おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
年末のセールで在庫切れになってしまい、販売を
中止していた
「高品質セミナー作成講座 DVD教材」
ですが、ようやく、増刷が出来、本日より
販売を再開することになりました。
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さて今回は、facebookで紹介されていた、ある問題を
ご紹介しましょう。
では、早速参りましょう!
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● 幼稚園児って、こんなに頭が良くないと駄目なの?
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昨日、facebookで、面白い問題を見かけました。
某幼稚舎の入試問題で、解答時間制限が5分だそうです。
まずはこちらの図をご覧下さい。
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この4人にはあらかじめ次のことを知らされています。
・部屋に入っているのは全部で4人であること。
・黒いキャップを被っている人は2人。
・白いキャップを被っているのが2人。
・自分が何色のキャップを被っているかは知らされておらず、
自分で自分の頭のキャップを手にして見るのは駄目。
また、A君とB、C、D君との間は壁で仕切られて相手が見えず、
B、C、D君たちは、全員後ろを振り向いて見ることも
禁じられています。
さて、ここまでの条件をこの4人に話した上で、自分が何色の
キャップを被っているかわかった人は声を出して答えてください、
と部屋の外から先生が問いかけるのです。
ここからが問題。
しばらくの沈黙があった後、自分のキャップの色を当てた
少年がいます。
それはA、B、C、D4人のうち誰で、その理由はなぜでしょう?
せっかくですので、あなたもせめて5分間は考えてみたうえで
続きをお読み下さいね。
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● 某幼稚舎の試験に思う
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……いかがでしたでしょうか?
facebook上でも、かなりの盛り上がりを見せ、
皆さんそれぞれチャレンジしながら、一喜一憂
していたようです。
これについては、非常に私も気持ちが分かるんですが、
この問題に取り組んでいた人たちの多くが、これを、
■ 論理思考を試す問題
と見ているようなんですよね。
確かに、この問題はジャンルとしては論理思考に
くくられると思います。
しかし、私が疑問に思うのは、
「この幼稚舎は、幼稚園児に論理的思考力を試したのか?」
ということなんですよね。
facebookでは、かなりの大人たちが、5分以内にこの問題を
解くことが出来なかったようで、答えが分からないという人も
少なくありませんでした。
その人たちの理由を見ていると、
■ 論理的な思考だけで答えを導き出そうとしていた
ように思えるのです。
しかし、幼稚園に上がる前の子供に、それほど論理的な思考が
出来るかというと、私は個人的には難しいと思うのです。
ちなみに、私はこの問題を2分で解くことが出来ました。
でも、そのときに私は、「論理的思考力で答えを導き出した」
という感覚は、あまりなかったんですよね。
では、どうやって答えを導き出したか。
そのときの脳内を時間軸に沿って再現してみると、
1.前提条件を理解する
2.4人それぞれの立場に立って考える
3.最後に、少々の論理を使って答えを導き出す
というものでした。
このプロセスを経れば、知識が乏しく、論理的な思考力を
後天的に身につけた人でなくても、簡単に答えが出る
はずなんですよ。
しかし、この問題を解けなかった人、または解くことに
5分以上時間がかかった人の書き込みを見ていると、
■ プロセスの1および2を疎かにしていた
ように思えるのです。
で、ここまで考えたとき、この幼稚舎が改めて
何をこの試験で問うているのかを考えてみると、
おそらく 論理思考力を試したいのではなく、
■ 人の話をきちんと理解し、相手の立場に立って考えられるか
ということなのだろうと思うんですよね。
そのうえで、自分が10年前にこの問題と出会ったらどうだったか
考えると、とても時間通りに答えられなかっただろうと思うのです。
何せ、人の話は聞かなかったし、相手の立場に立って考えることが
全く出来ませんでしたからねぇ……
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今日のトーク術・まとめ
某幼稚舎は、人の話を理解し、相手の立場に立って考えられるかを試していた
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
ということで、この問題に対しての回答のひとつを
付記しておきます。
1.白い帽子と黒い帽子がそれぞれ2個あり、自分の帽子の色が
確信持てたら答えるという条件である。
また、その条件が提示された後、だれもすぐに答えなかった。
2.4人の立場、それぞれに立って考えると、
A:だれの帽子も見えず、情報不足で分からない
B:上に同じで分からない
C:一人の帽子しか見えず、分からない
D:もし、前の二人の帽子が黒黒または白白のであれば、
すぐに答えられる。
しかし、白黒の帽子が見えていたら、自分の帽子の色は
分からない。
自分がDだったら、分かったらすぐに答えるはずだから、
きっと白黒の帽子が見えているんだろう。
3.その上で、さらにABCの立場に立って考えると、ABは
Dが答えられないという状況を知ってもまだ答えは分からない。
しかし、CはBの帽子の色が見えているので、もう一方の
色を自分がかぶっていることを知る。
ということで、答えはC君でありました。
まあ、こうやって書くと、やたらと難しい感じになってしまいますが、
上に挙げた力をもっている子だったら、さほど考えることなく、
むしろ、感覚で答えを導き出せるんでしょうね。
「Dがすぐに答えないなら、Bの帽子と
違う色なんだろってCがすぐ気づくよ」
って、一言語って終わりだと思うんですよねぇ。
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父親がベビーフードを買いに行くと、こういうことになる
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