仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

  1. メルマガバックナンバー
  2. 37 view

お客様の立場で出来る事

━━━━━
  ● 短期間で治療してもらうために……
─────
先日のメルマガで、歯医者に行きましたという話を書きましたが、
昨日の午前中に無事治療が終了しました。
虫歯の治療箇所3カ所、型を取って詰めたところ2カ所、
あとは上下ともの歯石取り、という治療内容。
計4回の通院で、すべての治療が完了いたしました。
この治療が早いか遅いかは解りませんが、たぶん早いほうなんだろうと
私は勝手に思っています。
というのも、当初提示された治療計画は、この倍くらいのスケジュール
を提示されていましたから。
もちろんこれは、先生側が手抜きをしたスケジュールを出してきた訳では
なく、患者の身体的負担を考慮したり、または、他の患者さんたちの
治療スケジュールの混み具合なんかを考慮したモノだと思います。
でも、わがままな私は、そこをお願いし倒して、最速スピードの
治療をお願いしたんです。
でも、先生はそれに応えてくれ、最後だった今日は、
「今日は、お客さんが少ないみたいだから、全部やっちゃいましょうか!」
と言って、予定外の虫歯治療をやってくれました。
何ともありがたい話であります。
歯医者にかかわらず、私は結構わがままな客で、文句があれば
すぐにお店の人に言うし、要求したいことがあれば、あまり
遠慮せずに、ずけずけとお願いしてしまいます。
普通、こういうお客さんは、お店の人から嫌われるわけで、
実際昔は結構煙たがられることが多かったと思うんですが、
最近は、あまり煙たがられなくなったような気がします。
それは、たったひとつのことを心がけているからなんです。
さて、その心がけていることとは……
 
 


━━━━━
  ● お客様の立場で出来る事とは?
─────
 お客は店員からサービスを受ける権利があり、
 店員はお客にサービスをする義務がある。
おそらく、この言葉に異論を唱える人はいないでしょう。
しかし、権利を受ける側の人間が、それがもう当然、という
気持ちで、義務を果たす側にそれを強要するという気持ちでは、
私はいけないと思うんですよね。
だって、義務を果たす人は感情を持った人間でしょ?
だったら、自分にサービスして当たり前、という態度で
ふんぞり返って自分に接してくるような人に、心から
サービスしてあげよう、という気持ちになれるでしょうか?
「おまえ、そこをきちんと対応するのがプロってもんだろ!」
という人も出てくるかもしれません。
確かにそれは正論です。
でもね、現実として、サービス業としてのプロ意識を持って
働いている人ってほとんどいませんよ。
私の感覚では、たぶん10%以下でしょうね。
そんな現実を無視して、「そこを対応するのがプロ」と言いながら
期待するサービスが受けられなくて文句を言っている人は、
きっといつまでたっても、自分の期待を満たされることはないでしょう。
つまり、客としての権利を十二分に受けるためには、権利を受ける
立場として、義務を提供する店員さんに対し、出来るかぎりの
事をやった方が良いと思うんですよ。
それは何かというと
 ★ 店員さんに気持ちよく働いてもらう
という心配りであります。
お客の側から店員さんの方へ、この心配りの意識を向けて、
その心配りが店員さんに伝わると、店員さんも、気持ちよく
そのお客さんに接してくるはずです。
プロ意識が無くったって、気持ちのいい人には、気持ちよく接しよう
という意識は、人間だったら普通に持っていますからね。
そうやって、店員さんに
 ★ この人を喜ばせてあげたいな
という気持ちになってもらえるようなコミュニケーションを
取っていくことで、おのずと、自分が喜ぶようなサービスを
受けることが出来るんですよね。
多少のわがままだって、その要求事項が、ある程度筋が通って
いるモノだったら、この人を喜ばせてあげよう、という気持ちで、
少々無理してでもやってくれたりするもんです。
だから、私は、何かサービスを受けるときには、なるべく
相手の人たちに対して、気持ちよくなるようなメッセージを
送るよう、心がけています。
もし、質の高いサービスを受けたかったら、試してみて下さいね。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
  質の高いサービスを受けるためにも、相手に気持ちよく働いてもらおう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
では、具体的に私はどんなメッセージを発信しているのかというと、
 ★ 喜びと感謝
の言葉であります。
その人がやってくれたことに対して、素直に喜びの気持ちを伝え、
そして感謝する、という、ただそれだけ。
「そんなことするのは当たり前だろ」
ということだって、うれしければ素直に喜び、そして感謝のお礼を言う。
たったこれだけで、ものすごく店員さんとコミュニケーションが
きちんととれるようになるんですよね。
最初は結構恥ずかしかったりもするんですが、慣れてくれば、
照れくささはなくなります。
ただ、まだ私自身身に付けきっていないので、油断すると
喜びや感謝のメッセージを送りそびれてしまったりして、
まだまだ修行が足りないんですけど(汗)
でも、こういったことを心がけていたときと、そうでないときでは、
明らかに
 ★ 店員さんの笑顔と態度
に違いが出ているんですよね。
で、そういった笑顔や態度で接してもらえると、
こちらもとっても気持ちよくなるんですよね。
……しかし、しかしです。
私としては、こんな気分良いことを経験するたびに、
  やれ客には権利があるだとか、
  やれ店員には義務があるだとか
そんなこと言っていることがばからしくなって来るんですよね。
要するに、お客と店員の立場とか、権利や義務とか、そういった
ややこしいことを考えないで、
 ★ 常日頃から、自分がしてもらってうれしいことを人にやる
という、シンプルな原理原則を、ただただ粛々と日々実践していけば、
結構幸せな毎日が送れるんじゃないかな、と思うんですよね。
甘っちょろい考えのように聞こえるかもしれませんが、
私は、今のところ、この考えで困ったことは、ないんですよね。
 
 
◆◆ 教材・セミナーのご案内 ◆◆
 ┌───
┌────
●コーチ・講師・コンサルタント・カウンセラーの方必見のセミナー
 自分の商品・サービスの単価が倍増し、なおかつお客様が今まで以上に
 満足し感謝されるようになる、品質向上のための具体的手法を学ぼう
  ★☆ 水野式・自己分析によるゼロからの商品発掘セミナー☆★
   →http://sp.m-stn.com/seminar/analyze/index.php?sid=3t
 ※ 8月29日(金)開催分、募集開始しました!
 ┌───
┌────
●なぜ、私が研修やセミナーの9割以上をクチコミやリピーターで集客でき、
 そして参加者の8割に成果をもたらす、そんな信じられない高品質セミナー
 を毎回創り上げられるのか?
 セミナー構築アドバイザー水野浩志が語る本物のセミナーメソッド。
 ただ今、【限定無料公開中】!
  詳しくはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/freesem/index.php?sid=3t
 ┌───
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
  書けるようになりました。その『あること』とは・・・
   「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
  詳しくはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
 ┌───
┌────
● 私に5時間ください。そうすれば私はあなたを、
  『参加者に確実な成果をもたらす講師・教育者』
  に大変身させることができます。
  セミナー参加者の8割に対し、48時間以内に行動を促すほど
  高品質なセミナー・研修構築術を今ここに公開します。
  詳しくはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/index.php?sid=3t
 
 
 
 
━━━━━
  ● 編集後記
─────
先日テレビを見ていたら「日本語の乱れ」ということについて
国語世論調査の発表がありました。
そこで、私がびっくりしたのは、「煮詰まる」という言葉が、
考えが行き詰まったという意味ではなく、充分に検討され、
あとは答えを出すだけ、という意味だったという事実。
私、こういった言葉の正誤って、間違いやすい言葉特集、
みたいなクイズ番組なんかをよく見ていたんで、結構
知っているつもりだったんですよね。
しかし、この言葉は盲点でした。もうすっかり膠着状態を
意味しているとばかり思って、疑いもしませんでした。
でも、よくよく考えてみれば、「議論を煮詰めていこう」なんて
言い方するときは、結論見向かってじっくり話し合っていこう
という意味になるわけだから、煮詰まった、ということは、
結論が出る状態だ、といわれたら、それはその通りなんですよね。
今回は、言葉の意味を知らなかったと言うことよりも、
そう考えることが出来なかった自分が……
 [`皿´] くやしいです!

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


最近の記事