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● 草木も眠る……
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実は今、とっても後悔しているんです。
なぜあんなことを約束してしまったんだろう、と……
現在、時間は深夜12時を回りました。
かみさんはもう寝ています。
今の電気は消え、ついている電気は私の部屋だけです。
そんな状態の中で、私は今、いろんな怖い話が載っている
サイトを一生懸命調べまくっているんです。
いや、別に私は怖い話好きな人間じゃないんです。
むしろ嫌いなんですよ、この手の話。
でも、前々回のメールマガジンで
「怖い話のポイントはこれだ! というテーマでメルマガ書きますよ」
といってしまった手前、書かないわけにも行かず、
で、どうせ書くならきちんと調べて書かなきゃいけないし、
ということで、あっちゃこっちゃの恐怖サイトを、ドキドキしながら
調べているんです。
本当は、昼のうちに調べものを済まして書き上げる予定だったのに、
急な仕事が入ってしまって、こんな時間になっちゃって……
と、泣き言を言っててもしょうがない。
ここはもう、皆さんにも怖い思いをしてもらいましょう。
怖い話をするポイントをお話しする前に、ぜひこちらのサイトを
ご覧ください。
→ http://www.j-inagawa.com/sale/dvd_sp.html
ここには「稲川淳二の怪談伝説」というDVDのサンプル動画が
ありますので、この画面にある一番右のサンプル動画を見てください。
「林間学校」
という怖いお話しであります。
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…………………………
……………………
………………
…………
……見ましたか?
それでは、見ていただいた方から、次へお進みください……
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● 怖い話は○○○てくる
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さて、
ビビリモードを振り捨てて。
皆さん、この話を聞いてどう思いましたか?
いやあ、やっぱり怖かったですよね。
この怖さの秘密は、どこにあるでしょうか。
もちろん稲川さんの話し方が上手、ということもあります。
でも、もっと重要なのは、
■話の組み立て方
にあるんですね。
よく友達同士で話をする怖かった話が、全然怖くないのは、
この組み立てが全然出来ていないからなんです。
例えば友達を怖がらせようとして、
この間夜歩いてたらさあ、急に変な男の人がいきなり目の前に
ガァーッと出てきてさあ、もうチョーびっくりして、ギャーって
さけんだら、にやっと笑って抱きついてきて、チョー怖かったぁ。
なんて話をしたとして、この話、怖いですか?
きっと、ほとんどその怖さが伝わらないと思うんですよ。
聞き手に恐怖の感情を起こさせるためには、怖い話の大原則に
のっとらなければいけません。その大原則とは、
★怖い話は近づいてくる様に話せ
です。
先ほどの例がなぜ怖くないのかといえば、恐怖の対象が
いきなり目の前に現れてしまう、ということだと思うんです。
ここで、先ほどの稲川淳二さんの話「林間学校」を聞いてみると、
・人づて(生徒)から、謎の女の子の話を聞く
・深夜、川の向こうで不審な女の子を目撃する
・川に落ちた女の子を助けようと飛び込み近づくと……
というように、恐怖の対象が、遠くから徐々に近づいてくるように
話をしていることがわかるでしょう。
このように、恐怖の対象が、遠くから近くに、徐々に近づいてくる
様に表現することが、怖い話をするときの基本なのです。
この距離の近づけ方ですが、これは単純に空間的な距離だけではなく、
人間関係や時間を近づけていく、というアプローチもあります。
つまり、
・他人の話 → 身近な人 → 自分自身
・昔の出来事 → 最近の話 →現在の自分
・遠い距離 → 近所 → 自分の部屋
というかたちで、怖さの対象物をどんどん近づけていくように
話すのですね。
これにのっとって言うと、さっきの話は、例えば、近所の人が
変質者に襲われた、とか、昔ここで変質者に襲われた人がいた、
といった話からスタートします
で、つい最近友人がその場所で同じ被害にあった話をして、
その後自分がそこを歩いていると、遠くから足音が聞こえて
きて、それが徐々に近づいてきて……
てな感じの描写が入ってくると、さっきの話よりはよっぽど
怖さが増すわけです。
皆さんがもし怖い話をするのなら、この
「近づいてくる話の組み立て方」
に気をつけてくださいね。
……と、ここで終わりにしたいところですが、実は話を怖くする
ためには、もうひとつ大きな要素が必要になるのです。
そして、この要素は、聞き手を怖がらせるだけでなく、悲しませたり、
感動させたり、楽しませたりするといった相手の感情を動かすために
非常に重要なポイントになるんですね。
そのお話しにつきましては、また来週のメールマガジンでお知らせ
いたしましょう!
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今日のトーク術・まとめ
怖い話は近づいてくる!
恐怖の対象を、遠くからどんどん近づけていくように話を組み立てよう!
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ちなみに、次回にお話しする人の心を動かす表現の仕方について、
さらに具体的に実践できるように解説しているメールセミナーがあります。
「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
というもので、これは怖い話しではなく、自分の魅力をきちんと表現して
読み手、受け手の心を掴もう、というものであります。
現在までのところ、延べ200名近くの人が受講しているセミナーです。
↓メールセミナーの詳しい内容はこちらへ。
http://sp.m-stn.com/sem_bun01_mail01.html
なお、受講生の一人でブログ行政書士としても有名な
横須賀てるひささんも、このセミナーを受講していただき、
感想をインタビューで語ってくれました。
↓インタビュー記事はこちら
http://sp.m-stn.com/jirei/yokosuka.htm
メールマガジンやブログを書いている人、またはこれから始めようと
している人で、ファンを掴んで行きたい人、読み手の心に触れる
話を書きたい人は、ぜひこのメールセミナーを受けてくださいね。
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読み手の心をググッと掴む!人の心を動かす文章の作り方
■配信回数 全12回
■配信日時 初回配信 入金確認後2日以内 以後毎日一回配信
■受講費用 5,000円 (銀行・クレジットカード払い)
↓メールセミナーの詳しい内容はこちらへ。
http://sp.m-stn.com/sem_bun01_mail01.html
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● 締め切りまで残り12時間を切ました
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先日よりお知らせしている、
★ 1分間スピーチ実践塾 ★
締め切りまで、残り時間12時間をきりました。
現在、参加希望者はまだ2名。最少施行人数の8名まで
あと6名であります。
いやはや、日が迫っての告知とはいえ、予想以上に苦戦しております。
ということで、話力を見につけたい方、ぜひいらしてくださいね。
詳しくはこちらへ
→ http://sp.m-stn.com/seminar/speech/index.php
また、第2回目の開催となります
★稼げる! 名刺交換戦略構築セミナー★
も、募集を開始いたしました!
メルマガ読者向けの特別価格であります!
→ http://sp.m-stn.com/seminar/meishi/index.php?sid=3t
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● 書くマーケのホリさんのセミナーに行ってきました。
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先日、マーケティングライターのホリさんこと堀内さんの名刺セミナーに
参加してきました。
私も名刺交換戦略構築セミナーなるものをやっているんで、お互い
情報交換しましょう、ということで。
で、参加してきましたが、面白かったですねぇ。
私のセミナーが名刺交換を足がかりにした戦略論だとしたら、
ホリさんのセミナーは、いかに名刺に仕事をさせるか、という
戦術論を掘り下げるセミナーといえばいいんでしょうか。
私ももう少し名刺を何とかしたいなあ、と思ってたんですが、
もうタックさんヒントをもらって帰ることが出来ました。
ということで、感謝の意もこめてホリさんのメールマガジンのご紹介を。
「書く」マーケティング
http://www.mag2.com/m/0000124205.html
私は基本的にトークを主体とするなら、ホリさんのメルマガは
タイトルどおり「書く」ことがメインとなっています。
これからのビジネスマンは、「書くスキル」「話すスキル」が
求められていますんで、私のメルマガとホリさんのメルマガを
併読すると、もうばっちりですよ!
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● 編集後記
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いやはや、怖い怖い。
夜中にこんなテーマのメルマガなんて書くもんじゃないですね。
静かな部屋で、しんみりメルマガ書いていると、時々部屋が
ミシッ!!
と、音を立てたり……
カップ焼きそばを食べてもいないのに、台所で
ボコン!!
と音が鳴ったり……
うわ! 今、部屋の向こうに人影が!!
……と思ったら、トイレに起きたかみさんだったり……(^^;;
……怖いからもう寝ます(^^;;
でも、このメールマガジンの配信は、
■草木も眠る丑三つ時■
に、皆さんのお手元に届くように、配信予約をしておきます……
(ていうか、単に発行が遅くなっただけという話も(^^;;)
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