今回は、ネットで見つけたお話を
ご紹介したいと思います。
こちらをご覧下さい。
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821 名前:名無しさん@おーぷん[sage]
投稿日:平成31年 04/19(金)11:26:43
ID:M0R
結婚して半年足らずの頃、通勤の
満員電車に乗っていて、結婚指輪が
食い込んだ箇所が痒くなった。
ミチミチに詰まっていたので身動き
できず、手を体に擦りつけて指輪を
指からずらしたら、そのまま指輪が
すっぽ抜けて落ちてしまった。
誰かに踏まれたら終わりだ!
なくしたら嫁に怒られる!
と青くなり咄嗟に
「すみません!落し物しました、
すみません!」
と叫んだ。
当然ながら周囲は反応なし。
しかし
「結婚指輪を落としました!新婚です!
拾わせて下さい!」
と叫んだら、ズズズ………と周囲が
動いて、自分のまわりがポッカリ空いた。
幸い指輪は真下に落ちていて拾えた。
「ありがとうございます!」
と言うとまた人がズズズ………と動いて
元のミチミチ満員に戻った。
皆が優しいことと、詰めればまだ
スペースがあったことに驚いた。
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いかがでしょうか。
満員電車の謎のスペース問題は、
まあ脇に置いて(笑)。
この話で、とても勉強になるのは、
タイトルにも書いたとおり、
★ お願い事をするときには、
真っ直ぐにお願いする
ことの大切さです。
お願いする内容のレベルにも依るところも
あるでしょうが、基本的に、お願いをする
ときには、編に気を遣ったり、申し訳なさ
そうにしたり、迷惑を書けまいとするよりも
どストレートに、直球でお願いする方が、
大切なんですよね。
上の話でも、
> 「すみません! 落し物しました、
> すみません!」
という言葉では、誰も動きませんでしたが、
これは別に、周りの人が意地悪だから、
ということでは無いわけですよね。
おそらく、彼の周りの人たちも、この
言葉だけでは、どうしたらいいか解らな
かったんだろうと思うんですよ。
変にへりくだって謝ってるけれど、
何か落としたようだけれど、何を
すれば良いのか解らない……
いやいや、落とした、と言ってるんだから、
何か拾いたがっている、ってことは解る
だろう。
そう思う人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、人というのは、想像以上に、
他人の言葉を積極的に解釈しようとは
しないんですよね。
だから、お願い事をするときには、
真っ直ぐに伝える必要があるのです。
真っ直ぐに伝える、と言うのは、
★ やって欲しいことを、分かりやすい
理由と共に、端的に伝える
ということです。
上記の彼も、
> 「結婚指輪を落としました!新婚です!
> 拾わせて下さい!」
と、理由と共にやって欲しいことを
端的に言うことで、周りも、事情と、
自分がやるべきことがわかって、
スペースを空けてくれたわけです。
道々の満員電車の中で、1人の男性が
しゃがみ込むほどのスペースを空ける
ことは、並大抵のことでは無かったはず。
それでも、乗客のみんなが、彼の真っ直ぐな
お願いで、一斉に動いたわけです。
お願いって、しても良いんですよね。
不遜な態度や横柄な態度はまずいですが、
変にへりくだったり、卑屈になって、
要らぬ言葉を重ねたり、あやふやに
ものを言いながら、相手の気遣いに
期待したりなどということをするのは、
される側も気分良くないし、迷惑な
行為なんですよね。
だから、お願い事があるときには、
真っ直ぐ、して欲しいことを、理由と
共に相手に伝えること。
是非それを、心掛けていきましょう。