おはようございます。水野です。
いつもの本編の前にお知らせを。
1月28日、18:30より、ビジネスパーソン向けに、自分のウリを明確にし、
人に伝えることで、人脈をいかに構築していくか、という
ことをテーマにした「優良人脈構築セミナー」を開催します。
開催が3日後に迫ってまいりました。
こちらのテーマは、次回開催は未定ですので、ご興味ある方は、
この機会に是非いらしてくださいね。
本日いっぱいまでお申し込み受け付けてます。
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さて、本日は「若いうちにしかできないこと」について、
考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
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● 藤子不二雄の青春時代
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昨日のメルマガで、漫画家を目指す二人の少年を主人公にした漫画、
「バクマン」をご紹介しました。
昨日のメルマガはこちら
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/686326.html
しかし、漫画家を目指す二人を主人公にした漫画といえば、
やはり、藤子不二雄A氏の書いた「まんが道」に触れない
訳にはいきません。
まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)
http://www.amazon.co.jp/dp/4122026377/ref=nosim/?tags=mizuno0e-22
愛…しりそめし頃に…―満賀道雄の青春 (1) ~まんが道の続編~
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「まんが道」は、我孫子素雄氏と藤本弘氏が合同ペンネームの
藤子不二雄としてプロ漫画家となっていく姿を描いた、
半自伝的な作品です。
富山の高校時代で二人が出会ってから、東京のトキワ荘に移り、
次第にプロの漫画家として活躍していく様が描かれています。
現在は、まんが道の続編に当たる「愛…しりそめし頃に…」が、
単行本で8巻まで出ており、現在もビッグコミックオリジナル増刊に
連載中とのこと。
彼らの、将来の不安や悩みを抱えながらも、自分が進んでいる道を、
志を同じくする仲間と共に歩んでいく姿は、今ここで転換期の時代を
迎えたことで、不安に生きる人たちにも、きっと励みになるでしょう。
ということで、今日は、本棚からまんが道の続編、
「愛…しりそめし頃に…」を引っ張り出して、
ひとしきり読みふけっていました。
その中のエピソードでたびたび出てくる話がありまして……
漫画仲間でときわ荘によく遊びに来る漫画家の一人に
風森やすじ氏という人物がいます。
彼は、いつもふらりと表れては、勝手に上がり込んで、
勝手に人の飯を食ったり、遊びに誘いに来たりなど、
かなりの自由人ぶりを発揮しています。
そんな風森、しょっちゅう満賀のところに遊びに来ては、何度か
グループデートに誘います。
満賀は、思い寄せた女性がいて、彼女が来るグループデートに
行きたいのですが、漫画の締め切りが迫っていたり、懐が寂し
かったりということで、ほとんど参加できません。
そのときに、いつも風森は、
「若いうちにしかできないことをやろうぜ」
といい残しながら、満賀を置いて遊びに行ってしまいます。
これを読んで、私、うーんと唸ってしまったんですよ。
この「若いうちにしかできないこと」っていうこと、
一体どんなことなんでしょうね。
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● 若いうちにしかできないこと、と……
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私自身も、若いころは
■ 若いうちにしかできないこと
という言葉を使ったような気がします。
どこかに遊びに行くときも、何かをやろうとするときも、よく、
「若いうちにしかできないんだから」
という言葉を自分に使っていました。
しかし、44歳という年齢を迎えた今、振り返って考えてみると、
若いうちにしかできないという言葉を
■ そのときにやりたいことをするための言い訳
に使っていたことが多かったように思います。
本当は勉強しなければいけないのに、「若いうちにしか」という、
言い訳を使って遊びに行ってしまうなんてこと、しょっちゅう
やってましたよね。
で、結局受験は失敗して一浪しましたし、大学では受業に
ついて行けなくて一単位も取らずに中退してしまいましたし。
そんな自分が、今にして思うことは、その言い訳を使って、
■ 若いうちからやっておけば良いことをやらなかった後悔
といういう気持ちの方が強いんですよね。
本当に、若いうちにしかできないことというのはたくさんあります。
しかし、その中で、何をやるのかということを選ぶことは、
★ 将来の自分のあり方を決めることにもなる
と思うのです。
そんなこと、そのときは気が付きませんでしたけどね(汗)。
だから、もしあなたが若かったら、その若いうちしかできないことが、
きちんと自分の将来につながっているのか、考えてみてください。
「若いうちしかできない」という言葉で、つかの間の快楽に
身をゆだねていないか、きちんと自問自答してくださいね。
若いうちは、今しかないかもしれませんし、
人生は一度しかないのですから。
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今日のトーク術・まとめ
「若いうちしかできない」という言葉を逃げに使っていないか?
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では、若いころに言い訳ばかりして逃げてしまった私のように
もう若くない人たちはどうしたらいいでしょうか?
そのときは、もう一つの便利な言葉、
★ いつから初めても遅すぎることはない
を自分自身に言い聞かせ、やるべきだったことに、今から
粛々と取り組むことです。
確かに、若いうちから取り組んでおいた方が良いに超したことは
ありませんが、やっていなかったのならそれはもう致し方なし。
だから、今できることを今からすぐに取り組む、という
出来るところから始めましょう、ということですよね。
後悔して動かないよりも、多少なりとも自分を前に進める
行動をとることが、精神的にも、自分の人生的にも、きっと
良いこと何だろうと、私は思います。
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● 編集後記
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今日の話にも取り上げた、まんが道。
こういった自伝的な実録モノを読むのには、便利な世の中に
なりましたね。
読んでいて、登場人物のその後などを知りたいと思ったら、
すぐにネットで調べられますから。
あの人は、今そんなことしているんだ、とか、
その後そんな人生を歩んだんだ、といったことが、
クリックひとつで解るわけですからね。
もっとも、登場人物のその後が解ってしまうと、
「ああ、あの人の晩年って、そんなことになってたんだ……」
と、結構切ない気持ちになることも多いんですが……
さて、我が家の昨日のネコブログ。
なんと、物語が始まりました。もう、好き放題ですな……
→ http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200901250000/
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
→ http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html
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