おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
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さて今回は、最近話題になっている有名人のエピソードを
ご紹介したいと思います。
では、早速参りましょう!
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● お母さんが出て行ってしまって寂しいです……
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最近の芸能ニュースで、おめでたい話とよく取り上げられて
いるのが田中将大投手と、里田まいさんの婚約発表。
野球も芸能界もあまり詳しくない私も、お二人の名前は
よく見かけます。
特に、里田まいさんは、「ヘキサゴン2」でおバカタレントと
して人気を博し、一気に人気者になっていった経緯も見て
いました。
そんな里田まいさんは、いまでもおバカなキャラで見られる
こともあるようですが、その彼女が、テレビ番組で語った、
あるエピソードを聞き、人として本当にすごい人だなあ、
と感心させられたんです。
それは、ある地方局の番組でバラエティー番組でのこと。
その中で、子供からのお悩み相談みたいなコーナーがあり、
他愛のない質問が続く中、番組は和やかに進んでいきました。
しかし、ある子供から寄せられた質問に、番組の空気が
一変します。その質問とは、
「お母さんが出て行ってしまって寂しいです。
どうしたらいいですか?」
というもの。
バラエティで取り上げるには、あまりにも重たく、
軽く取り扱えるようなものではありません。
その場にいた、アナウンサーやアシスタント、芸人さん
たちが、一斉に緊張し、固まってしまいました。
あなたも想像して下さい。
テレビのオンエア中に、そんな質問をぶつけられた
芸人さんの立場だったら、このディープな質問に対し、
いったい何と答えますか?
そのとき、出演者の一人であった、おバカタレントの
里田まいさんが、口を開きました。
さて、彼女はこの質問に対して、どう答えたでしょうか?
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● 里田まいは本当におバカなのか?
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私ものこ子供に対して、なんと声をかけようか
悩みました。
慰めてあげようにも、なんと言って慰めて良いか
うまいい言葉が思いつきません。
励まそうにも、どうやって励ましてあげればいいか、
やはり言葉が出てきません。
瞬時に思いついたことと言えば、
「大丈夫、いつかきっとお母さん、帰ってくるよ。
それまで笑顔で頑張ろうね」
といった、何とも情けないコメントでした。
では、里田さんは
「お母さんが出て行ってしまって寂しいです。
どうしたらいいですか?」
という質問に、なんと答えたか。
「いつお母さんが帰って来てもいいように、
お掃除やお洗濯のお手伝いをしようね。
帰ってきたお母さんのお手伝いの練習だよ。
それからお父さんにわたしお母さんに
帰ってきて欲しいってお願いしようよ」
私は唸りましたね。 里田さん、すごい!!
彼女のコメントの素晴らしさは、ふたつあります。
ひとつ目は、
★ その子の将来を見据えたアドバイスをした
ということ。
私などは、さらに、凍り付いたスタジオの雰囲気に引きずられ、
この空気をなんとかしなければ、と思ってしまうでしょうし、
その勢いで、今のその子の気持ちをどうにかしようという
「今をなんとかしなければ」の気持ちが出過ぎてしまいました。
しかし、彼女は、その子の今だけでなく、将来に目を向け、
アドバイスをしているんですよね。
もうひとつの素晴らしい点は、
★ どうしたらいいか、という質問に対して、
具体的にその子供が出来ることを答えた
というもの。
悲しんでいる子供に対して、ついつい気持ちを汲み、
その気持ちをなんとかしようとすることに気持ちが
向いてしまいがち、という人も多いでしょう。
しかし、彼女は、そこにも目を向けつつ、今その子が
出来ることを教え、その出来ることを通じて気持ちを
上向きにしてあげられることを伝えているんですよね。
これほど素晴らしい回答は、本当におバカな人間には
絶対に出来ないでしょう。
このエピソードを聞いたとき、私は彼女の素晴らしさを
賞賛すると共に、田中投手を、心底うらやんだのでありました。
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今日のトーク術・まとめ
アドバイスのときは、その人の将来を見据えた上で、出来ることを伝えよう
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おバカタレントがお茶の間を席巻していたとき、少なからぬ人が、
おバカタレントたちに眉をひそめ、彼らをバカにしていました。
しかし、おバカタレントの、何がバカであったかを振り返ると、
■ 単に知識や常識の量が人より少なかった
だけなんですよね。
しかし、おバカタレントをあざ笑う、知識や常識をたくさん
持っている人のどれほどが、今回の質問に対して、里田さんの
回答を上回る答えを、その子にしてあげられるでしょうか?
少なくとも、知識や常識の情報量で、他人をバカにしたり
尊敬したりしてしまうような輩には、彼女の回答の足下にも
及ばない回答しか出せないでしょう。
人と向かい合ったとき、その人に対して、余計な情報や、
くだらない常識から生まれる気遣いなどを排して、
まっすぐその人に向かい合い、その人を見つめる。
これをしっかり行うためには、
★ 頭を空っぽのバカにして相手と向かい合う。
ことが必要になると思います。
知識や常識などは、しっかり相手と向かい合い、
きちんと相手を理解しきってから使うもの。
それが出来る前に、知識や常識を持ち出すと、
余計なノイズになって、相手の本質を見失います。
今回の里田さんの、間っすくに相手を見つめ、
まっすぐに答えたこの答えを見て、この境地に
達せるほどの「人間力のあるおバカ」になりたい
と、心底思ったのでありました。
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● 編集後記
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確かに、シャレにならない時のシャレは許せないよねぇ……
21 名前:名無しさん@12周年[]
投稿日:2012/01/31(火) 19:22:12.10 ID:bszX4mqdO
馬鹿野郎! 俺なんて中国行かされたぞ
その時の上司が『チャイナに行っちゃいな』って
冗談を言ったのは一生許さない
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