仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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プロの手抜き・素人の手抜き

おはようございます!
水野です。
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さて今日は、週末アンコール番として、2009年2月7日に
発行したメールマガジンをご紹介しましょう。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● キャタピラ作りが大変なので……
─────
昨日に引き続き、「プラモつくろう」という番組を見ていました。
昨日のメルマガはこちら
  → https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/704634.html
今回のモデラーは、塗装のコンダクターこと加藤則行氏。
この人もまた、模型雑誌に何度も作品が掲載されており、
ミリタリー系の作品の重厚さは、唸るほどであります。
今回、加藤さんが取り組む作品は、
 ドラゴン 1/35スケール
 ドイツ ハーフトラック ハノマークC型
 Sd.Kfz.251/2
……書いている私もよく分からないんですが、どうやら、
キャタピラ付きの、歩兵搬送用のトラックとの事であります。
やはり、加藤さんもプロであります。とにかく、「そこまでやるか!」
と思えるくらい、パーツを磨き込み、手を入れていきます。
しかし、キャタピラ作りの部分にさしかかったときのこと。
本格的なプラモデルの場合、キャタピラは、ひとつひとつの
パーツがバラバラになっていて、それを組み合わせて作っていく
形態になっています。
ですから、キャタピラだけで100点以上のパーツになる、
という事も珍しい事ではありません。
このパーツを、ひとつひとつ丹念にくみ上げていって、
やっとキャタピラが完成する、という事になるわけです。
今回のプラモデルも、そういったタイプのもの。
加藤さんは、ひとつひとつのパーツをニッパーでフレームから
切り離し、ひとつずつていねいにヤスリがけをしていきます。
さすがプロ。細かいところにも手を抜かないんだなぁ、と
感心しながら見ていると、次の瞬間、信じられない言葉が。
何と加藤さん、キャタピラをまともに作っていくと時間がかかるから、
きちんと組み立てないというのです。
そして、両面テープにキャタピラのパーツをずらっと並べて、
接着剤をチョイチョイと塗り、くるっと車輪の部分に巻き付けて
しまったんです。
他の部分は、ここまでやるのか、と思うくらい手を入れるのに、
思わぬところでの手抜きを見てしまい、もうびっくり!
しかし、よくよく考えてみると、なるほどなあ、と思い知らされた
のでありました。
 
 


━━━━━
  ● プロの手抜き・素人の手抜き
─────
「手抜き」とは、大辞林によると
 ● 手を抜くこと。するべき手続きや手数を省くこと。
とあります。
もちろん、手抜きはしない方がいいに越した事はないのですが、
色々な制約条件の中で、どうしても手抜きをしなければいけない、
という事も、現実的には避けて通れない時もあるでしょう。
その時に、どうやって手を抜くか、その考え方によって、
その人がその仕事に対してプロであるか、それとも素人であるかが、
分かるんじゃないか、と私は思うんです。
素人が考える手抜きの方法で一番よく見るのが、
 ■ 全ての工程を、そこそこの手数でやめてしまう
というもの。
例えば、100の力を注ぐべき所を、70くらいの力でやめてしまう。
全ての工程を、こういった【そこそこの力】で済ませてしまうことで、
「手抜き」を行ってしまうのです。
こういう仕事は、最悪ですね。
ほとんどの場合、全体のクオリティが大きく下がってしまいます。
時には、大きな被害を引き起こしたり、人命を脅かすことにも
繋がりかねません。
耐震偽装の問題などは、まさにこういった、手抜きのやり方で
引き起こされたものです。シャレになりませんよね。
ところが、プロの手抜きはこの考え方と全く違います。彼らは、
 ■ やるべきことと、やらないことを決める
という事を行うのです。
必要な結果を出すために、何をし、そして何をやらないかを決める。
だから、100の力を注ぐべき所に、120の力を注ぐものの、
やらないと決めたところには、ゼロか、またはそれに近いくらい
力を注がないのです。
だから、最終的にプロも素人も、注いだ力の総量は同じでも、
仕事の仕上がりは、雲泥の差になって現れるんですね。
先に挙げた加藤さんは、最終的にトラックが泥道に止まっている、
というジオラマを作っていました。
一度そのトラックをジオラマに設置すると、もう動かしませんので、
キャタピラが固定化されていても問題はない。
そういった、仕上がりのイメージをきちんとつけた上で、
キャタピラ作りの工程を手抜きをしたわけです。
つまり、
 ■ プロの手抜きには、ポリシーがある
ということなんです。
手抜きにも、仕事のクオリティを大きく下げてしまうものもあれば、
仕事の質をきちんと維持していけるものもあるんですよね。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
        その手抜きには、ポリシーがあるか?
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
しかし、なぜ素人が手抜きをしようとすると、工程全体で
手を抜いてしまうのでしょうか。
私の考えるに、一番大きな理由は
 ■ 仕事において、きちんとした結果を出した経験がない
ということが上げられると思います。
プロモデラーの人たちの行程作業を見ていると、
彼らの頭の中には、完璧ともいえる完成型が描かれています。
そして、常にその完成型を見据え、そこに向かって作業していきます。
ですから、手を抜いていいところと、抜いてはいけないところが
明確に分かるんですよね。
ところが、素人は、完璧な完成型をイメージできない。
だから、手抜きをしようとすると、何も考えずに、工程ばかりに
意識を向け、全部を手抜きしてしまう。
きちんとした結果を出したことがないから、どの工程を手抜きしたら
どうなってしまうのかが、分からないんですよね。
だから、もし自分がまだきちんとした結果を出せていない、という
自覚があるのならば、
 ■ 手抜きをするのは100万年早い
と自分に言い聞かせ、きちんとした結果が出せるように、
徹底的に仕事に取り組んでみましょう。
中途半端に楽をして、認められない仕事をし続けるよりも、
 ★ どれだけ大変でも、きちんとした結果を出す
ということを、一度でも経験しておく方が、のちのち
本当に楽になりますよ。
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