仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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先生の姿勢

おはようございます。水野です。
本編の前に、新しいセミナーのお知らせです。
講師、コーチ、コンサルタントの方で、セミナーを
軸においたビジネス展開を考えている方向けの、
マーケティングセミナーのご案内であります。
私自身、長年やりたいと思っていたセミナーですが、
なかなかこれは、という人に出会えずにいました。
しかし、ついに、
「この人のマーケティング手法なら皆さんに紹介できる」
という人と出会うことが出来ました。
セミナーの企画と集客に頭を悩ませている方は、
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  土曜日受講希望の方はお申し込みをお急ぎ下さい。
さて今日は、ネットで見つけ思わず自分の姿勢を振り返って
しまったお話をご紹介したいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● いじめられっ子の作文
─────
小学生の時僕はイジメられていた。
無視されたり叩かれたり・・・死にたいとは思わなかったけど
学校に行くのはとても辛かった。
イジメをするのは一部のクラスメートだけだったけど他の子たちは
自分もイジメられるのが怖くて、誰も助けてはくれなった。
ある日授業で「自分のお父さん」の事について作文を書く
授業があった。
先生はなんでもいいんだよ。遊びにいった事とか
お父さんの仕事の事とかでいいと言っていた。
けど僕はなかなか書く事ができなかった。
クラスの子達はみんな楽しそうに書いている中、
僕一人教室のなかでひとりぼっちだった。
結果から言うと作文は書いた。
書いたのだが「自分のお父さん」というテーマとは
違う事を書いた。
あとで先生に怒られるかも・・・またこれがきっかけで
イジメられるのかなと子供心にとても不安だった。
でもそれしか書けなかった。
作文は授業の終わりと同時に集められ先生は
 「じゃあ来週発表会をします。」
と言った。
先生はそのまま教室を後にした。
その後は頭を叩かれてイジメられているふだんの僕がいた。
「じゃあ今日は発表会をしてもらいます。」
今日は作文の発表会の日。
先生が選んだ中から順に書いた本人に読んでいって
もらいますと先生は言った。
 「僕のお父さんは・・・」
 「私のパパはよくおならをします。」
クラスの子たちのおもしろい文章にみんな笑ったり、お父さんの
仕事に驚いたりしていた。でも僕は全然聞いていなかった。
ただひたすら
 「僕の作文は選らばませんように」
ただ祈って下を向いているだけだった。
発表会は順調に進みあと10分で授業も終わるところまで来ていた。
僕は少し安心していたのだがその期待は無駄だった。
「じゃあ最後に〇〇君に読んでもらいます」
頭の中は真っ白だった。
「あの、先生・・・僕はお父さんの事書いてないです。」
クラス中から非難の声が上がった。
 バカじゃねえの?廊下に立ってろよオマエ
様々な声が飛び交ったが非難の意見はみんな一緒だった。
もうどこにも逃げられなかった。
「静かにしなさいっ!」
突然の大声に教室は静まり返った。
「先生はどうしても読んでもらいたいの。
 だからみんな聞いてください」
 
 


━━━━━
  ● 先生の姿勢
─────
 「ぼくのお父さん。
 僕のお父さんはいません。
 幼稚園の時に車にはねられて死んだからです。
 だからお父さんと遊んだのもどこかへ行った事も
 あまりありません。
 それにお父さんの事もあまりおぼえていないです。
 写真があるのでみましたがおぼえていないです。
 だからおばあちゃんとお母さんのことをかきます。
 お母さんは昼間しごとにいってお父さんののかわりに
 働いています。
 朝はやくから夜おそくまでいつも働いています。
 いつもつかれたといってますが甘いおかしやたいやきを
 買ってきてくれるのでとてもだいすきです。
 おばあちゃんはげんきで通学路のとちゅうまでいつも
 いっしょに歩いてきてくれます。
 ごはんはみんなおばあちゃんが作ってくれてとても
 おいしいです。
 お母さんが働いているので父兄参観の時にはおばあちゃんが
 来てくれます。
 みんなはおまえの母ちゃんババァなんだとからかって
 くるのではずかしったけどでもとてもやさしいいい
 おばあちゃんです。
 だからお父さんがいなくても僕はあまりさびしくありません。
 お母さんとおばあちゃんがいてくれるからです。
 お母さんはお父さんがいなくてゴメンねと言ったりするので
 早く僕が大人になって、仕事をしてうちの家族のお父さん
 代わりになってお母さんとおばあちゃんの生活を楽にして
 あげたいと思います
 だからおばあちゃんには長生きしてねといつもいっていて、
 お母さんにはいつも肩をもんであげています。
 二人とも泣いたりするのですこしこまるけどそんな
 お母さんとおばあちゃんが僕は大好きです」
一気に僕はしゃべった。
先生には死んだお父さんのことを書けばいいのにと言われると
思ったし、クラスの子達からは
 「おまえお父さんがいないのか?」
 「もしかして捨て子だったんじゃねえか?」
とまたイジメられるのかなと思ったりしていた。
顔をあげる事もできなかった僕は救いを求めるように
先生の顔を見てみた。
先生は立ったまま泣いていた・・・
先生だけではなかった。
他の子たちもみんな泣いていた。
僕が始めて好きになった初恋の子は机にうずくまって泣いていた。
イジメていた子たちもみんな泣いていた。
でも僕にはなぜみんな泣いているのか分からずにいた。
どうして?
お父さんがいないからお母さんとおばあちゃんの事を
仕方なく書いたのに。
どうしてみんな泣いているのだろう?
 「〇〇君・・・」
 「はい・・・」
 「先生は人の心が分からないダメな先生でした。
  ゴメンなさい。世の中には親御さんのいない子も
  いるのにね。
  そういう子たちの事も頭になくてお父さんの事を
  書いてだなんてあなたの事も知らなかったとはいえ
  本当にごめんなさいっ!」
先生は顔を覆ったまま泣き崩れていた。
それがその日起こった出来事だった。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
    間違ったことをしたときに謝る姿勢を子供に見せよう
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
  嘘をつかず、正直でいましょう。
  悪いことをしたら、きちんと謝りましょう。
大人たちは、子供に対して、こういうことを言いますが、
その言葉通りに行動し、その生き方を子供に見せている
大人が、果たしてどれだけいるでしょうか。
特に、社会人向けのセミナー講師も含め、「先生」と
いわれている人たちの中には、嘘を平気でつく人や、
間違ったこと、悪いことをしても、それを認めて
謝罪をしない人もたくさんいます。
ただ、実際は、生徒の前で、きちんと自分の非を認め、
それを謝罪するのは、そう簡単な心構えでは出来ません。
だから、謝罪することが出来る人は少ないのでしょう。
また、講師の世界では、弱い部分を見せるな、といったような
ことも、まことしやかに語られています。確かにこれは正しい。
しかし、その理屈を逆手にとって、己の非や誤りを認めずに
いて、それが生徒や受講者にとって、あまりよろしくない
状況になっていくことはままあります。
だからこそ、先生や講師といわれている人たちは、
何かあったときに、きちんと
 ★ 自らの過ちに対して、謝罪する姿を見せる覚悟
を持つべきだと思うんですよね。
さて、その後、この男の子はどうなったでしょうか。
続きをご覧下さい。
次の日からなぜかイジメられなくなった。
相変わらず口悪くからかったりはされたけど、
殴られる事はなくイジメのリーダー格の子に
遊びに連れていってもらえるようになった。
先生はその後の家庭訪問でその日の出来事をおばあちゃんに
話して謝っていた。
作文の事は僕は話もしていなかったので少し怒られたけど
話を聞いた母も今は亡くなったばあちゃんも、うれし泣き
みたいなくちゃくちゃの顔で叱ってくれた。
僕も立派な、人に誇れるような仕事はしていないけど
家族のおかげで一人前の大人の男にはなれたとは思う。
大人になった今でもその時の事はなぜか覚えいるし
ふと思い出したりもする。これが僕がかける自分の思い出です。
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  ● 編集後記
─────
最近、事務所に座りっぱなしが多く、しかも変な姿勢で座るクセが
ついてしまったせいか、腰のあたりが痛くなってきました。
ということで、これは何とかしなければ、ということで、
フィットネスボールというものを買って、それを椅子代わりに
使うようにしました。
いやあ、これはなかなか良いですね。
私、背もたれのない椅子で作業するのに慣れてたんで、
こんな不安定なボールに座って長時間作業できるのかな、
と思っていたんですが、何時間も座っていても、全然
つかれません。
まだ、腰回りの改善が図れたかどうかは分かりませんが、
少なくとも、すごく姿勢の良い状態を様時間キープしながら、
デスクワークが出来るようになりました。
1000円くらいで買ったんですが、最近の中では、なかなか良い
買い物のように思います。
皆さんもお試しあれ。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
読書の秋、本の争奪戦、といった構図で、ひっそりと宣伝(笑)
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20091004.html
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そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
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最近、教材や商品、セミナーのご紹介の依頼を頂くことが良く
ありますが、基本的には全てお断りしております。
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