあるものでしたし、残念な結果に終わってしまったもの
からも、その失敗と通じて学べたことは多々ありました。
そう思えるようになったのも、
★ 自分がどうなりたいのかを明確にする
ことができたからなんですよね。
目的を持たずに、自分が損しないように生きようとするよりも、
人生の目的を持った上で、そこに向かうためにはリスクも背負う、
という覚悟と意識を持って生きた方が、結果的には有意義な毎日を
暮らせるのではないか、と私は想うんですよね。
もしあなたが、疑り深い人間だったとしたら、自らが進むべき道を
しっかり見据えた上で、その疑卯という行為が生み出すメリットと
デメリットを、じっくり考えてみるといいかもしれません。
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今日のトーク術・まとめ
人生に目的を持ったうえで、疑うメリットとデメリットを考えてみよう!
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疑り深い人の気持ちをよくよく聞いてみると、
■ だまされたくない
という気持ちが強い人が多いようです。
しかし、だまされないとは、いったいどんな状態なのでしょうか?
いや、もっといえば、今はだまされていないのでしょうか?
私は、人間というものは基本的に四六時中、何かにだまされて
生きているものだと思っています。
社会に流れている情報は、全て真実ではなく、情報発信者、
または情報受信者の勝手な都合で編集された不十分なもの。
そんな情報にまみれて、私たちは生きている訳ですから、
だまされていないと思っている人は、それこそ、そう思って
もらいたいとしている人たちにだまさされているようなもの。
だから、だまされないように生きるということは、事実上
不可能だと思うんですよね。
だから、どうせだまされているのであれば、自分自身はどう
だまされて生きていくか、という事について、きちんと考える
べきではないでしょうか。
幸いにも、私たちは、何を信じていくか、という事についての
選択権は持っています。
だとしたら、その権利を十二分に駆使し、自分が歩んでいきたい
人生に向かっていけるような情報を積極的に受け入れ、そして
その情報を活用していく方が有意義だと思うんです。
生きていく上に置いて大事なことは、だまされないということではなく、
■ 自分の人生にとって、有意義な情報を受け入れる
なのですから。
ですから、だまされないぞ、という気持ちに振り回されすぎず、
人生の目的を明確にして、有意義な情報をどんどん取り込んで
いって下さいね。
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紆余曲折をしてきた人生を、『私の成長物語』としてまとめてみました。
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2012年に起きた、自分の人生にとっての大きな転機となった
2日間の出来事を綴った「独白シリーズ」はこちらです。
人生に行き詰まっている人には、励みになるかも。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/1832670.html
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● 編集後記
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ハーバードにこういう学部学科があるのかどうかも疑わしいし、
こんな問題が出たと言うことも疑わしいし、本当にに94%の
日本人が間違えたかも疑わしい……
でも、確かにこれ、間違えやすいよね。
625 名前:水先案名無い人[sage]
投稿日:2014/11/27(木) 11:19:32.66 ID:Tjvo2xqD0
日本人の94%が間違える問題
【問題】吉,小吉,中吉,末吉を良い順に並べよ.
(ハーバード大学哲学部日本学科,2008)
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