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エイプリルフールにつくウソについて考える

おはようございます。水野です。
いつものメルマガの前に、お知らせを。
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次回開催が5月16日と決定しました。
参加者が変化し、成果が生まれるセミナーや研修を作るためには、
 ※受講者が行動変容を起こす、具体的な心理的要素とプロセス
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さて、今日は、エイプリルフールですよね。
ということで、今日はウソというものについて
考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● 一杯のかけそばに見る心理
─────
改めまして、今日はエイプリルフールですね。
今日だけは、罪のないウソをついても良いとされています。
皆さんの中にも、この人にこんなウソをついてやろう、と
考えている人もいらっしゃるかもしれません。
私は、ウソをつく、いう言葉で、いつも思い出してしまうのが、
「一杯のかけそば」
の話なんですよね。
これは、おそらく皆さんがご存じのお話かと思いますが、
念のためどんなお話か書いておくと……
※※※※※※
とあるおそば屋さんに、大晦日の日、子供を2人連れた母親が来店し、
「かけそばを一杯もらえないでしょうか」
という注文を出しました。
貧しそうな身なりをしたその3人に、よっぽどの事情があるのだろうと
思った店の主人は、その注文を笑顔で受けます。
それから毎年、その3人の親子は、大晦日になるとそのおそば屋さんに
やってきて、3人で一杯のかけそばをすすりこむのでした。
しかし、あるときを境に、ぱたりとその親子がやってこなくなりました。
店の主人は、毎年、今年こそ、あの親子が来るのでは、と期待して
いましたが、その後何年もの間、この親子はそのそば屋にやってきま
せんでした。
そして、10数年の時が流れた、ある日の大晦日の晩。
身なりが立派な男性と、おばあさんがやってきました。
それは、かつて3人で一杯のかけそばを食べていたあの母と子供でした。
子供達は、立派に育ち、一人は医師に、そしてもう一人は、
銀行マンになっていました。
三人は、大晦日で最高の贅沢をしようと思い立ち、このおそば屋さんに
やってきたのでした。
三人は注文しました。
「かけそば、3杯ください」
と。
※※※※※※
この話が有名になった当時は、もう大変な騒ぎとなりました。
国会までもが、この話を取り上げ、それで全国的に知られるようになり、
果ては映画まで出来るようなフィーバーぶり。
しかし、この話は実話だったと言われていたのですが、実は
創作話だったという話になり、またその作家が、寸借詐欺を
働いて逮捕され、この感動話は、ウソつきものの作り話、
と言う評価をされるようになってしまいました。
そのときの多くの方達が起こした、「裏切られた!!」という
ヒステリックな反応が、何とも強烈な印象となって、私の頭の中に
残っているんですよね。
 
 


━━━━━
  ● ウソについて考える
─────
さて、ウソというものを、もう少し掘り下げて考えてみましょう。
ウソというのは、まず、本当だと思えるような話があり、
その後、まったく違う事実が正しいと知り、先の話がウソだと
分かる、というプロセスになりますよね。
で、この、始めに聞いた話と、後から聞いた事実のギャップに対し、
人は何らかの感情を持つ、ということになる訳です。
例えば、私がこのメルマガで
「今日、うちのかみさんが事故に遭いました」
と書くと、おそらく皆さんは心配してくださることでしょう。
しかしその後、
「なんてウソです。かみさんは元気ですよ」
と書いてあったら、心配が安心に変わります。
逆に、
「あなたに一億円をプレゼントします」
と言っておいて喜ばせた後、
「なんてね。ウソだよ」
と言うと、喜びが残念という気持ちになります。
つまり、マイナスの気持ちがプラスに、また
プラスの気持ちがマイナスに、急に変わるというのが、
ウソの持つ、ひとつの特性なんですよね。
しかし、いずれにしても、この手のウソには、もう一つの
感情がついて回ります。
それは【怒り】と言う感情。
上に挙げたどちらの話も、結果的には腹立たしさを感じて
しまうウソになります。
しかし、エイプリルフールに許されているのは、
 ■ 罪のないウソ
なんですよね。
人間の感情を、大きく触れさせることをすればするほど
怒りのエネルギーというものも大きくなります。
「一杯のかけそば」の話も、実話だからこそ感動したんだ、
という人たちが、アレは創作話だと聞かされたとたん、
がっかりするとともに、強い怒りを示しました。
これほどの怒りを感じさせてしまうと、
 ■ 罪のあるウソ
と思われてしまうことにもなるでしょう。
実は、罪のないウソをつくのは、とっても難しいんですよね。
ウソをつく場合、よほど工夫を凝らさないと、ほとんどの場合、
人が怒るという悪い感情がついて回ります。
今日、誰かにウソをつこうとしている人たちは、そのウソによって
強い怒りを買わないかどうか、ぜひ、もう一度考えてみてくださいね。
今日許されるウソは、あくまでも「罪のないウソ」なのですから。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
     ウソには人を怒らせる力があるので気をつけよう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
では、人を怒らせないようなウソの付き方というのはあるのでしょうか。
そのひとつの方法として
 ★ 先にウソであることをばらしておく
という方法があります。
後でウソだと知るから、人は怒るのであって、最初からウソだと
思っていれば、怒ることはなく、むしろそのウソを楽しむことが
出来るでしょう。
ただ、最初からウソだと解っている人に対して、ウソをつき、
そして、そのウソで人を楽しませるというのは、なかなか難しい
ものです。
でも、それにチャレンジすることで、人の気持ちを動かす感性は
磨かれるんじゃないかな、と思うんですよね。
そんなわけで、今日一日限定で、あちこちのサイトでは、
エイプリルフールイベントをやっています。
そういったサイトを見て、素敵なウソの付き方をお勉強しましょう。
ちなみに、私が好きなサイトはこちら
 → http://kanegon2009.m-78.jp/
ウルトラマンで有名な円谷プロのサイトですが、4月1日限定で、
怪獣達がいろんなことします。
芸の細かさに笑えること請け合い。ただし、2チャンネルの
知識はいるかもしれませんが。
ということで、せっかくのイベント。
ぜひ、楽しいウソ、笑えるウソをついてくださいね。
今日のメルマガは役に立ちましたか?
良かったらクリックしてください。
   → http://clap.mag2.com/maedroutri?20090331
  ※コメントも書けるようです。
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
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━━━━━
  ● 編集後記
─────
昨日は、友人三人で東京駅で飲んできたのですが、
どの店も、やけにサラリーマンでごった返していました。
平日の夜だというのに、この盛り上がりは一体何だと思ったら、
送別会ラッシュだったんですね。
そういえば、昨日は3月31日。会社勤めから離れて久しいので、
そんなイベントがあることなど、すっかり忘れていました。
今日からは新年度。今度は、歓迎会の季節ですね。
皆さん、くれぐれも飲み過ぎないよう。
ちなみに、私は、飲み過ぎでダウンし、昨日はメルマガが半分しか
書けず、今朝早起きして、慌てて残りを書いている状態であります(汗)。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介の食後のお決まりごと。かみさんにはそう見えるのか。
 → http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200903310000/
 
 
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
 → http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html

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