おはようございます。
水野です。
今日は、ネットで見つけて、切なくなってしまった
お話をご紹介しましょう。
では、早速参りましょう!
━━━━━
● 泣き崩れた警備員
─────
先日、某掲示板で、こんな書き込みを見つけてしまい、
思わず昔の自分を振り返ってしまいました。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
377 :名無しさん@引く手あまた :
2007/02/26(月) 20:12:59 ID:wCXrjwsk
新人が入ってきた。
47歳。警備業界では珍しくはない。
定年を迎えて、入ってくる新人も多いからだ。
まぁ、新人は立たせておくのが一番いい。
無線を持たせて何か分からないことがあったら、
連絡して来いと言って、ビルの外で立哨させておいた。
折りしも、外は小雪がちらついていた。
長時間ただ立っていると、色々なことを考える。
夕飯は何を喰おうか?
今度の休みは何をするか?
今までの人生。これからの将来。
色々なことが頭を過ぎる。
契約先の人がヒョイと顔を出して、
「外に立っている新人さん、泣いているよ。
具合が悪いじゃないの?」
と言ってきた。
「何だ?」
と思って見に行くと、本当に立ちながら泣いている。
通行人は泣きながら立っている警備員を呆れながら通り過ぎて
行く人、怪訝な顔をする人、笑う人、反応は様々だった。
「どうした?」
と声を掛けると、やや間があってようやく振り絞るような声で一言。
「つらいです。」
よくよく話を聞くと、立っている間に今までの人生を振り返り、
何で俺はここまで堕ちてしまったのか?
何で今、こんな所で罰ゲームのようなことを
やっていなければならないのか?
そんなことを考えていたら、涙が溢れて止まらなく
なってしまったそうだ。
結局、彼はやめた。
━━━━━
● どん底から這い上がる方法
─────
私、この47歳の新人警備員の気持ちが、本当にもう、
よく分かるんですうよね。
なぜなら私も、10年近く前、事業を起こしたものの失敗し、
借金を背負ってどうにもならなくなっていたとき、
しばらく警備員として働いていたことがあったから。
別に警備員の仕事をさげすんでいるわけではないのですが、
実際に、ここに集まってくる人たちは、普通の人だけでなく、
人生のどこかでうまくいかなくなってしまった人たちも、
結構たくさん集まってくる所なんですよね。
そんな人たちにとって、この仕事は、本当に精神的に
色々くるんですよね。
今回のように、一人で何時間も、ただひたすら立ちっぱなしで
いるような仕事は、精神的だけでなく、肉体的にもきついですし。
また、工事現場などでは、二回りも若い現場の兄ちゃんに
怒鳴り散らかされるし。
道行く人には邪魔者扱い。
道路工事じゃ、暴走族や居眠り運転の車が突っ込んできて、
命の危険にさらされるような仕事。
そんな、しんどいうえに、周りからも存在を軽く扱われてしまう、
そんな仕事をしていくと、本当に
「自分の存在っていったい何だろう?」
と思ってしまうんですよね。
そんな毎日が続いていくと、耐えられなくなってやめてしまうか、
あきらめて、あまりいろんなことを考えず、この環境に順応して
しまうか、多くの人は、このどちらかに向かうようです。
しかし、このどん底から、本当の意味で這い上がるためには、
もう一つの選択肢を取る必要がある、と私は思うのです。
それは何かというと、
★ 現実をすべて受け入れ、ここからスタートする覚悟をする
ということ。
耐えられないと思って仕事を辞め、その現実から逃げたとしても、
受け入れられない限り、現実はいろいろな形でその人を襲い
苦しめ続けることになるでしょう。
だから、現実は現実として、受け入れる必要があります。
それは、非常に苦しくつらいこと。
でも、それを受け入れない限り、前に進めません。
しかし、現実を受け入れるだけでは、這い上がることは
出来ません。
覚悟をしないまま、単純に現実を受け入れると、
「自分の人生、所詮この程度」
と思って、スタートすることなく、現状の中で生きることを
選択することになってしまいます。
ですから、もし這い上がりたいのならば、今のすべてを
受け入れた上で、ここからスタートする、という覚悟で
自分の人生に向かい合わなければいけないんです。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
今日のトーク術・まとめ
どん底から這い上がるには、現実を受け入れそこからスタートする覚悟をもつ
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
私の場合、幸いなことに、現実を受け入れ、そこからスタートする
覚悟をしたうえで、警備員のアルバイトを始めました。
それでも、逃げ出したくなったり、この環境に甘んじてしまおうかと
思ったことが、何度もあります。
そんな中で、どうやって、初心を忘れず、働き続けることが
出来たかというと、
★ 今やっている中で、いかに人に喜んでもらえる仕事をするか
ということでした。
人から「ありがとう」と言ってもらえるような仕事が
出来れば、必ず認められ、這い上がることが出来るようになる。
今はたいしたことが出来ないかもしれない。
でも、たいしたことではないことでも、
★ 精一杯人の役に立ち、人に喜ばれるように働く
ように取り組んでいくと、必ず、必ず、次のステップに向かう道が
見えてきます。
もし今あなたが、どん底にいて、どうにもならない、
と思っていたとしても。
今の自分を受け入れ、そこからスタートする覚悟を決めてください。
そうすれば、今の自分が出来ることが、必ず見つかります。
それが、本当にたいしたことがない、些細なことであっても、
それを通じて、人の役に立ち、人に喜ばれるように、精一杯
取り組んでください。
その気持ちを心の真ん中において、2011年を迎えることが出来たら、
来年のあなたの人生は、きっと光り輝くことでしょう。
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
→ http://clap.mag2.com/maedroutri?20101231
※コメントも書けるようです。
なかなかお返事ができませんが、
もし良かったら一言声かけて下さいね。
┌────
● 1分間で、あなたの魅力を伝え、人脈を広げるトークを身につけよう!
★☆★☆ 1分間自己アピール講座 ★☆★☆
DVD教材はこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/speechdvd/?sid=3t
先着100名の方には、9,800円→7,350円で提供中!
※ 年始の発送は、1月5日から行います
┌────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ
★☆★☆ 高品質セミナー作成講座 ★☆★☆
DVD教材はこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t
※ 年始の発送は、1月5日から行います
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
書けるようになりました。その『あること』とは・・・
「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
詳しくはこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
━━━━━
● 編集後記
─────
ということで、いよいよ本日で2010年が最後になりました。
皆さん、毎日このメルマガにおつきあいくださって
ありがとうございました。
来年もまた、思うままに、メッセージを発信していきたいと
思っていますので、おつきあいのほど、よろしくお願いします。
ではみなさん、よいお年をお迎えください!!
▽▲▽▲▽▲ ご案内 ▽▲▽▲▽▲
新刊「結果を出す人の勉強法」発売中。
現在、立ち読み用PDFを無料プレゼント中!
お申し込みはこちら
→ http://sp.m-stn.com/info_book/present/
「水野の足跡を知りたい」という人がいらっしゃったので、
『私の成長物語』としてまとめてみました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/935139.html
★☆ ツイッター、毎日つぶやいてます。
→ http://twitter.com/mizunohioshi/
★☆ アメブロも始めました
→ http://ameblo.jp/mizunohiroshi/
★☆ 現在、Biz.IDにて連載しています!
→ http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html
★☆ 今日のかみさんのネコブログはこちら
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
※※ ご理解のお願いです ※※
最近、教材や商品、セミナーメルマガのご紹介依頼を頂くことが
良くありますが、基本的には全てお断りしております。
このメルマガで紹介しているのは、面識のある方で、直接
サービスを受けて良かったと思えるものだけをご紹介している
状態であります。
面識のない方からの、依頼を受けてのご紹介は、基本的に
やっておりませんので、その旨ご理解くださいませ。
この記事へのコメントはありません。