おはようございます。水野です。
本編の前に、9月開催セミナーのお知らせを。
明日の8日に、
「人の心を動かすメールセミナー メルマガ事例編」
を開催いたします。
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さて今日は、反論必至だと思いますが、体罰について、
自分なりの考えをお話ししてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
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● 体罰は本当にやってはいけないのか?
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体罰。
おそらく、この言葉に対しては、読者の方たちそれぞれに
色々な思いがあることと思います。
そして、社会的にも、この件に関しては、かなりナーバスな
反応が起きるようです。
学校では、とにかく、どんな理由があっても、体罰禁止
というのが、現在の風潮であるようです。
下手に手を挙げようものなら、父母から訴えられ、
教師生命は終わり、学校も訴えられるような
状況になってしまうのも、珍しい話ではないとか。
また、家庭においても、決して子供には手を挙げない、
という考えの親もいらっしゃるようです。
だから、一度も、誰にも叩かれたことのない
子供というのが、今の時代はたくさんいるようです。
ただ、私が思うに、そこまで、体罰を排除してしまっても
良いのだろうか、と思う部分があるんですよね。
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● 体罰全否定のリスク
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人間には、痛みという感覚があります。
この痛みが無くなってしまうと、どういう事になるか、
というとその人は、長生きできなくなってしまうそうです。
なぜなら、痛みというのは、個体に対して、生命上の
危機に見舞われたことを伝える、重要な感覚な訳です。
だから、痛みがないと、危険なことを平気でしてしまい、
結果、命を落としてしまうことになってしまう、という
ことになる訳です。
だから、痛みというのは、
■ 命を守る事を学ぶ、重要な感覚
となるわけです。
私が思うに、体罰を全否定するということは、
命を守るために学ぶための重要な感覚である、この
「痛み」というものを、一切使わないでものを教える
ということになるのではないかと思うんですよね。
果たして、それで、本当に良いのか。
痛みを一切経験させないようにしながら、
教育をしてしまって良いのかどうか。
個人的には、とても疑問に思うのであります。
ある意味、過保護な育て方をした結果、
「こういう事をしたら痛い目に遭う」
という経験をさせぬまま、言葉の教育だけを
行うという事が、本当に、その子のためになるのか。
悪いことをしても、大人たちが体罰を避けるがために、
体で悪いことを学ぶことが出来ない。
言葉での指導で理解できていればいいけど、そうでない
ケースも多い中で、体罰絶対否定の社会の中で
大事なことを学び損ねている子供が、たくさん
いるのではないか。
そんな気がしてならないんですよね。
人間から痛みの感覚がなくならない以上、その感覚は、
生きることを学んでいく上において必要なものなのです。
その感覚を、学習の場で一切使わないというのは、
私は教育するにあたっての大切なものを無視している
ような気がしてならないのです。
あなたはどう思いますか?
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今日のトーク術・まとめ
体罰全否定は、人間の持つ重要な感覚を無視した指導なのではないか?
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もちろん、体罰を容認することで起きる、たくさんの弊害も
理解できます。
大人の不用意な考えや感情が、体罰という形で出てしまうと、
子供たちを不用意に傷つけてしまう、ということは、間違いなく
あることでしょう。
しかし、世の中には、手を出さなくても、言葉や振る舞いで、
不用意に子供たちの心を傷つけてしまう教師や親もいます。
ということは、体罰を全否定するだけで、問題が解決する
訳ではないんですよね。
問題は、
■ 教える側の大人が、自分の感情に流されて子供に接する
ということなんですよね。
体罰が良いとか悪いとか言う問題ではないと思うんです。
そして、先ほども言ったように、痛みを感じるというのは、
生きていく事を学ぶにあたって、有効な学習プロセスな訳です。
であるなら、理屈も何もなく、「体罰はいけない」と
これを全否定している人というのは、
■ 体罰が悪である、という感情に流されて子供に接している
だけにすぎないのではないか、と私は思うんですよね。
もっとも、勘違いして欲しくないのですが、私は決して
暴力肯定論者ではありません。
暴力とは、人を傷つけることを目的とし、その力で自分の
思い通りに、他人を屈服させる行為です。
体罰は、やってしまったことに問題がある場合、そのことを
痛みを伴う形で指導することであり、人を傷つけたり支配
するものではありません。
体罰が受け入れられない、ひとつの理由として、体罰と言いながら
暴力をふるう教師や親がいることが問題なのだと思います。
体罰を肯定すると、そういった理不尽な暴力を肯定してしまう
事にもなりかねないということで、体罰否定を説く人の気持ちは
分かります。
もちろん私も、暴力は大反対です。そして、上に書いたような
体罰と暴力を勘違いしている人間がいることも理解しています。
だから、体罰を全て認めよう、と、のんきに主張するつもりも
ありません。
ただ、真剣に、かつまじめに教育に取り組んでいる人たちが、
教育において重要な指導方法である「体罰」を理不尽に
封印して欲しくない、ということは言いたいのです。
また、体罰があったといって、前後関係も確認せずに、
すぐにいけないことだと騒ぎ立てるような、考えの浅い
大人にはなって欲しくない、ということを言いたいのです。
全ての判断は、何をしたかという事で語るのではなく、
★ その行為が、子供たちの将来の為になっているかどうか
ということで、判断するべき事なんだと思うのです。
そういう意味で「体罰」というものに対して、感情的な
反応で是々非々の判断をするべきではない、と私は思うのです。
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● 編集後記
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今日のメルマガは、結構時間がかかってしまいました。
余計な批判やクレームをうけたくないならば、
出来れば、避けたい話でもありますからね。
でも、一応社会人相手とはいえ、教育に携わっている
私ですから、一度はこの件に対して、考えを述べて
みたいと思って、思い切って書いてみました。
異論反論含め、皆さんのご意見を、是非聞かせてくださいね。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介の背中、なかなか味があります。
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20090906.html
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