おはようございます！
水野です。
本編の前にお知らせを。
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さて今回は、友人から紹介された本に寄せられた、
読者の方たちからの反応について考えてみたいと
思います。
では、早速参りましょう！
━━━━━
● 人生がときめく片づけの魔法
─────
私の友人から、
「水野さん、この本はいいですよ！」
と、熱く薦められた本があります。
それが、最近の片づけブームの中でも、特に売れている
本のひとつである、「こんまり」こと近藤麻理恵さんの
『人生がときめく片づけの魔法』。
多分あなたも、書店で平積みになっているのを
見かけたこともあるかも知れませんね。
私自身、掃除等のは大の苦手でありまして、ものがあふれ、
部屋がしっちゃかめっちゃかなんですよね。
何度か掃除はするのですが、またすぐに散らかってしまい、
１週間もすると、元の木阿弥になってしまいます。
ですから、今はもう「自分は片付けられない人間なんだ」
と思うようにして、仕方のないことだと受け入れていたん
ですよね。
でも、やはりどこかで「何とかしたい」と言う気持ちも
くすぶっていたので、友人からの強い勧めもあって、
購入してみたんです。
写真を見ると、著者はまだ２０代のお若いお嬢さんですが、
本を読んでみると、片づけのマニアとも言える人生を歩んで
きているようで、実践の裏付けを感じる説得力があり、
非常に勉強になりました。
一番驚いたのは「一度片付けたら二度と散らからない」
というお話。
とても信じられないことをいっているんですが、じっくりと
読み解いていくと、彼女のいうとおりに片づけを行えば、
確かに二度と散らからないだろう、と思わせられました。
今は鎖骨を骨折しているため、腕が思うように動かせず、
事務所は荒れ放題ではありますが、完治した暁には、
是非、この本に習って、片づけをしよう、と心に誓った
のでありました。
もし、片づけが苦手だという方は、お薦めの一冊であります。
→ http://goo.gl/ztXJB
さて、今日のお話はここからであります。
この本を購入するに当たって、アマゾンの書評を読んだのですが、
さすがに売れている本だけあって、たくさんの書評が寄せられて
いました。
その中で、低めの点数を付けている人たちのコメントをみて
思うところがあったんですよね。
と言うのも、意外に多かったのが、
「自分には合わない」
という理由。
もちろん、全ての人にとって役に立つ本というものは
無いでしょう。
そういう意味で見るとこの理由は、一見なるほどと思わせる
説得力があります。
また、学びの目的も人それぞれですから、その目的に合わない
ということであれば、この言葉も納得できる所はあります。
しかし、私思うに、もし自分の人生を大きく変えるような
学びを得たい、と思っていながら、「自分には合わなかった」
という理由で本や学びを低く評価してしまう人は、おそらく
■ 「自分に合う」本や学びに出会っても成長など出来ない
のではないか、と思うんですよね。
その理由は……
━━━━━
● 自分に合う学びを求めている人は成長しない
─────
そもそも、自分を大きく成長させるための学びとは何か。
ここでは、
今までの自分の枠を超え、さらに新たな世界を知り、
そして、今までの自分から大きく飛躍するという事
が、「大きく成長する」ことと定義しましょう。
であるなら、そもそも「自分に合う」学びを求めていたら
いつまでたっても、大きく成長などするはずが無いですよね。
以前のメルマガにも書きましたが、成長とは気持ちのいいもの
ばかりではありません。
【成長する学び方】
→ http://goo.gl/Z5hDI
むしろ、今までの安心・安定領域を抜け出して、未知の世界に
飛び込んでいくことになる訳ですから、不安で不快な気持ちに
なるのが、むしろ当たり前なんですよね。
ということはつまり、
★ 「自分には合わない」と感じるものこそ、学ぶべきもの
だと言える訳です。
読んでいて気持ちが落ち着かない、どうにも納得が出来ない、
なんか否定したくなるような気持ちになる、という感情が
湧いてきたならば、その気持ちの揺れこそが
★ 現状の安心・安定領域から抜け出す事の不安
なのだと思うのです。
だから、それは好意的に受け取るべき感情の変化なんですよね。
しかし、多くの人は、その不安な感情に耐えられず、
元の居心地のいい領域に戻ってしまいます。
そして、せっかくの成長の機会を与えてくれた本や
学びに対して、
「自分には合わない」
と言う言葉を使って、捨ててしまうのです。
本当にこれはもったいないことだと思います。
だから、もしあなたが、自分の人生を大きく転換させたい、
または、ひとステージ上げたい、と思っているのであれば、
自分に合う学びを求めるのではなく、
★ 「自分には合わない」学びにこそ、積極的に取り組む
という意識と覚悟を、ぜひ持ってみましょう。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
今日のトーク術・まとめ
大きく成長したいなら「自分には合わない」学びに、積極的に取り組もう
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
しかし、実際の所、「自分には合わない」学びを続けるのは、
精神的にしんどいというのも事実です。
私も、片づけの魔法を読んでいて、何度もそのしんどさに
ぶつかりました。
ときに自分が否定されている様にも思え、ときに受け入れがたい
考え方をぶつけられ……
本の中には、「参加したセミナーのテキストは全部捨てろ！」
なんてことまで書かれていて、思わず
「いやあ、待ってくれ！ オレのテキストは捨てないでくれ！！」
と思わず口に出してしまったほど、ときには、切なく辛く、
受け入れがたい考え方をぶつけられてしまうんですよね。
しかし、その感情の乱れというものはなぜ起きているのでしょうか。
それはまさに、
■ 今の自分の立ち位置から、一歩も出ることなく学んでいるから
に他ならないのです。
自分の枠を広げ、ステージを上げたいときに、このように、
自分の立ち位置から動くことなく学ぶというのは、
■ 学んだことを次から次へとドブに捨てている
のと同じだと思うんです。
では、どのような気持ちで学べばいいのか。
私が心がけているのは、
★ 著者に憑依するつもりで読む
ということ。
著者が、この一言一句を、どんな考えと、どんな想いで
書いているのか。
著者がここで本当にいいたいこととはなんなのか。
そういうことを、
★ 読み手の立場ではなく、著者の立場に立って考えながら読む
というのが、自分自身の枠を広げる学び方なんですよね。
私は、これは、と思う理想の生き方や成果を出している人を
見つけると、徹底的に、相手に憑依するつもりで、ものの
考え方、感じ方を学ぶようにしています。
そうやって、自分という小さな枠組みに、理想とする人の
考え方や感じ方を取り入れながら、少しずつ自分の枠を
広げてきたのです。
だから、今回の本も、読んでいて、不安や不快を感じるたびに、
「ああ、まだ自分は著者に憑依できていないぞ」
と思い直し、近藤麻理恵さんの頭の中、心の中に飛び込んで、
書かれていることの向こう側にある、考え方や想いを探り、
感じようとしながら読んでいるのであります。
……でも、やっぱりセミナーのテキストは捨てないで欲し……
……ああ、いかん！ いかん！！
もっと著者に憑依しなければぁ！！
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● 編集後記
─────
これは、科学が発展した結果、機械文明に依存しすぎて
しまった人類が経験する、未曾有の惨劇である……
825 名前：７７４ＲＲ[sage]
投稿日：2011/09/11(日) 16:54:57.15 ID:ypWcBfon
家族の留守中に飼い犬が床に粗相
↓
センサーで感知しルンバが自動出動
↓
素早くうんこにのしかかり床に塗りたくりながら家中を徘徊
↓
俺帰宅
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