おはようございます!
水野です。
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さて今日は、週末アンコール番として、2009年2月6日に
発行したメールマガジンをご紹介しましょう。
では、早速参りましょう!
━━━━━
● プラモデル職人の仕事
─────
私が好きな番組のひとつで、以前もメルマガで紹介しました、
「プラモつくろう」。
以前紹介したメルマガはこちら
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/325408.html
この番組はプロのモデラーの方が登場し、プラモデルを作る
プロセスを詳細に紹介する、というもの。
毎回、職人技の数々に圧倒され、見ていてついつい
興奮してしまうんですよね。
今回のモデラーは、岡崎 民三さん。
横浜で模型店を営みながら、30年のキャリアの中で、
創り上げたプラモデル総数は5000点以上。
数々の大会で大賞を受賞し続けている、という実力の人です。
岡崎さんが取り組む、今回のお題は飛行機。
民間機としては最大の旅客機、エアバスA380・1/144
スケールのプラモデルを作るというもの。
このプラモデルは、側面が開放型になっていて、客席内部が
見渡せるようになっているんです。
エコノミー・ビジネス・ファーストと、合計500席以上の
シートが、見渡せる仕組みになっています。
今回、岡崎さんは、機内の内装をいかにリアルに仕上げるか、
という部分に徹底的にこだわりました。
なにせ、座席は500席以上あるわけですよ。
床や壁と、そのシートとを塗り分けるのですら、大変な作業。
さらに、座席もそれぞれ、シート部分と肘掛け部分とを塗り分けて
行くわけですから、もうそれは大変な作業なんです。
マスキングといって、スプレーやエアブラシで色を塗るときに、
余計なところまで色が塗られないように目隠しをしていくのですが、
床や、シートなどを、塗り重ねていくたびに細かくマスキング
していく、その作業がもう気が遠くなるもので。
幅1ミリにも満たないマスキングテープを、数百枚切り出しては
ルーペとピンセットを使って、500席の床や座席にずれなく
貼り付け続けていくんです。
見ているこっちが息詰まるような作業を、ニコニコしながら
延々と続ける岡崎さん。
そして、最後まで塗りおえて、マスキングテープをはがし、
微修正をして、最後に全て組み上がったところで
「はい、これで完成です」
と、満面の笑みを浮かべての一言。
見ると、確かにリアルで臨場感あふれる内装が出来上がっていて、
本当にほれぼれする仕上がりになっていたんですよね。
いやはや、プロの仕事って凄いなあ、と、心から感心した
のでありました。
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● 自分の仕事はプロレベルか?
─────
一歩社会に出て、成果を出す事でお金をもらうという立場に
立った以上、サラリーマンだろうとアルバイトだろうと、
プロなんだぞ、なんてこと、よく言われていますよね。
しかし、プロって、いったいなんなのでしょう。
この言葉、日常で当たり前のように使われているにも
関わらず、人それぞれのとらえ方がかなりばらつきが
あるように思います。
一般的によく言われている事は
■ お金をもらって仕事をする人
というもの。
でも、そういう人が全てプロ意識を持っているか、というと
とたんに怪しくなってきますよね。
という事は、この定義だけでは、ちょっと心許ない、という
事になるのでしょう。
ということで、自分なりに「プロ」というものを考えて見るに、
今までお会いした中で、
「この人はプロだなあ」
と唸った人たちを思い返してみると、共通しているのが、
★ 結果を出すために徹底的にやっている事がある
という事。しかも
★ 普通の人ならば、とてもじゃないが真似出来ない
くらい、徹底してやっているんですよね。
今回登場した岡崎さんを見ていても、私が思わずクチにしたのは、
「うわあ、そこまでやるんだぁ!」
という、驚きの言葉でした。
こういった言葉を、他人が思わず口にしてしまうことが出来る人が、
プロとしてのひとつの条件になるんじゃないかと思うんですよね。
あなたは、自分の仕事に対して、人から
「そこまでやるんだ!」
と、感嘆された事はありますか?
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今日のトーク術・まとめ
自分は仕事で、人から感嘆される程の事をやっているか?
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
「いや、ビジネスは手間をかけずに効率よく最大の効果を出す事だ」
という人もいるでしょうね。
もちろん、それは正しい考えだと思います。
ですが、ビジネスの世界でも、やっぱり大きな成果を出している人は
何かしらの部分において
「そこまでやるのか!!」
と思わせる事をやっているんですよね。
例えば、先に挙げたように、
「手間をかけずに効率よく、最大の効果を出す」
という事は、多くの人が行ってますが、本当にプロの
ビジネスマンは、そのことを実現するために、
★ 頭が茹だるくらい、徹底的に考えて考え抜く
事をやっています。だから、そういう人の話を聞くと
「そこまで徹底的に考えるんだ!!」
と、驚かされてしまうんですよね。
もし、あなたが今回のこの話を聞いて、耳が痛い、と思ったら、
何かひとつでもいいですから、
■ 高い結果を出すために徹底的に手間をかけてみる
事をやって見てはいかがでしょうか。
人にまねされないような、オンリーワンの人物になる、という事は
つまり、こういう事をやっている人になる、という事なのですから。
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