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自責思考が辛くなったときは

こんにちは! 水野です。
昨日のメルマガで自責という事を勘違いしているケースの
お話をしました。


【えせ自責行為で満足するな】

えせ自責行為で満足するな


このメルマガ、結構反応がありまして、あちこちから、
同意した、とか、反省した、と言うメッセージを頂きました。
まあ、反応があるのはとても嬉しいんですが、個人的には、
結構仕事が詰まっていて、差し迫った状況で書いたため、
かなり乱暴な書き方をしてしまったかな、という反省も
あったんですよね。
なので、今日はそのフォローを書こうかな、と思ったんですが、
私の友人が、実に素晴らしいことをfacebookで書いてくれたので、
こちらを全文ご紹介しようと思います。
以下お読み下さい。
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【自責】
この『自責』というキーワード・考え方。
これは僕自身、かなり肝に命じているというか
こうありたい、あるべきだと思っている
キーワードのひとつであります。
そして、今日この『自責』ということについて
考察・深堀する機会があったのですが、
その直後にメールチェックをしたところ
この記事タイトルが飛び込んできたわけで…
「おっ!なんとタイムリーな…」と思って
じっくり読ませていただいたわけです。
コチラ⇒ えせ自責行為で満足するな:

えせ自責行為で満足するな


で、この記事をお借りしつつ、今日の自分の考察の整理、
備忘のためのアウトプットをしておこうかと。。。(¨ )
・・・
全ては自分の責任だとの前提を持って物事にあたる。
この効能というか、なぜそうしたほうが良いのかといえば…
例えば会社で部下の電話対応がなってなくて
トラブルが起こる、クレームになる。
ったくー!
こんなことも出来ないのかよ!!
もう~勘弁しろよな(-“-)
と、その起きたトラブルに相対する前に
部下に対する「憤り・怒り」といったものが
まずこみ上げて来てしまい、その自身の感情に巻き込まれる。
コレって、トラブルに対処するにあたっては
決してよろしくない、望ましくないコンディショニングを
自分自身でしてしまう事になるわけで…
こんなのもトラブルは部下の責任という
他責思考が生み出すデメリットの1つです。
しかしコレをきちんとした対応を指導していなかった、
したつもりではいたけれど、実際にできるようになるまでは
自分が教えていなかった。だからトラブルが起きたんだ。
こう考えられれば、余計な感情に巻きこまれることなく
即座にトラブル対応にスッと臨めるわけです。
目の前に起こった事象・トラブルが
⇒他責思考だと想定外なので動揺してしまう
⇒自責思考だと想定内なのである程度冷静に臨める
こんなことかもしれません。
そして、さらに言えば
日頃から自責思考でいれば自ずと部下への
指導の質も変わり、結果的にはトラブルを生むような
事象はそもそも起きない、減少する。
こんな感じのメカニズムがよく言われる、
「他責でなく自責思考で物事にあたるべし!」
ってやつのわかりやすいロジック・仕組みの
ひとつだと思うわけです。
全ては自分の責任としてとらえる、
そういう決意・覚悟をして日々臨む。
いや、確かに。
もう、そのとおり、返す言葉はございません。
その方が自分自身も結果的には楽になるし
実際にいろいろな事も自責思考で行った方が
うまく回りだしたように思います♪
よし!俺は自責思考でこれからもいくぞ!!
と、僕も過去に当時の会社の社長から指導され、
日々の仕事に取り組む中でその効能を実感し、
自分の重要な信条のひとつとして、
常に意識してきたわけです。
・・・
しかし、、、です。
コレってやっぱり、、、
時々しんどくなるわけですよ^^;
いや、そんな、いくらなんでも勘弁してよ…
と他人の責任にして言いたくなってしまう事に
ぶち当たったりもするわけです。
全ては自分の責任なんだ
いや、もう、おっしゃることは
全くもって正しいのはわかるけど
そこまで自分を追い込まなくても…
なんて思いが頭をもたげてきたりもするわけです。
時々
そしてこの葛藤にぶち当たり、しんどくてしょうがない、
自分がめちゃくちゃ追い込まれてしまった時に
いや、でも、俺は自責思考でいくと決めたんだ!
全ては自分の責任なんだ!!
と、無理矢理に言い聞かせ、そこを【絶対死守】
しようとした時に苦肉の策で出できてしまうのが
=考え方を変えられない自分が悪いんだ=
という、水野さんの言うところの
「えせ自責」ってやつなのかも と。
我が事に置き換えて過去の自分を振り返ってみると、
水野さんの
> 「考え方を変えられない自分」とやらを勝手に創り出して、
> それに上手くいかない責任をかぶせよう、という無意識の
> うちに生まれる魂胆。
>
> この考えの根底にあるのは、他責をしている人の根底にある
> ものと、全く同じように思うんですよ。
コレ。いや、もう、確かに。
見透かされ、核心を突かれ
あ、イタたたた…(>.<)なわけです うーん。。。 完全に追い込まれてしまった。。。 チェックメイト・万事休す?!?! (そこまで先回りして、追い詰めるなんぞ 意地が悪すぎるぜ水野くん…(笑)) ・・・ (ーoー)y~~~ ふぅ さて、ここから。 今日、僕が考察・深堀してみた【自責】の捉え方の話です。 (前振り、長っ!^^;) 全ての事象は自分が引き起こした(引き寄せた)モノである。 この概念を自責というキーワードに照らして 考えてみようというのが今日の考察だったのですが 全ての事象は全て自分の責任 と、捉えてみた時に、どこかでちょっとしんどく 感じてしまう部分が自分の中に残っている気がする。 これはなぜなのか?と 考えてみたわけです。 あらためて『自責』という言葉を考察してみると この言葉、自分でも頻繁に使っていたわけなのですが、 どうもコレの使い方として、自分に対する『戒め』的な 前提・要素が多分に含まれているよなぁと思ったんですね。 そして自分の『責任』という言葉。 ここから受けるイメージとしては全てを自分で 背負うみたいな感じがどうしてもあるわけです。 更に言えば『自責の念』とか使うように 自分を責めるというのがそこにはあるわけで。。。 いや、コレは、まさに自分で自分に シンドクなるための暗示を入れている?! なんて側面もあったりするのかも と。 で、自分の中での現時点で一番シックリくる 始末のつけかた、捉え方として行き当たったのが ちょっとした言葉・表現の置き換えです。 『自責思考でいこう!』に近い意味合いとして 自己啓発等でよく言われる常套句に 『自分自身が源(みなもと)なんだ』というのがあります。 水源とか音源とか光源とかに使われる いわゆる元ってやつですね。 『全ての事象の根源は自分にある。』 『全ての事象の責任は自分にある。』 この2つの微妙なニュアンス・感じ方の違い ここに何か突破口があるかもしれないと思ったわけです。 そして『自分の責任』を『自分の役割』に置き換えてみる。 例えば 〈目の前にいる人が暗い〉 この状態はまずい、何とかせねば支障がある なんて時に 自分の【責任】という風に捉えると ありとあらゆる事を考えなければいけない。 まずは原因分析をして、方策をいくつか考えて、 段取りを踏んで、実行していかなければ こんな具合に様々な事が頭を巡ると、 つい及び腰になってしまうわけです。 でも、これを自分の【役割】と捉えると 例えば、自分の役割が光源ならもっと強く光ればいいだけ 音源なら明るくなるような音を出せばいいだけ 水源なら目の前の人をリフレッシュさせるための 飲み水や、沐浴するための水を提供するだけ。 みたいな感じで、自分の役割・できる事にフォーカスして、 ただそれを行うだけでいい、だってそれしかできないんだから。 みたいな うーん。。。 何かうまく説明できないのですが^^; この微妙に違う感じが今日、僕の中では キンコンカンコンと鐘がなったんです(笑) そんなの、結局同じことでしょ と言ってしまえば、そのとおりではあるのですが。。。 こうした置き換えをしてみると 何かのトラブル・ネガティブな事に遭遇した時の 自分の心持ちが僕自身は随分違うかもなと感じたんですね。 水野さんの記事にある > 自責思考とは、
>
> 「目の前で起きた出来事を自分に責任があると考える」ことで、
>
>  ★ その出来事に対して、今後自分はどう考え、行動していくのか
>
> ということを決めて行くことが重要となります。
コレができる人、できる精神状態にある時ならば
もちろん、コレはそのとおり、それでOKだと思うわけです。
でも、どうしてもシンドクて『えせ自責』に
ついつい逃避してしまいそうな時
自分で責任を背負って、どう考え、行動していくのか
そんな風に自分で自分をコントロールできない位に
追い込まれてるモードの時には
『責』を外して『役』に徹する
こんな変換をしてみると、
フリーズ状態から抜け出せるかも。
そんな風に思ったわけです。
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……いかがでしたでしょうか?
非常に優しさ溢れるメッセージじゃないでしょうか。
この友人は、以前うつ病になり、通院もしていたという
経験をしています。
そんな彼だからこそ書けるメッセージだなあ、自分には
書けないなあ、だったら、私が頑張って書くより紹介
しちゃえ! という事で、紹介させて頂きました。
なお、記事はこちらから引用させて頂きました。
https://www.facebook.com/tomori.mind.heart
ちなみにこの友人は、以前高校の恩師のことを書いたときに
その先生から「水野をよろしく頼むな」と言われた1年生の
ときの同級生、その人であります。
その時のメルマガはこちらです。
こちらはこちらで、今読み返してみても感動的なお話なんで、
是非読んでやって下さい。
【新刊に書けなかった恩師からのメッセージ】

新刊に書けなかった恩師からのメッセージ


 
 
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● 今週の【やる気を生み出す言葉の定義を考えよう!】
今週のテーマは「上司」であります。
今回は2種類の立場で考えて下さい。
投稿は、こちらの記事にコメントを投稿する形でお願いします。
「部下の立場で考える上司」の場合の定義はこちらの記事に

やる気が出てくる言葉の定義 ~上司とは何か?~


そして、「自分自身が上司」の場合の定義はこちらの記事に

やる気が出てくる言葉の定義 ~上司とは何か? その2~


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自己表現や情報発信力、教材開発のスキルを磨く各種教材は
こちらからお求めになれます。
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● ライブセミナーのお知らせ
現在、自社開催のライブセミナーの予定はございません。
水野が講師を務める、または講演をさせて頂く、
一般公開されている、セミナーや勉強会は、
以下の通りです。
中小企業のための自律分散協調型組織・実践講座
http://www.belicoun.co.jp/seminar/
※ 対象は、中小企業の経営者の方たち向けとなっています
 
 
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  ● 編集後記
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すごいハイカラなじいさんだな
74 名前: 水先案名無い人:2008/12/12(金) 22:16:50 ID:YEFCE3vZ0
 やっぱりお年よりもいるもんなんだね。
 うちのじいちゃんも2ちゃんの生活板とかに入り浸ってるよ。
 86歳だけど。
 ハゲヅラ板で
 「バーコードはみっともないからやめろ。男らしく剃れ」
 ってレスしてた。

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