仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

  1. メルマガバックナンバー
  2. 35 view

インパクトに頼ると

こんにちは、水野です。
いつものメルマガの前にお知らせを。
2月25日にライブセミナー、
  「人の心を動かすメールセミナー メルマガ事例編」
を開催いたします。
これからのビジネスにおいて、重要なスキルのひとつとなる、
  「人に喜ばれる情報を継続的に発信できる力」
を身につけるための考え方、方法をお知らせいたします。
前回の受講者の感想も新たに掲載いたしました。
セミナーの詳細と合わせてご覧下さいませ。
 → http://sp.m-stn.com/seminar/magsem/
※早期申込特別価格のお申込み期限は2月19日となっております。
 残り4日となりましたので、ご興味ある方はお早めにお申し込み
 下さいませ。
さて、本日は、印象に残る自分を演出したい、とお考えの方に
参考になるかもしれないお話をしたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● プロポーズの名シーンが……
─────
ずいぶん前の話になるんですが、とても興味深いテレビ番組が
放送されていたんですよ。
その番組は、おもしろ場面・名場面といった内容で、
テレビのハプニング映像から、素人の撮ったおかしな
映像まで、笑えるもの、感動するものを集めました、
というもの。
こういう番組、今でも良くありますよね。
だから、さほど珍しいものではないですし、迷・珍場面が
記憶に残ることがあっても、番組そのものが記憶に残る
ことなどないんですよ、普通は。
しかし、私の記憶に残っているのは、番組のいちコーナー
だったのですが、忘れられないインパクトを持って放送
されたのでした。
内容は、「迷・珍プロポーズ集」というもの。
意表を突いたプロポーズシーンを撮ったものを集めて
コーナーを作っていたんですね。
テレビ番組中にプロポーズするアナウンサーといったような、
ドッキリカメラみたいな仕掛けを作ってプロポーズする人たちが
目白押しでした。
そういった、インパクトのあるプロポーズを5本くらい見せて
ひとしきり面白がった後で、番組のMCの方が、
「実は、これらプロポーズをしたカップルのその後を追ったところ
 5組中4組が離婚していました」
というコメントを述べたのです。
そのときは、
「せっかく、あんなこったプロポーズしたのに、まったくだめだなあ」
と笑っていたのです。
でも、今冷静に考えると、これはとっても怖いことだったんだと、
この思い、ぞっとしているのであります。
 
 


━━━━━
  ● インパクトに頼ると
─────
「人は出会った瞬間の印象によって大きく左右される」
と、まことしやかに言われています。
「人は見た目が9割」
なんてことも言われています。
とにかく、合った瞬間に、人の評価が決まるのだ、ということが
かなり重要で、あたかも人生を左右されるかのように言われて
いるのです。
これはまさに事実であります。
始めに人に与える印象は、今後のその人との付き合いにおいて、
尋常ならざる影響を与えてしまうのです。
……なんてことを言うと、
「じゃあ、これから私は、第一印象を最大限に高めるために
 何かをしなければいけない」
と、舞い上がってしまう人って、少なからずいるんですよね。
で、そういう人は、
 ■ 第一印象をいかに印象良くするか
ということに、心を砕き始めるのです。
ところが。
人間というものは、通常社会生活をしていると、一度あっただけで
関係が終わってしまう、ということって、あんまり無いんですよね。
通常は、継続的なお付き合いに発展していくわけであります。
そして、お互いが認め合う関係になると、永続的なお付き合いと
変わっていくわけですよね。
さて。
人間というものは、付き合いが長くなっていくと、最初の印象よりも、
後から得られる印象の方が、強く残るわけです。
そして、無意識のうちに、今の印象と、その前の印象とを
比べて、その差をにらみながら、自分自身が大切にされて
いるかどうかを測ってしまう習性があるように、私は思うん
ですよね。
そういう観点から見ると、第一印象に力を入れすぎて、その後の
付き合いに、力を入れないと、相手としては、
 ■ 調子良いのは最初だけだったのね、この嘘つき
という気持ちになってしまうわけであります。
インパクトのあるプロポーズをして結婚にこぎ着けたカップルの
ほとんどが離婚をしてしまっている、というのも、こういった視点で
見ると、うなずけるところもありますよね。
第一印象が大事だと言うことに、あまりに振り回され、
その一転に力を注ぐことは否定しませんが、もっと大事なことは、
 ★ その人と、どういった姿勢で永続的に接していくか
ということの方が、重要だったりするんですよ。
もし、あなたが印象的な第一印象を与えたいのならば、
今後一生のお付き合いをしていく中において、無理のない
範囲で、印象を与えていくように考えてみてくださいね。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
 第一印象のインパクトだけで、人間関係をどうにかしようとするな!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
私も講師という仕事柄、初めて人に会うケースが多いわけです。
で、講師である以上、最初にあったときに、ある程度のインパクトを
与えないといけない立場でもあるわけです。
まあ、研修やセミナーなど単発的なものだから、そのときだけ
やり過ごせば事は済む、という考えで、最初にめちゃくちゃ
インパクトのある演出をして、そこで参加者の心をぐっと掴む、
という手もあるわけです。
でも、私は、福島先生から教えを頂いた
 ★ 受講者とは一生のお付き合い
という考えを持っておりますんで、その場限りのインパクトで
後は知らないよ、と対処することが出来ないんですよね。
そんなことしたら、受講者の方達に見透かされてしまいますから。
だから、いつ会っても自然につきあえるような、自分が背伸びしない、
自然体の姿のままで接することを心がけています。
そういった考えの中で、初対面でインパクトを与えるために
どうしたらいいかを考えてみると、その方法は、
 ★ 自分が背伸びしない、自然体の姿でもインパクトがある
という人間となるしかないんですね。
つまり、そういった人間になるためには、小手先のテクニック
だけでは対処できるはずはないわけですから、結局は
 ★ 存在でインパクトが与えられる様になるまで、ひたすら自己研鑽
ということになる訳であります。
要するに、まだまだ未熟な私なんぞは、
 ■ 第一印象で人の心証を操作し、それで相手をどうこうしよう
などと考えるのは、100万年早い、ということですな。
今日のメルマガは役に立ちましたか?
良かったらクリックして
   → http://clap.mag2.com/maedroutri?20090216
  ※コメントも書けるようです。
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
 ┌───
┌────
● 個人ブランドを確立するために必要な情報発信力を身につけよう!
    ★ 相手をうならせ虜にする自己表現力を身につける ★
           人の心を動かす文章の作り方
           ~ メルマガ事例解説編 ~
   2月25日開催です。 早期申込み特別価格は2月19日迄!
  → http://sp.m-stn.com/seminar/magsem/index.php
 ┌───
┌────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ
      ★☆★☆  高品質セミナー作成講座  ★☆★☆
 3月14日のライブセミナーはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsemlive/?sid=3t
 DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t
 ┌───
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
  書けるようになりました。その『あること』とは・・・
   「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
  詳しくはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
 
 
━━━━━
  ● 編集後記
─────
昨日は、講師サミット2009でした。
いやあ、400人を超える人たちが一堂に会する、というのは
壮観でしたね。
お声をかけてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
私は、人の顔と名前を覚えるのが苦手なんですが、今回お声掛け
頂いた方達は、なんとか皆さん、顔と名前を思い出すことが出来て
私自身、ホッとしました。
是非、このイベントでお土産をたくさん持って帰って頂き、
明日からの講師生活に活かしていってくださいね!!
さて、かみさんが書く我が家の昨日のネコブログ。
お友達残酷物語。あつみの野生の本能は健在なのであります。
 → http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200902150000/
 
 
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
 → http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


最近の記事