おはようございます。
水野です。
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さて今日は、マイケルジャクソンの映画を見ていて
ふと思いついたお話をしたいと思います。
では、早速参りましょう!
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● THIS IS ITを見ていたら
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マイケルジャクソンの最後の公演となる「THIS IS IT」。
この公演の直前、マイケルは2009年6月25日に
天に召されました。
その後、リハーサルに打ち込むマイケルの姿を映した記録映像が
公演と同じタイトル「THIS IS IT」という映画となって公開され、
世界中で多くの人が見たのは記憶に新しいところです。
私ももちろん、映画館で見て非常に感激し、ブルーレイディスクも
当然ながら購入しました。
つい先日のこと、本の原稿書きに行き詰まっていた私は、
何かのネタがになりはしないかと思って、ふとあの映画を
改めて見てみたくなって、寝しなに見入っていたんです。
いやあ、何度見ても、やっぱり引き込まれてしまう、
マイケルのすごさ、すばらしさ。
一流のスタッフたちが、さらにマイケルに触発され、
もう一段上のステージを目指して、本気になって
仕事に打ち込む姿は、感動すらしてしまいました。
そんなとき、ふっと頭の中におりてきたのが
「死ぬ気になって働く」
ということの、今まで考えたことのない解釈だったのです。
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● 死ぬ気で働く、ということ
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今までの私は、
「死ぬ気で働く」
と言われたら、これ以上働いたら死んでしまう、
というくらいの勢いで働くこと、と思っていました。
おそらく、これをお読みの皆さんも、同じような
意味でとらえていたんじゃないかと思うんですよね。
でも、例えそこまでの勢いで働いたとしても、
それで良い仕事が出来るかと言ったら、そんなことは
無いと思うんですよね。
例えば、先に挙げた映画の中でも、マイケルはそれほどの
勢いで、もうちょっと頑張ったら死んでしまうんじゃないかと
思えるほどの勢いで頑張っていたかというと、そんなことはない。
もちろん、気持ちは真剣だったと思いますが、行動を見る限り、
極力無駄に力を入れず、ゆとりを持ってやっていました。
しかし、マイケルはその後急逝してしまったものの、
残されたこの映像で、人々に生きていたときに負けない
くらいの感動と興奮を提供しています。
こう考えてみると、ひょっとすると「死ぬ気で働く」と
いうのは、仕事に取り組む力の入れようのことを言って
いるのではなく
★ 自分が死んだあと、自分の仕事をどう残すのかを考える
ということなのかな、と、ふっと思ったんですよね。
他人からしてみたら、他人が仕事に対して死にものぐるいで
取り組んでいるかどうかは、正直関係のないこと。
それよりも、社会に残された仕事が、価値あるものとして
存在するかどうかの方が、重要であり大切なことなのです。
そう思うと、自分が死んだ後、最高の形で自分の仕事を
社会に残していくこと、自分自身が死んだとしても、残した
仕事がよりよい形で社会に貢献することを考えて働く
ということが、「死ぬ気で働く」と言う意味ととらえると
良いかもしれない、と思ったのでありました。
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今日のトーク術・まとめ
死んだ後の仕事の残り方、社会に与える価値を意識して働いてみよう
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「死ぬ気で働く」という言葉を、もう少し正確に捉えるならば、
「死ぬ」ことに自らが自発的に向かっているという意志が見えます。
とすると、「死ぬ気で働く」と言うことは、つまり、
■ 仕事をしている場から、自分自身が積極的にいなくなる
ということを表しています。
そう考えてみると、死ぬ気で働く、という意味を
★ 自分がいなくても社会に価値を生み出す仕組みをいち早く作る事
と解釈しても良いかもしれません。
この考え方もまた、自分の尺度だけで考える自己満足的頑張り
ではなく、社会に貢献する視点を持った努力と言えるでしょう。
こうして、思いつくままに書いてみると、どうも私は、この
「死ぬ気で働く」という言葉が持つ、破滅的自己満足の
雰囲気に、何らかの抵抗を感じているようですね。
趣味の世界ならば、それでも良いかもしれませんが、
社会で働くのならば、自己満足的努力だけではなく、
社会に価値を提供しているかどうかにも、きちんと
目を配り、その価値をさらに上げるための努力を
していきたいと私は思うんですよね。
そのための考え方として、ついつい自己満足的努力を
するときに使ってしまっていた「死ぬ気で働く」に
こんな意味を載せてみようと思ったのであります。
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● 編集後記
─────
先週金曜日のクイズで寄せられた解答のご紹介。
今回はSさんの解答をご紹介します。
このSさん、一人で全部で4回も回答を寄せて下さいました。
解答に関しても、うまくいくかどうかは怪しいものも
ありますが(笑)それでも多種多様な解答を寄せて
下さいました。
重要なことは、私が公開した正解に近いかどうかじゃ
無いんですよね。
例えくだらなくても、効果が出なさそうかなあ、
と思えるものでも、気にせずどんどん出していく、
ということが重要なんですよね。
そういう人ほど、うまくいかないことが続いたとしても、
行き詰まることなく、次の施策を考えることが出来るん
ですよね。
ものを考えるときに、重要なことのひとつは、この
★ 質は二の次でも良いから、数を出せるかどうか
ということなんですよね。
そんなことを教えてくれたSさん、ありがとうございました!
ということで、以下Sさんのアイデアです。
●○●○●○
トイレの問題の答えは、最近よく見る
「綺麗に使ってくれてありがとう」の張り紙ではないでしょうか。
そうだとするとアイスの問題の答えは「完売ありがとう」でしょうか。
それとも「ご好評にお答えして20%増!」とか。
こうなって欲しい状況を描いたら、それがすでに実現した
ものとして、その対応を先に出してしまう。そうしてくれた
相手に対してお礼をしてしまう。
そんなことをしたんじゃないかなと思うのですが、いかがでしょうか。
●○●○●○
こんにちは。今回はタダでセミナーやってもらっているみたいで、
お得感いっぱいです(笑)
とりあえず、答えを二つ考えました。
まず、トイレの方ですが、「出入り口に大きな鏡を置いた」
もしくは「照明を明るくした」。
汚いままで平気なのは、見えないからかな、と。
鏡は、入る前に自分の顔を見ていると自分を意識するから、
流さないという「悪いこと」はしずらくなるのでは、
という考えです。
と、なると、アイスの方は「得体が知れないから買わない」
ということで、「蓋を透明にした」というのはいかがでしょう。
●○●○●○
たびたび失礼します。回答第二弾です。
わさびアイスが売れなかったのは、わさび=スイーツ
という感覚が消費者になかったからで、この意識を
変えてもらえばいいのではと。
他のお菓子とコラボしたり、有名なカフェでデザートに
出してもらったり、まずは試食用のスプーンを用意して、
食べてもらう。(あまりはっとする回答ではありませんね・・・)
同じように公衆トイレで水を流さないのは、公衆トイレ
だからで、みんな家では水を流すはず。では家のトイレ
のように意識をかえてもらう。
予算がないのでとりあえず、それぞれの個室に絵を飾ってみる、
というのはいかがでしょうか。
また思いついたらメールします。
●○●○●○
しつこいですが、わさびアイス。昨日「わさびはデザートではない」
という意識の変化を促さなくてはいけないのではと思ったのですが、
今日は逆です。
スィーツと思うからゲテモノに感じるのであって、蕎麦の横に
かしこまっているわさびは美味しいと思うはず。
と、いうことで、アイスの容器をお蕎麦のお椀にしてみると
いうのはどうでしょう。
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