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● さすらいの……
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実は私、学歴と職歴が、普通の人より多いんです。
学校は、高校までは順当に進みましたが、その後入学した大学は中退し、
専門学校に通っていますし、30歳の頃、職業技術専門校なるところに
通っていたこともありますので、まあ、普通に大学出ている人たちよりも
ひとつふたつ学歴が多いわけです。
職歴に関しては、独立するまでに
・映像・イベント制作会社
・ソフトウエア開発会社
・フリーの技術者
・新規設立のソフトウエア開発会社
・小売店舗管理会社
・パチプロ
・会計事務所
・会計事務所サポート会社
と、えーと……8つの仕事を転々としていました。
久しぶりに数えてみたけど、すごい数ですな。
ま、中には仕事といっていいのかわからないものもありますが。
で、独立してから順風満帆かというと、決してそうではなく、
・ネットサーバーレンタル事業
・経理業務の出向
・健康食品販売
・浄水器販売
と、ここでも仕事を転々として、ようやく今の講師業という
仕事にたどり着いたんです。
仕事を変えた理由は、そのときそのときによってさまざまでした。
自分のやりたいことを夢に描き、熱い思いを持って
転職したこともあります。
会社がいやで、もう勤めたくない、と思って転職したもあります。
会社そのものがなくなってしまい、仕方なく転職したこともあります。
(これは不可抗力の転職ですけど)
独立してからは、立ち上げた事業がうまくいかないと嘆いては、
次の事業に手を伸ばす、なんてことをやっていました。
で、結局この「さすらいの旅人」的な生き方をした結果、
何がわかり、何を手に入れたのか、というお話については、
この次のコーナーで。
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● 価値を生む質問の仕方とは?
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転職、事業変更の理由は色々あれども、なんでこれだけ
仕事を変えてきたか、といえば、結局それは
■隣の芝生が青く見えたから
に尽きると思います。
独立、転職希望者の方たちも、きっと多くの人はこの
■隣の芝生が青く見える症候群
に陥っているんじゃないかと思います。
ところで、芝生の手入れの仕方って、ご存知ですか?
種まきから、雑草取り、肥料を与え、刈りそろえ、と
年間スケジュール組みながら、結構手間ひまかけてやるそうですね。
仕事の芝生も同じ、手間ひまかけて行うものであります。
ということは、あなたが見えている隣の芝生の青さは
■あなたではない誰かが芝生を青くしている
わけです。
また、この仕事の芝生とは面白いもので、いくら青々とした
芝生に足を踏み入れても、その人が甘い考えを持っていると
■とたんに足元の芝生が枯れ始め、色褪せて
いくんですよね。
その人はびっくりしますね。だって、あんなにきれいに
見えた芝生に入ったと思ったら、枯れ、荒れ果てた状態に
なってしまうのですから。
つまり、この人は、いつまでたっても青い芝生に住めなく
なってしまうわけです。
以前の私が、まさにこの状態。
いつまでたっても、青い芝生が手に入らずに、
足元の芝生を枯らしては次の場所へとさすらっていたんです。
こんなことを、38歳くらいまでやり続けてしまい、
うまくいかない結果を立て続けに味合わされた挙句、ようやく
★自分の芝生を青く出来なければダメなんだ
ということに気が付いたんですね。
その時から心を入れ替えて、仕事に取り組んだところ、
枯れ果てた足元の芝生が、徐々に青さを取り戻し始めた、
という実感が得られるようになったのです。
独立、転職を考えられていらっしゃる方は、もう一度
今自分が取り組んでいる仕事について、考えてみてください。
隣の青い芝生に入って、その青さを堪能できる人とは、
★今いる自分の芝生を青く出来る力を持った人
なのですから。
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今日のトーク術・まとめ
自分の芝生を青く出来る人になろう!
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ということで、私に独立の相談をしに来る方は
この話を聞いて、すぐに独立する、ということは
思いとどまることが多いようです。
そして、その後足元の芝生を青くする努力をしていた人は
かなりの割合で、1年ほどで、ご自身が納得する変化が
起きたりしているようです。
今の会社で働き続ける、という人もいますし、
結局、独立・転職をする、という人もいます。
どちらの人にせよ、単に隣の芝生の青さに期待していたときよりも、
確実に違った、確かな手ごたえを感じて仕事をしていることと思います。
今の仕事を、自分が納得、満足するまでやりきってみて、
是非、足元の芝生を青くする喜びを実感してみてくださいね。
独立・転職を考えるのは、その後でも、決して遅くはないですから。
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● 編集後記
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おかげさまで、今週1週間、毎日メルマガを発行することが出来ました。
体も慣れてきて、さび付いた腕も、だいぶ感覚を取り戻すことが
出来てきました。
今後は、今までのペースを維持しつつ、メリハリもつけるべく、
平日日刊で続けて行きたいと思います。
ということで、次回は2月12日にお会いいたしましょう!
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