おはようございます。水野です。
本編の前に、お知らせです。
来る11月21日に、私の朋友、上村光弼さんと一緒に、
出版記念講演を行うこととなりましたが、開催が
あと2週間後に迫って参りました。
9月に「一流の部下力」と言う本を出された上村さん。
そして、10月に「結果を出す人の勉強法」を出した
水野が、本には書ききれなかった話を、半日かけて
させて頂きます。
私の話はともかく、上村さんのお話は、組織の中で
働く人たちにとって、必見の内容です。
私自身も、先日講演を聴かせて頂いて、本当に勉強に
なりました。
そして、主催は、これまたいつもお世話になっている、
講師サミットの主催者でもある、須子はるかさん。
そんな二人の友人と一緒に、前向きに働こうという
人たちに向けて、全力でお話しさせて頂きます。
私のメルマガをお読みになっている方なら、絶対聞く価値ありの、
このW講演会に、是非皆さんいらして下さいね。
講演会の詳しい内容はこちらです。
→ http://www.bestseminar.jp/event/w_publication.html
さて今日は、ある日本人の言葉に影響を受けた
外国人のお話をご紹介したいと思います。
では、早速参りましょう!
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● サムという外人社員
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今日もまた、某掲示板で見つけた書き込みです。
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うちの会社(中小っていうか小企業・業界と社名は伏せる)に
やってきたサム(黒人・仮名)。
日本語結構話せる。超真面目。
堅いを通り越してお前は馬鹿かっていうくらい真面目。
どれくらいかっていうと、のんびりだらだら主任クラスが
残業代目当てに残業してる中、定時でタイムカード切って
それから残りの仕事をやっつけるくらい。
本人曰く、
「営業のヒトは僕らの残業代稼ぐために頑張ってるわけじゃないもの。
会社と家族のためだもの。
僕らもコストカットに協力しなきゃいけない。
そうすれば全体の利益が増えて皆幸せになれる」
うちの管理職連中に聞かせてやりたいと心底思った。
まあサビ残が増えるっていう面もあるんで、その時は
「うんうん」
くらいで済ませちゃったけど、なんか考え方が日本人
ぽいなあって思った。
そんなサムは、米の国の南の方の出身らしいので、
割と暑さには強いんだろうと勝手に思ってた。
偏見なのかもしれないけど、肌黒いし。
でも、明らかに暑そうで汗ダラダラでも、決して
社内ではスーツを脱がない。
下手すりゃ作業着にサンダル履きで取引先と話をする
日本人がまわりにうじゃうじゃいるのに……
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● 日本人から教えられたインド人の学び
─────
で、ある日聞いてみた。
「何でスーツ脱がないん?」
「日本人はTATOO嫌がるって聞いたから……」
なんでも、シャツから彫り物が透けて見えたりしたら皆いい
気分にはならないだろうから、とのこと。
日本は湿気多いし汗もかきやすいから、肌に貼りついて
見えたりしたら不味いだろうと。
それを聞いた自分は、興味津々で
「どんなの彫ってあんの?」
って聞いてみた。
で、嫌々ながら見せてくれたサムの左の二の腕には
「生活」
・・・・・・・正直言葉が出なかった。
サム曰く、向こうにいるうちの人間に教えてもらったとのこと。
「いいか、お前ら『Life』とか『God』で全部すませちまう
けれど、人はみんな何かと関わって生きてるんだ。
生きている以上、周りを『活かさなければ』生きてる
価値はねえ。
同じように、周りに『活かされてる』から自分は
生きていられるんだ。
だから日本じゃ『生活』なんだ。
神様なんざ関係ねえ。
だいたいお前の信じる神様は一度だってお前を救った
ことがあんのか?」
(以上超意訳、酒飲んでる時の話らしい)
幸いにしてサムが宗教を捨てることはなかったし、その人間も
「そんなこと言ったっけかなー」
くらいのノリだったんだけれども、『相互扶助』の精神は
伝わったらしく、それを忘れないように彫ったとのこと。
なんとなく自分を省みて、ちょっと真剣に生きることに
ついて考えてみようと思った出来事でした。
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今日のトーク術・質問
いい話を聞いた時、あなたはどうしていますか?
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もしあなたがサムなら、日本人が語った「生活」の話に対し、
どのようにリアクションを取るでしょうか。
多くの場合、なるほど、素敵な話だなあ、とは思うものの、
それで終わってしまう人も多いのではないでしょうか。
この話から学ぶべきことは、サムが受け取った素晴らしい教え
ではなく、その学びに対して、サムが取った行動だと思うのです。
まずひとつ目は、
★ その話を忘れないように体に刻み込んだ
ということ。
いい話を聞いても、ほとんどの人は、それを常に日々
思い起こせる工夫をしていませんよね。
でも、サムは、タトゥーという方法で、自らの体に
刻み込んで、日々思い出せるようにしています。
この工夫は、とっても大事だと思うんですよね。
もうひとつの学ぶべきところは、
★ 学んだことを日々の行動に落とし込んだ
ということ。
「周りを活かすことによって、自分が活かされる」
といった言葉は、このメールマガジンを読んでいる人なら、
一度は聞いたことがあるんじゃないかと思います。
その言葉に感銘を受けたとしても、それを実際に
日々の生活の中で、どのように行動に落とし込むか、
ということまで考えている人は、やっぱり少ないでしょう。
サムは、定時にタイムカードを押し、残業代を受け取らず、
その分解者に利益を残そうとしました。
そうすることによって、周りを活かそうとしていたわけです。
誤解して欲しくないのですが、私はサービス残業を
賞賛しているわけではありません。
そうではなく、よいと思った学びを、感情的満足で終わらせず、
サービス残業という「具体的な行動」で実践したということが
素晴らしいと思うのです。
このメルマガの読者の方から、ありがたいことに
「とても素晴らしい話を聞かせてくれてありがとう」
といったメッセージをよく頂きますす。
それはそれで嬉しいことなのですが、一番嬉しいのは
その学びを、具体的に日々の行動に落とし込んで
実践してくれることなんですよね。
ぜひ、このサムのように、よいと思った学びを忘れない
工夫をして、日々の行動にその学びを落とし込んで下さいね。
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● 編集後記
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一緒にネットで見つけた、ちょっと切ないお話
俺もクリスマスに高級フレンチレストラン予約して、
当日予約30分前に「他に男がいるの」と言われ彼女に振られたので、
キャンセルの電話を店に入れるも「無理」って言われた。
さすがに一人だと店で浮くので、何とかしようと思うが打つ手無し。
仕方がないのでタクシーで店に向かう途中、ドライバーに、
「ご飯食べました?かくかくしかじかでおごりますから、
食いませんか?」
と言って、なんとか一人は免れた。
気が動転して、「料理も金も無駄にしちゃいけない」という事
しか頭になかった。
ふと気が付いたら、カップルに囲まれて男二人でフレンチの
フルコース食ってた。
死にたかった。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
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