仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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条件が揃わないと出来ない、と言う人へ

おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
5月20日に開催されるセミナーですが、
申込みの締め切り期限が2日後に迫ってきました。
 ・ 自分の経験や知識を、セミナーや研修で伝えて行きたい
 ・ 講師として、人を育てる仕事に携わりたい
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  ● 地上828メートルのトム・クルーズ
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先日、トムクルーズの映画「ミッション・インポッシブル」の
最新作が、ブルーレイディスクとして発売されました。
007シリーズが製作されなくなってしまった今、世界を
股にかけ、贅沢に作られる数少ないスパイ映画として、
私は毎回楽しみにしているんですよね。
今回も、ドバイ、プラハ、モスクワ、ムンバイ、バンガロール、
バンクーバー、と、世界中を飛び回り、息をのむような
アクションを見せてくれています。
その中でも、特に圧巻だったのが、ドバイにある、
2012年現在、世界一高いビルといわれている
「ブルジュ・ハリーファ」でのシーン。
敵をだますためにそのビル内にあるサーバールームに
侵入する必要が出てきたものの、建物内からそこに
たどり着くのは不可能。
そこで、トム演じるイーサン・ハントは、ビルの
窓を取り外し、外からの侵入を試みます。
このときのシーンが、特撮などではなく、
実際にブルジュ・ハリーファで撮影した
ものなのだとか。
しかも、通常はスタントを使うところ、トム自身が
ビル外にぶら下がって撮影をしたのだそうです。
購入特典として、撮影時のメイキング映像もついて
きたので観てみたんですが、本当にビルの外に
トムがぶら下がっていて、本当に自分でやって
いたんだなあ、と驚かされました。
ちなみに、こちらのサイトに、ブッシュ・ハリファ
その他で撮影された時の写真が掲載されています。
もう観ているだけで縮み上がってしまうくらい
すごいところで撮影していたことがよく分かりますよ。
http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2091
 


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  ● 条件が揃わないと出来ない、と言う人へ
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閑話休題。
組織で働く人がよく口にする文句のひとつに、
「条件が揃わないと出来ない!」
というものを、よく耳にします。
研修の中でも、今後新たな取り組みをしていきましょう
といった話になってきたときに、
「それをやるならば、会社側はこういう条件を満たすべきで、
 先にそれを約束しないのならば、こちらも出来ない」
なんてことを言い出す人がいたりします。
しかし、こういう人に対して、企業側が、望むだけの
条件を提供するか、というと、多分しないんですよね。
また仮に、言われたとおりの待遇をその人に与えたと
したら、その新たな取り組みは成功するかというと
まず十中八九、成功などしないでしょう。
実際、サラリーマンが起業したり、新規事業に取り組み、
それが成功する確率は、一説によると5%以下なのだ
そうです。
その理由はいくつかあると思いますが、一番大きな
原因を占めていることは、私思うに、
 ■ 前提条件がなければ出来ない、という姿勢
に、問題があるのだと思うんですよね。
今回、ミッションインポッシブル4のメイキングを観て
いたのですが、トムやJジェイブラハム等の制作者は、
世界一のビルである、ブルジュ・ハリファでの撮影を
するために、まさに不可能を可能にする努力を重ねた
そうです。
営業開始前のビルではありますが、世界一のビル、
という事で全世界的に注目を浴びていますから、
トラブルや事故などを起こしたくないと思うでしょう。
ですから、撮影許可を取る事はかなり難航したそうです。
しかも、許可が下りた後も、撮影条件は極めて厳しく、
その条件をクリアするのにも、相当骨が折れたのだとか。
であるにもかかわらず、撮影の許可を取っただけでなく、
窓ガラスも撮影のために26枚も割って取り除いたり、
ビルの近くギリギリまでヘリを飛ばして撮影するなど、
常識的に考えれば、かなり無茶なことまで実現して
しまったんですよね。
まさに映画がミッションインポッシブルであるだけでなく、
その製作状況もまた、ミッションインポッシブルなので
あったんです。
あの映画が完成したのは、事前に条件が揃ったから
ではありません。
 ★ 作り手の「これを実現したい」という本気の想いで
   それを実現する条件を勝ち取っていったから
なんですよね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
   実現したい本気の想いを先にもって、条件を勝ち取っていこう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
こんな話をすると、おそらく次の2つの反論を言いたくなる人が
出てくるでしょう。
ひとつは、
「トムクルーズという著名人だからこそ、実現できたのだ」
という反論。
確かに、その要素は非常に大きいと思います。
制作者サイドも、
「あのトム・クルーズの映画なのだ」
ということは、強く主張したと語っていましたし。
しかし、それは単に、ハリウッドスターのブランドを
ちらつかせていただけではありませんでした。
彼らは、
「あのトム・クルーズが、命懸けで体を張って撮影をする。
 その絵を取るために、是非このビルで撮影をしたいのだ」
という論旨で、説得に当たったそうなのです。
ビルの責任者が、撮影許可を出した理由の、大きなひとつには
これがあったと思っていいでしょうね。
その後の撮影も、ずっと担当者が張り付いていたそうですが、
実際にトムがビル外にぶら下げられた状態で、必死に撮影する
姿を見ていたようです。
それが、最終的にガラスを26枚割り外したりするという
便宜を図ってくれたことと、無関係では無いと思うんですよね。
もうひとつは、
「映画の制作陣と違って、組織で働く我々は、社命で
 やらされているんだから、それが出来るだけの条件を
 先に会社が出すべきだ!」
という反論。
こちらも一見、正しい論旨のようにも見えます。
しかし、会社の意思決定権者は、その言い分を受けて、
条件を整えてくれなどしないでしょう。
なぜなら、先ほど言ったとおり、そういう人間にいくら条件を
整えてやったとしても、成功する確率は極めて低いから。
でも、その中でも時折素晴らしい成功を収める人が出てきます。
その人はどういう人かというと、
 ★ 社命を「自ら実現したい理想」と一致させることが出来る人
なんですよね。
結局どれだけ条件を整えても、社命だからと言うやらされ感のまま
仕事に取り組んでいても、会社とあなたが理想とするような成功は
得られる事はまずありません。
ですから、「社命だから」などという、仕事を押しつけられた
被害者みたいな気持でいるのではなく、社命を腹から受け止め、
 ★ 自分の理想と社命との一致点を見いだす努力
をしてみてはいかがでしょう。
全ての社命が自らの理想と一致することは無いとは思いますが、
今後、やらされ感を抱えたままずっと仕事をしていくことに
なるくらいなら、一度きちんと考えて見ても、損は無いと思いますよ。
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  ● 編集後記
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こういう可愛いオッサンに、私はなりたい。
364 名前:どうですか解説の名無しさん[sage]  投稿日:2012/05/07(月) 12:31:53.23 ID:rutysWaw [2/4]  >>361
 上司(巨人ファン)とそのさらに上の上司(虎ファン)が
 お互い口汚く罵り合っているのを見ると、ああ今日も元気だな、
 と微笑ましいです
 いなきゃいないで
 「アイツどうした?」
 と心配するんだからこのオッサンどもは…

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