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さて今日は、ちまたでよく耳にする言葉について、
考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
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● ツトムくんのギブ・アンド・ギブ
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私が参加しているメーリングリストで、ちょっと素敵な
話が送られてきました。
ちょっと長いので、私なりに手を入れてご紹介すると……
小学5年生のツトムくんという子供がいました。
彼は、お父さんから人生を生きていく上で大切な考え方として、
「ギブ・アンド・ギブ」という言葉を繰り返し教えられました。
「ギブ」とは「与える」という意味。
つまり、与えて、また与える、ということが大切なことなんだ、
と教わったわけです。
しかし、ツトムくんは、この言葉の意味が、もうひとつ
理解できなかったんですよね。
で、何となく「困った人に寄付をすること」と理解し、
お小遣いから50円を募金したりしました。
それをお父さんに報告すると、
「ギブ・アンド・ギブは、お金だけじゃないんだよ。
白い杖をついている人を見かけたら、
『お手伝いしましょうか』
と声をかけるとか。
公園に落ちている空き缶を拾うとか」
とお父さんからのアドバイス。
でも、ツトム君にとっては、とてもハードルが高い内容
だったようで、そんなことは出来ないなあ、という気持ちに
なってしまったそうです。
そんなある日、ある事件が起きました。
それは何かというと……
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● 本当に理解するということとは
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ここからは原文を引用してご紹介しましょう。
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ある日のことです。
近くのスーパーにチョコを買いに行きました。
レジで並んでいると、僕の前に並んでいた怖そうなお兄さんが、
「おい、ボーズ!」
と見下ろして声をかけてきました。
サングラスをかけ、耳には金色のピアスをしています。
ドキドキしていると、
「チョコ1個だろ、先に行けよ」
と言いました。
緊張していたので、とっさに何を言われたのか
わからなかったけれど、そのお兄さんに背中を
押されて順番を交代してもらったとき、なんだか
嬉しくて身体が熱くなりました。
お兄さんのカゴは山盛りいっぱいでした。
僕は小さな声で、「ありがとう」と言うのが精一杯でした。
そのとき、わかったのです。
ギブ・アンド・ギブっていうのは、
「自分がしてもらったら嬉しいこと」
を人にもしてあげることじゃないかなって。
難しい算数の問題が解けたときのように、なんだか心が
スッとしました。
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それ以来、ツトムくんは、自分がしてもらったらうれしいことを
探しては、それを人にすることをやり続け、とても楽しくなった
そうです。
それをお父さんに報告すると、
「ツトムが今やっていることは、お返しを求めない行為。
これをギブ・アンド・ギブというんだよ。
そして、そういうお返しを求めない小さな親切をすることを
『プチ紳士』と言うんだよ」
と話してくれたそうです。
ツトムくんは、その話を聞いて、
「世界中のみんながプチ紳士になれば、すばらしい社会になるだろう」
と思い、ますますプチ紳士の行動に取り組みながら、周りの
人たちの良いところを探すようになりました。
すると、周りの人が、みんないい人に見えてくるようになった
と言うことも発見したそうです。
ツトムくんの生き方と考え方、学ぶところがたくさんありそうですね。
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今日のトーク術・まとめ
ギブ・アンド・ギブとは、
「自分がしてもらったら嬉しいこと」を人にもしてあげること
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さて、今日のお話を読んで、真っ先に私が思ったことは、
■ 大人の私は、ツトムくんの感性を持ち合わせているだろうか?
ということでした。
「ギブ・アンド・ギブ」
と言う言葉を聞いたとき、私は真っ先に
「ああ、与えて、さらに与えることでしょ」
と理解し、それで納得してしまいました。
しかし、ツトムくんは、それだけでは理解出来なかった。
いや、もちろん、頭の中では理解したのでしょう。
だから、とりあえず募金などもしていた訳ですから。
しかし、腹に落ちたかのように具体的には理解出来ていない。
だからこそ、お父さんからのいろいろなアドバイスも、
「そんなこと出来ない」
という抵抗を感じ、受け止めきれなかった。
このでのツトムくんのもやもや感は何かというと、
★ 頭で理解は理解出来ても、納得して実践出来ない戸惑い
が起きているということなんですよね。
しかし、見かけのおっかないお兄さんに、レジの順番を譲って
もらったとき、ツトムくんは、うれしくて心が熱くなりました。
そして、ギブ・アンド・ギブの本質に、たどり着いたんですよね。
だからこそ、次々とギブ・アンド・ギブを実践し、そして
その実践する喜びにも目覚めていけたのです。
翻って、中途半端に知恵がついた私たち大人は、こういった
ものの考え方が出来ていないケースが殆ど。
だから、「ギブ・アンド・ギブ」という言葉も、表層上の
理解に留まってしまい、たいしてありがたくもないことや、
むしろ迷惑なことを人に施しては、
「オラオラ、与えてやってんだから感謝しろや!」
とか、
「見返りは求めないよ。でもほら、なんか言うことあるだろう?」
みたいな態度を取ってしまう人が少なくないんですよね。
これは、ギブ・アンド・ギブの本質からほど遠い、
きわめて浅はかな理解と言わざるを得ないでしょう。
ツトムくんは、言葉で与えられたことに対して、うわべの
理解で納得したりしなかったこと、そして、小さな経験から、
この言葉を体全体で理解したことが、私はとってもすばらしい
ことだと思うんですよね。
そして、こざかしく情報を身にまとい、大切な言葉を、表層的に
理解しているばかりの大人である私たちは、このツトムくんの
★ 血肉が通った物事の理解の仕方
を、大いに参考にすべきではないか、と思えてならないのです。
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● 編集後記
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飲み物をアクロバティックに注ぐ、というパフォーマンスは
よく見ますが、これは、アクロバティックに熱い飲み物を
さますパフォーマンスだそうです。
でも、ちょっとおっかないぞ……
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