おはようございます！
水野です。
本編の前にお知らせを。
6月30日に
「人の心を動かす文章の作り方 メルマガ事例編」
を開催いたします。
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● 英語が苦手な私でしたが……その２
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昨日、香港旅行が終わった後に英語の勉強を始めた、
という話を書きました。
【香港旅行前後で変わった英語学習の心境】
→
簡単にまとめると、香港に行く前は、仕方なく英語を
勉強しようとしていたが、香港帰国後は、前向きに
英語を勉強する気持ちに変わった、というお話でした。
実は、これ以外にも、大きな心境の変化が生まれたんですよね。
それは何かというと、
★ 自分は英語が出来る！
という自信が生まれた、という事です。
その自信たるや恐ろしいもので、
１．年内には、海外で英語で講演をやろう
２．来年には、洋書の翻訳を手がけよう
３．５０歳の誕生日の年には、ＴＥＤで講演をやろう
と、今本気で考えていて、しかもそれが、壮大な夢ではなく、
かなりリアルに実現できる目標のように思えている、という
状態なのです。
しかし、ほんの２週間前は、全く違っていました。
昨日も書きましたが、中学１年の時、小文字のｂとｄの
識別が出来なくて先生に馬鹿にされて以来、英語は一番
苦手な科目です。
２５年前にシンガポールに社員旅行で行ったとき、
オレンジジュースを買おうと思って店員さんに言った
「Orange juice please.」
が、全く通じなかったことも、かなりのトラウマに
なりました。
もう、自分は英語がしゃべれない人間なんだ、と思って
諦めていたくらい。
しかも、今回の海外旅行は、そのシンガポールの旅行以来
となる、四半世紀ぶりの海外旅行。
自分がお願いしたとは言え、いざ旅立ちの日が近づくにつれ
異常なほどの緊張感で、この仕事を受けたことを後悔した
位であります。
そんな私ですから、先ほど上に挙げた目標など、夢のまた夢の
そのまた夢のような話としか思えないようなものばかり。
それが、たかだか３泊４日の香港旅行を経験しただけで
これだけの夢の夢の夢が、実現可能な身近な目標と思えて
しまう。
いったい私の中に、どんな変化が起きたのでしょうか？
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● 自分の自信を高める方法
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自信を高めるために何をしますか？ と問うと、多くの人が
★ 自信が生まれるまでの勉強をする
と答えます。
しかし、そうやって勉強をした人のほとんどが、
自信を手に入れる事はないようです。
私が今回手に入れた自信も、落ち着いて考えて見れば、
英語の語学力が上がったから自信が付いたわけでは
ありませんよね。
今回の私だって、舞い上がって興奮しているように見える
かもしれませんが、自分の語学力が今回の旅行で上がった、
と勘違いしているわけではありません。
旅行に行く前と、ほとんど一緒の知識であり、相変わらず
帰国直後の今でも相変わらずほとんどしゃべれないわけです。
でも、自信がある。
その自信は、一言で言ってしまえば
★ 大いなる勘違い
なんですよ。
この勘違いの自信のことを、心理学的では、セルフエフィカシー
（Self-Efficacy）、日本語では「自己効力感」と呼ばれて
いるそうです。
この自己効力感を、もう少し適切に説明すると、目の前の
課題に対して、解決できる根拠や確信が全くなかったとしても
「なんとかできるだろう」と思えるような心の状態、とのこと。
そして、この自己効力感こそが、非常に重要で、これを
持てるかどうかで、勉強するにしても何にしても、
成長のスピードが変わってくるんですよね。
でも、私は研修などで多くの人を見ているのですが、
この根拠がないのに「何とかなるだろう」という
考えを持つことを否定する人が結構いるようなんです。
これは自分の成長と可能性を狭めてしまう、非常に
もったいない考え方だと思うのです。
本当の自信を手に入れる前に、まず自己効力感を持つ。
その上で、学び、経験を積んでいけば、きっと驚くほど
早く、成長できることでしょう。
ですので、是非あなたも、こういった
★ 「出来る！」という勘違い
を大いに認め、自己効力感を高めていってくださいね。
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今日のトーク術・まとめ
自己効力感を高めて、積極的にチャレンジしよう！
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では、この自己効力感というものをどうやって高めるか。
今回の経験を振り返ってみると、まず一番重要な事は、
★ とにかく、未経験の新しいことにチャレンジせよ
という事です。
自信などゼロで良いから、とにかく、新しいことに
取り組んでみる。
そうすると、たいていの場合、取り組む前に思っていたほど
大変なことではない、と感じるケースが良くあります。
私も、２５年ぶりの海外で、ほとんど初めてのような状態。
その時に感じていた恐怖は、
★ 分からない事が多すぎる
という事でした。
一応本を読んだり、現地の人に聞いたりもしましたが、
結局、自分自身で経験しない限り、根本の不安は
取り除けないんですよね。
で、言ってみたら、確かに違いもあるし、コミュニケーションが
撮れないときも良くあったけど、思っていたほどではなかった。
だったら、あんなにおびえなくても良かったのに、というのが
正直な感想でありました。
こういう
★ 実際に経験して見えない不安を解消する
事は、自己効力感を高める上で、非常に重要なポイントだと
思うんですよね。
ですから、もし未経験のことにチャレンジするチャンスが
あったら、自信がないだの何だのとぐだぐだ言ってないで、
まずは、えいっと飛び込んでしまいましょう。
さて、未経験なことにチャレンジを始めたら、
もうひとつ重要な事があります。それは、
★ 感情を上手くいったことだけにフォーカスせよ
ということ。
そもそも、私が前回の海外旅行でトラウマになったのは、
簡単な英語が通じなかったということ。
そこに意識をフォーカスしてしまったことが、そもそもの
間違いだったんですよね。
なぜなら、未経験なことに取り組むわけですから、
本来であれば、全ての行動が失敗したとしても、
おかしくないわけです。
どんなに簡単だって、本物の外人に直接英語を話すのは
初めてですから、上手く通じるはずがないんです。
それなのに、通じないと落ち込むというのは、間違って
いたと思ったんですよね。
だから、今回の香港旅行に向かうにあたって、自分が
ひとつだけ決めたことは、
「コミュニケーションが上手くいかないことが当たり前。
逆に、上手くいったらそれはすごいことなんだ」
と思うようにし、失敗を一切気にしないようにする、という事です。
そうやって、香港旅行を過ごしてみると、以外とこんな片言の
英語でも、通じることが良くあるんですよね。
もちろん、１０回のうち、まともに通じるのは１，２回程度。
８割９割は通じないわけです。
で、以前は、そういう８割の失敗に押しつぶされてしまって
いたわけですが、今回は、そういうことは一切気にしないと
決めたので、通じないときも気にせず、上手く通じたときは
「オレって、以外と英語いけんじゃね？」
と思うようにしていたんですよね。
そうやってすごしていった結果、思い上がりとも思える
ほどの、自己効力感を手に入れる事が出来ました。
しかし、何度も言うように、この感覚は、自らの殻を破り、
成長をしていくためには、絶対に必要な感情です。
だから、是非、新たなことにチャレンジし、失敗を気にせず、
自己効力感を高めた上で、本当の実力を身につける努力に
励んでいきましょう！
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● 編集後記
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他庁のことはさておき、確かにあそこは
明日の日本を真剣に考えている。
824 名前：Trader＠Live![sage]
投稿日：2012/06/03(日) 17:49:47.92 ID:+/ktEV8t
日本のお役所の中で、本気で明日の日本のことを
考えているのは気象庁だけだからね。
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