主体性を持って生きる、ということは、
多くの人が大切であると語っています。
しかし、それは解っていながらも、
主体性を持って生きることが出来ずに
いる人も少なくありません。
特に自己肯定感を持てない人、自己否定が
強い人に、この傾向が強く出ているように
思います。
で、実は、こういった主体性が持てずに
生きている人には、非常に特徴のある
思考癖があります。
それは何か、というと、
■ ジャッジの思考癖
なんですよね。
ジャッジ、とは何か。
日本語では、審判とか、判定、と訳されて
います。
つまり、先ほど挙げた、自己肯定感が
持てない人や自己否定が強い人は、
自分の考えや言動に対して、常に、
良し悪しのジャッジを下す。
そして、そのジャッジは、大抵悪いもの
になるので、結果的に、
「自分はダメなヤツだ」
と言う判定を自分に下して落ち込む
わけです。
さて、これがなぜ主体性を奪う思考癖だと
言えるのか。
それは、ジャッジが持っている、本質的な
意味が、
■ 他人が客観的に良し悪しを裁く
ということだからであります。
自分自身のことを、他人のスタンスに立ち、
勝手に良し悪しの裁きを与えているだけ。
自己肯定感が持てない人、自己否定が
強い人は、こうして、無意識のうちに、
自分を裁きながら、
■ 無意識のうちに、自分自身を他人事化
していってしまっているんですよね。
そんなことを、日々繰り返していたら、
そりゃあ、主体性なんか持てるはず
ありませんよね。
だから、もしあなたが、上の話を読んで
思い当たるならば、そして、主体的な
生き方をしていきたいと思うのならば、
この、ジャッジの思考癖を変えていく
必要があります。
では、どうすればいいか。
それについては、次回のブログで。
次回のブログはこちらです。