仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

  1. メルマガバックナンバー
  2. 43 view

つらいこと、苦しいことと向き合う方法

おはようございます。水野です。
さて今日は、週末アンコール晩として、2008年3月3日
発行のメールマガジンをご紹介したいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● かっ、体が……
─────
2006年8月8日。
私は生まれて初めて手術をしました。
手術は胆嚢除去手術。
胆石を患っており、時々発作でえらい苦しめられていたので、
手術でとってしまおうということとなったんです。
ただ、私の場合、胆嚢が変なくっつき方をしているせいか、
かなり大きくおなかを開かなければいけないということ。
ということで、おへその上15センチをすっぱり切り開く
手術と相成りました。
手術事態は順調だったようです。
私としては、麻酔がかかり、気を失った次の瞬間には先生に起こされ、
もう終わったの? といった感じ。
手術が終わると、体中に管が刺さった状態でベッドに横になっていました。
さて、そこからの1週間がもう大変でした。
少しでも体を動かすと、鈍い痛みが襲ってきます。
体を起こすこともままなりません。
話すことすらとてもつらい。
麻酔のせいで、尿意があってもおしっこが出ない苦しみにもおそわれ、
とにかくもう痛い・つらい・しんどいのオンパレードでした。
でも、私的には嘘でも負け惜しみでもなく、この闘病生活が
とても楽しい毎日でありました。
痛い・つらい・しんどい毎日が、なぜ楽しかったのでしょうか。
 
 


━━━━━
  ● 何を見つめていくのか
─────
つらいこと、大変なことになってしまっても、
弱音を吐かずに明るく生きている人を見て、多くの人は
 ■ あの人は強い人なんだなぁ
という感想を漏らします。
私も以前はそう思っていました。
でも、そういう人にこの感想をストレートにぶつけてみると、
たいていは
 ■ いえいえ、私はそんなに強い人間ではないですから
と返されてしまいます。
私は、この言葉は謙遜なんだろうな、と思っていたんですが、
この時の手術の経験をへて、ああ、きっとあれは謙遜ではなく、
本音の言葉だったんだろうな、と思い直しています。
私自身、この時の手術は正直怖くてつらくて大変でありました。
なにせもう、上で書いたように、手術後にはあのような痛み・つらさ・
しんどさが、雪崩のように毎日襲ってくるわけですから。
とてもじゃないですが、自分自身のもつ強さに寄りかかって、
すべの苦痛に対処など出来ません。そんなに強い人間ではないですから。
しかし、苦しい思い、つらい思いはなるべく避けたい。
そう思った私が、必要以上につらさを味あわないようにするべく、
手術前に心に決めたことがあります。
それは、
 ★ 自分の変化を楽しもう
ということ。
手術直後は体が全く動かない。
しかし、しばらくすると、体が動くようになる。
麻酔が切れると、ものすごい鈍痛が襲ってくる。
しかし、翌日はその痛みが和らいでくる。
昨日は一歩歩くのもしんどかったのに、
今日は廊下の端まで歩くことが出来た。
おしっこがしたいのに、おしっこが出なくて苦しい。
でも次の日は、ちょろちょろとではあるけれど、
自分の意志でおしっこが出来た。
昨日は体に入った管が4本あったけど、
今日は1本減って3本になった。
こんな風に、
 ★ 以前よりプラスに変わったところを見つけ出す
ということを、毎日毎日やっていったところ、
とても楽しい毎日を過ごすことが出来たんです。
昔の私は、
 ■ つらいと感じていた一点を見つめて
大変だ、しんどい、つらい、とぼやいていました。
そして、つらいであろうことにもにこにこと取り組んでいる人を見て、
 ■ あの人はなんて強いんだろう
と思っていたのです。
だけど、今回の手術の時は、つらいと感じる一点を見るのではなく
 ★ そのつらさが、時間がたってどう変化したのか
というところばかりを注目していたわけです。
確かに苦しいくつらいことは多々あります。
それは強い人間であろうとそうでない人間であろうと、
誰でもそう感じること。
でも、意識だけは、そのつらい部分に目を向けるのではなく
 ★ ささやかながらでも成長した差の部分
を見つめることで、ずいぶんと心が軽くなり、明日もまた、
この成長の喜びを感じようという気持ちになってきます。
もし今つらくて大変な状態にあなたがいるのならば、
どんなに些細なことでもいいですから、昨日よりよくなった
ところを探し出して、そこに喜びを感じてみてくださいね。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
   つらい1点に注目せず、変化・成長の差に注目してみよう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
おかげさまで、今ではすっかり元気になり、胆石の発作も
恐れることはなくなって、好きなものも食べられるようになりました。
おなかには大きな傷跡が縦にすぱっと通っておりますが、
私的には「体の傷は男の勲章」と、結構気に入っております。
しかし、大病をすると、本当にいろいろなことを考えさせられますね。
おかげさまで、私は、今日書いたようなことを思いつきましたが、
ほかにも、死生観、なんていう普段考えないようなことまで
考えるようになりました。
そういう意味では、こういった経験をしておいて
よかったなあ、と本当に思います。
現在闘病中の方は、快復後によりよい一歩が踏み出せるよう、
是非この時間を有効に使ってくださいね。
一日も早いご回復をお祈りします。
 
 
今日のメルマガは役に立ちましたか?
良かったらクリックしてください。
   → http://clap.mag2.com/maedroutri?20100228
  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
 ┌───
┌────
● 人が集まり、満足度が高く、口コミが生まれるセミナーを企画する
      ★☆★☆  高品質セミナー企画講座  ★☆★☆
     高品質セミナー作成講座をさらに掘り下げた新バージョン
  → http://sp.m-stn.com/seminar/semplan/index.php?sid=3t
     ※ 次回は5月22日開催です!
 ┌───
┌────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ
      ★☆★☆  高品質セミナー作成講座  ★☆★☆
 DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t
 ┌───
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
  書けるようになりました。その『あること』とは・・・
   「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
  詳しくはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
 
 
 
 
━━━━━
  ● 編集後記
─────
昨日、高品質セミナー企画講座が無事終了しました。
いやあ、初めてのセミナーというのは、いつやっても
緊張しますね。
ぎりぎりまで脳内リハを繰り返したり、会場に
向かう電車の中でも新たにレジュメを追加したりと
直前まであれこれやっておりました。
でも、おかげさまで改善の余地は多々あれど、
続けていっても良さそうな手応えは感じました。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介の表坐様のレパートリーは、どこまであるんだろう……
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20100227.html
▽▲▽▲▽▲ ご案内 ▽▲▽▲▽▲
新刊「結果を出す人の勉強法」発売中。
現在、立ち読み用PDFを無料プレゼント中!
お申し込みはこちら
 → http://sp.m-stn.com/info_book/present/
 
 
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
     ※※ ご理解のお願いです ※※
最近、教材や商品、セミナーメルマガのご紹介依頼を頂くことが
良くありますが、基本的には全てお断りしております。
このメルマガで紹介しているのは、面識のある方で、直接
サービスを受けて良かったと思えるものだけをご紹介している
状態であります。
面識のない方からの、依頼を受けてのご紹介は、基本的に
やっておりませんので、その旨ご理解くださいませ。
★☆ 現在、Biz.IDにて連載しています!
 → http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html
★☆ ツイッター、始めました。
 → http://twitter.com/mizunohioshi/

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


最近の記事