仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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学生からの電話

おはようございます。水野です。
今日は、ある企業からかかってきた営業電話について
考えて見たいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● こんにちは! ○○大学の□□と申します!
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昨日、事務所で仕事をしていた時に、電話がかかってきました。
出てみると、若い男性の声で、元気よく、
「こんにちは! ○○大学の□□と申します!」
という声が。
大学生から電話は珍しいので、メルマガの読者が
電話をかけてきたのかな? と思ったんですよね。
最近、学校などでも話をしているので、なんかの講演依頼かな、
と思ったりしたわけです。
そう思いながら、彼の挨拶を聞いていたところ、
 「私は○○大学の2回生でして、現在△△社でインターンを
  しております」
ふむふむ、なるほど……ん? インターン?
 「でですね、御社のホームページを拝見させていただきまして、
  ホニャララのようなサービスをご提案させていただきたく
  思いまして……」
うーん、どうも雲行きが怪しい。
てか、営業電話じゃないか。
そこからさき、電話の向こうの大学生は一生懸命喋って
いるのですが、私の方は、この不快でたまらない営業電話を
どうやって切ってやろうかという考えで一杯になったので
ありました。
 
 


━━━━━
  ● つじつまの合わないトークは不信感を生む
─────
私は基本的に、営業の人達にはそれほどつれない態度は
取らないんですよね。
私自身、営業活動の大切さも知っていますし、それに、
本当に価値のある提案がいただけるのならば、それはそれで
有意義ですからね。
だから、電話などのアプローチがありましたら、一応話は
聞くんですよ。
しかし、どうしても最後まで話を聞く気にならない場合が
ときどきあります。
それは、どういう場合かというと、
 ■ 伝えていることのつじつまが合わないケース
なんですよね。
今回で言うならば、最初に大学名を名乗ったのに、
その後の話は企業の営業だった、という事。
人によってとらえ方は違うかもしれませんが、私には
  「大学名、関係なくね?」
って思ったんですよね。
関係ないのになんで名乗っているのか、私思うに、
 「とりあえず法人名を出すと営業と思われて警戒されるかも
  しれないが、大学生だと言えば油断して話を聞いてくれるかも」
という思惑があるからに違いないんですよ。
いや、本当はそういう思いがあるわけではないかもしれませんが、
受け手である私は、そう思ってしまったんですよね。
そこでもう、私は
  「俺も舐められもんだな」
という気持ちになって、話を聞く気なんか全然無くなって
しまったんですよね。
で、あとはもう、こんな会社のサービスは、絶対使ってなんか
やるもんか! って気持ちになってしまった訳です。
でもまあ、一応私の解釈に誤解があり、他にもっときちんとした
理由があって学校名を名乗ったのかもしれないと思い、念のため
確認したんですよ。
しかし、やっぱりきちんとした返事はありせんでした。
最初は、学生だから名乗りました、とか言っていたんですが、
 「会社の仕事で電話をかけるなら、学校は関係ないでしょ?」
と問いただすと、口ごもってしまって。
さらに色々と問いただしていくと、どうやら会社からの指示で
言っているとのことでした。
結局、インターンを営業に使い、大学名を名乗らせる意味は
明確にはわかりませんでしたが、学生達の学校名を自分の
ビジネス拡大に利用するという考え方を平気でする会社とは
仕事が出来ないと思い、お断りをしました。
正直言って、こういう営業って、件名に「至急のご連絡です」
とか、読まないとまずそうな事が書いてあって、本文見たら
出会い系サイトの紹介だった、といったようなスパムメールと
本質的にはなんも変わらないと思うんですよね。
そういうことを、平気でやる会社に、学校がインターンを
出しているというのは、いかがなものか。
今回は少々感情的に書いておりますが、そういった
 ■ つじつまが合わなくてもちょっとだまして目先やり過ごせばいい
といったようなビジネスを、学生達に教えている会社がある、
という事に、憤りを感じているからなんですよね。
もしあなたが学生ならば、インターンに行く会社はしっかり
選んでくださいね。
そしてもしあなたが、学生のインターンを受け入れる側に
いるのだとしたら、世の中を舐めたようなビジネスのやり方を
教えるようなことは、決してやらないでくださいね。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
    つじつまの合わないようなビジネストークはしない
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
その営業電話でありますが、電話を切るときに、大学生の彼に
最後にこう伝えました。
 「今回の、私が不快に思ったことと、その理由は、
  是非上の人に伝えて欲しい。
  でも、伝えることが怖いのなら伝えなくてもいい。
  また、今後は大学名を先に名乗るような、人をだますような
  トークはしない方がいいと、私は思う。
  でも、上からの指示でやれと言われていて、命令に背くことは
  出来ないと思うのならば、それを続けてもいい。
  インターンが終わったあと、その会社に入社するかどうかは
  私はわからないが、私は今回のあなたとのやりとりにおいて、
  そちらの会社に不快感を持った。
  それは、あなたのせいではなく、会社の指示のせいである。
  しかし、いくら会社の指示であっても、きっとこんな事を
  言われるのは、あなたも面白くないだろう。
  今後あなたは社会に出て、人を不快にするようなビジネスをして
  そのたびに、今回のような気持ちになるような、そんな仕事
  を選ぶのか、それとも、違う道を選ぶのか。
  今後就職活動をするときは、今日のことを思い出して、
  会社選びをしてみてね」
こんなこと言ってると、また
「きれい事ばかり抜かすな」
といわれてしまうかもしれませんが、でも、私としては、
人の気持ちをだまそうとする様なアプローチをしなくても、
有効な営業が出来るように思えてならないんですよ。
ということで、今回は批判的な事ばかり書いてしまったので、
次回は、相手に響く営業トークをどうやってしたらいいかについて
考えて見たいと思います。
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  ● 編集後記
─────
最近、多重録音にはまっています。
といっても、鑑賞するだけですけれど。
昔は何万円もするマルチトラックレコーダーを買わないと
出来なかったようなことが、今ではパソコンとフリーソフト
を使えば、非常にローコストでひとり楽団が出来てしまう
訳ですからね。
また、youtubeなど、個人でも発表できる場が
あるわけですから、本当に良い時代になりました。
やってる人達も皆楽しそうですしね。
私もいつか挑戦して、youtubeにアップしたいと
思っているのですが、できるんかなぁ……
さて、我が家の昨日のネコブログ。
啓介の、ジャンプ力を見てください! 撮影苦労しました(^^;;
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20090604.html
 
 
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