仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

  1. メルマガバックナンバー
  2. 68 view

人の短所を直したい人へ

おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
5月20日に、これからセミナーをビジネスとして取り組みたい、
という方たち向けのセミナーを開催致します。
 ・どうやってセミナーを始めるの?
 ・セミナーの企画はどうやって作るの?
 ・カリキュラムの作り方は?
 ・参加者の集め方は?
 ・そもそもセミナーってビジネスになるの?
そんな疑問を解消し、今の自分が何から取り組めば良いか、
明日からの行動の一歩を決めるセミナーです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1929
 ※メルマガ読者だけの特典割引中
 
 
━━━━━
  ● 長所を伸ばしていこうという考えは甘い!
─────
「短所を直すより、長所を伸ばそう!」
という事を言う方がよくいますよね。
ちょっと前までは、私はこの考え方に、とっても
違和感を感じていたんですよね。
なんか、イヤなことから目を背けているような、
甘ったれた姿勢があるような印象を持っていたんです。
人を指導する立場の人の中にも、こういうことを言う方を
よく見かけたのですが、彼らを見ていても、単に相手を
甘やかしているだけのように見えて、結構イライラ
していたんですよね。
だから、
「いやいや、いくら長所を伸ばしたって、短所がその人の
 成長を止めていたとしたら、直してやらなきゃダメだろ!」
と思い込んでいたんです。
そういう考え方がはっきりと固まったのは、10年前の
私自身の経験でした。
それまでの自分は、自分の短所に目を背けて生きてきましたが、
結果的にそれが災いし、独立したものの失敗し、事業を潰して
しまいました。
その後、自分自身の短所を改める努力を重ね、それによって、
何とかどん底からはい上がることが出来た、という経験を
してきたんですよね。
だから、
「長所なんて、放っておいたって長所のままなんだから、
 それより、短所を改善した方が絶対に良い!」
と考え、それをずっと続けて来たんですよね。
そして、人に対して指導をするときも、この考え方で
やって来たんですが、結果は正直言って両極でした。
上手くいった人は、短所を改善してぐんぐん伸びて
いきましたし、上手くいかない人は、ほとんど成長
しません。
上手くいかない人に対しては、とにかく色々と
手を変え品を変えて指導をしてみるんですが、
そこまで努力をしても、結果は思わしくないんですよね。
で、最近何で上手くいかないのかを再検討すべく、
自分自身の過去の経験をもう一度棚卸しをして
みたんです。
そうしたら、自分が大きく勘違いをしていたことが
わかったんです……
 
 


━━━━━
  ● 人の短所を直したい人へ
─────
他人と比べて、という訳ではなく、あくまでも私の中だけでの
話ではありますが、私の長所は分析力と論理力のふたつは
他の能力よりも比較的秀でていると思います。
そんな自分が、事業に失敗した後、どん底に落ち込んで
しまった時、そこからはい上がるために取り組んだことは
次の通りでした。
 ・何が上手くいかなかったのかを分析し、
 ・上手くいくためにどうしたらよいかを論理的に考える
その結果、自分自身が今まで苦手としていた、感情のとらえ方と
対人コミュニケーションについて、しっかり改善を図らなければ
いけない、という結論に達しました。
そこで、理屈でまずは考える、という習慣を捨て、感情を
優先して考えるように取り組んだり、人に対しての接し方の
試行錯誤も続けていったのです。
その結果、まだまだ問題は残るものの、以前とは比べものに
ならないくらい、この短所が改善されたんですよね。
この経緯を振り返ると、重要なポイントがふたつ見えてきます。
ひとつは、
 ★ 短所を直せたのは、長所があったから
ということ。
このときは無意識だったのですが、振り返ってみると、
私は、短所を直すために、長所を最大限に活用して
いたんですよね。
結果として、短所が改善されはしましたが、そのプロセスで
行ってきた事は、自分自身の長所を徹底的に活用する。
そうやって来たことで、結果的に、自分自身の長所である
分析力と論理力は、以前よりもずいぶんと伸びたように
思います。
ぱっと見、短所を直していたように見える行為も、実は
長所を伸ばし続けていたという事になるんですよね。
ですから、短所を直そうとする場合は、短所だけに
フォーカスするのではなく、長所をしっかり見いだし、
その長所を徹底的に活用する必要があるのです。
それに気付いた上で、私が他人の短所を直そうとして上手く
いかなかった時を振り返ると、長所のことなど考えず、
その人の短所にばかり注目していたんですよね。
これでは、短所も直るはずもありません。
もうひとつ、重要なことは何かというと
 ★ 短所を直す決意をして取り組んだのは自分自身
だということ。
いや、正確に言うと、今までの人生の中で、
「お前の短所はこれこれだ」
といわれたことはたくさんあります。
でも、私はそれら全てを完全に聞き流していました。
しかし、10年前の自分は、誰に言われることもなく、
自らの短所を洗い出し、そして、その改善に真剣に
取り組んだんですよね。
つまり、当人が短所を改善する気がないのに、他人が
とやかく言いながら、短所を直そうとしても、決して
上手くいかない、という事になる訳です。
短所を直そうとして上手くいった人は、たまたまその人が
自分の短所を直したい! と本気で思っていただけに過ぎず、
こちらにしては、単なる幸運だっただけなんですよね。
ということで、他人の短所ばかりが気になって、そこを
直してやりたい! と考えがちな昔の私のような方は、
そんな無駄な考えに振り回されてストレスを溜めるような
ことをせず、「他人の短所は直せない」とあきらめましょう。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
         他人の短所は、他人には直せない
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
それでも、長所より短所ばかりが目について直してやりたい!
という方は、どうしたら良いでしょうか。
私も振り返ってみると、他人から短所を直された経験は、
確かに全く無いわけではありませんでした。
私のメンターや、信頼している友人などから、短所を
指摘されたときは、素直にその指摘を受け入れて、
直す努力はしていましたからね。
で、そういう人たちの言葉を、なぜ素直に受け入れられたか、
というと、その人たちは、
 ★ 私の長所を徹底的に認め、私に敬意を表してくれていた
んですよね。
私より立場が上のメンターの方ですら、私に対して、
きちんと敬意を表し、長所の素晴らしさを、ことある
ごとに、認める発言を投げかけてくれていたんです。
きっと、それらの行為は、傍から見ていると、
「短所を直すのではなく、長所を伸ばす」
という行為に見えていたことでしょう。
しかし、自分自身が伸び悩み、どうしたら良いかを
迷っているときに、彼らに相談すると、その時に
私の短所を指摘することは、避けずにやってくれます。
メンタークラスになると、長所をドンドン伸ばして
成長させ、早く伸び悩んでしまう位の状態に持って
行っているような気さえしてしまいます。
そうやって、良いところを成長させるだけさせ、
その成長が頭打ちになったことを自覚させれば、
自分から、直すべき短所を見つけ出し、自発的に
改善に取り組む、という事を知っているんですよね。
仮に聞きに来たとしても、こちらがしゃかりきになって
直してやろうなどとしなくても、ちょこっと指摘をして
あげれば、後は勝手に自己努力をしていく。
なんて楽な指導育成方法なのでしょう(笑)。
だからこそ、短所にばかり目を向けて叱咤激励を
するのではなく、長所を認め、それを伸ばす支援を
してあげることが重要なんですね。
まあ、短所にばかり目線がいく、という方にとって、
長所を伸ばす、という接し方は、最初は慣れなくて
大変だと思います。
私も、まだまだ短所に目を奪われてしまうことが
今も多々あります(汗)。
ですが、訓練で以前よりは長所を認め伸ばすことが
少しずつ出来るようになってきましたから、ぜひ、
一緒に頑張って、長所を伸ばす育て方を身につけて
いきましょうね。
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1930
  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
┌────
● ライブセミナーのご案内
■ 2012年 5月20日 初めてのセミナー入門 in 東京
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1931
┌────
● 各種教材
■【1分間自己アピール講座 DVD教材】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1932
■【人の心を動かす文章の作り方 メールセミナー】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1933
 
■【高品質セミナー作成講座 DVD教材】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1934
 
 
━━━━━
  ● 編集後記
─────
昨日のメルマガのまとめは、慣れない英語を使って書いたせいか、
案の定、誤字がありました。
日本語ですら誤字があるのに、英語なんてなおさら自信が無い、
と思って、簡単な単語も、一生懸命辞書を引き、綴りが間違って
いないかひとつずつ確認しました。
しかも、間違えてしまった単語についても、下書きの時には
「enything」と書いて、間違いだと言うことに気付き、
こんな単語も書けないのか、とため息を尽きつつ、本番では
間違えないようにしないとな、とまで思い、チェックも2回
確認したんですよね。
それでも、しっかり間違えてしまうとは、自分のチェック能力の
無さと、誤字力の異常なまでの高さには、ほとほと感心して
しまいます。
という事で、この短所は、直しようがありませんので、
読者の皆さんも、上手いこと読み解きながら、笑って
お付き合い下さいませ。

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


最近の記事