仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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日常の些細な業務にやる気を持たせる方法

おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
6月30日に
「人の心を動かす文章の作り方 メルマガ事例編」
を開催いたします。
ご興味ある方はこちらからどうぞ
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  ● 伝票入力アップで世界が救えるか?
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先日のメルマガで、自律型人材を育成するのではなく、
世界観やストーリーを示して行くことが重要なのでは?
と言う趣旨のメルマガを書きました。
「自律型人材」など育てる必要ない
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2480
このメルマガは、ずいぶんと反響がありまして、
たくさんの方からご意見を頂きました。
その中のお一人に、いつもメッセージを寄せて下さるSさんから、
興味深いご意見を頂きました。
ご紹介いたしましょう。
  たしかに企業側(or上司)が見直すべき点はあると思います。
  ただ、仕事はゲームとは違って現実世界の話なので(逆に言うと、
  現実から離れるためにゲームはある)、ワクワクする世界観や
  ストーリー設定などは難しいですよね。
  目的を明確にすることはできても、
   「君が一日の伝票入力を3割アップすれば世界は救われる!」
  とか、
   「今日、この書類をファイリングしないと仲間が死ぬぞ!」
  とかってありえないですからね。
Sさん、ありがとうございます。
Sさんがおっしゃる様に、仕事とゲームは違うという考え、
さらには、日常業務をワクワクする世界観に落とし込むことの
難しさは、皆さん感じていらっしゃることでしょう。
では、こういったときに、世界観やストーリーを与える
側の人たちは、どういった考えで行けばいいのか、
今日はそれを考えてみたいと思います。
 
 


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  ● 日常の些細な業務にやる気を持たせる方法
─────
   「君が一日の伝票入力を3割アップすれば世界は救われる!」
確かに、この言葉だけを聞くと、部下達はやる気を持って
取り組むことが出来ないでしょう。
なぜなら、伝票入力を3割アップさせると世界が救われる理由が
まったく語られていないからです。
上に立つ人間は、このことを、世界観・ストーリー・目的を
駆使しながら、
 ★ リアルにそうなることを実感させるように語る
事が必要になります。
例えば、ソフトバンクの孫さんは、ソフトバンクを
坂本竜馬になぞらえています。
  価値観やビジネス環境が大きく変わっている現代、
  平成維新を成すため、竜馬のように皆で活躍しよう
  ではないか!
と、孫さんは吼えているわけですね。
そして、通信業界に大革命を起こそうとしているのです。
これが、孫さんが提供する世界観であり、目的であり、
これから自分たちが歩んでいくストーリーとなるわけです。
でも、これだけでは、自分たちがなにをしていけばいいか、
具体的なことは分かりません。
だから、これを踏まえて、日常業務にそれらを落とし込んで行く、
というわけです。
例えば、伝票入力を例に取れば、
 伝票を素早く入力するということは、情報を社内で
 素早く共有出来ることに他ならない。
 情報は、会社の命であり、この情報が速やかに流れる事が、
 求められている。
 たとえて言うなら、血液の循環が良ければ、赤血球が
 体の隅々まで酸素を運んでくれ、体は健康になるが、
 血液がドロドロになり、循環が滞ってしまうと、
 隅々まで酸素が行き渡らなくなって健康が維持出来ない。
 もっというなら、伝票入力が滞ると、血栓が出来てしまって、
 必要な血液が必要な場所に行き渡らなくなってしまう。
 そうすると、健康を害し、最悪の場合死んでしまう。
 平成維新を起こそうとしているわれら竜馬が、健康を
 害したり、死んでしまったら、日本の夜明けが来ないんだ。
 我ら竜馬が、平成維新を起こし、歴史の立役者になるためには、
 まず竜馬そのものが、今まで以上に健康でなければいけない。
 その為にも、素早く、かつ隅々まで、必要な血液を体中に
 めぐらせるためにも、伝票入力を今まで以上に素早く行う
 必要があるのだ。
 平成維新を起こし、旧態依然の体制に支配された民衆を
 救い、解放するために、是非この伝票入力を今まで以上に、
 早く入力してもらいたい。
 まずは、3割アップを目指し、今以上に我ら竜馬を
 さらに健康にしていこう!
……と、私だったら、こういった感じで、部下に伝えるでしょうね。
世界観・ストーリー・目的は、前回のように必要なのですが、
それらを実現するために、日常業務に落とし込む際は、
更に細かく砕き落とした世界観・ストーリー・目的を
作りましょう。
そこまで考えるのは大変だと思うかも知れませんが、
こういったことを考えるのって、やってみると、
結構面白いし、つまらないと思っていた仕事も、
案外楽しくなって、ワクワクしながら取り組める
ようになりますよ。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
些細な業務にも、リアルな世界観・ストーリー・目的を持たせて楽しもう!
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おそらく、先ほどの話を読んだ時に、
 「こんな与太話で、部下達がやる気になるのかね?」
と思った方も多いことと思います。
私も、いきなりこの話だけをポンと出しても、
部下がやる気になどなるわけ無いと思っています。
実は、こういった事を語るには、語る内容以上に、
 ★ 語る人間が、本気でそう思って語っているか?
という事が問われるんですよね。
【部下を都合のいいようにコントロールするため】に
でっち上げたストーリーでは、彼らは決してやる気を
出したりなどしません。
あくまでも、
 ★ 人が感化されて動くのは、人の本気に触れたとき
だけです。
その本気を見せるために、世界観・ストーリー・目的を
語るわけです。
では、本気を見せるとは具体的にどういう事か。
それは、
 ★ 自分の想いに確信を持ち、揺らぎがないこと
がまず必要であり、なおかつ、
 ★ ゆらがぬ想いの通りに、日々行動し続けること
をおこない、さらに、
 ★ 世界観・ストーリー・目的を徹底的に語り続けること
が求められます。
そうやって、確信を持ち、徹底的に語り続ければ、
先ほどのような与太話も、圧倒的なリアルさで伝わり、
部下達のやる気に、火を付ける事が出来るのです。
もし、あれこれ語っても、部下がやる気にならなかったら、
話す内容よりも、自らのやる気を振り返ってみて下さい。
燃えるような、寝てなんかいられないと思えるくらい、
やりたくて仕方がないようなやる気が生まれているかどうか。
その思いを真剣に実現しようと信じ、自ら率先して
行動を起こしているかどうか。
部下のやる気を引き出すには、まず自分自身が
それくらいのやる気を持つ。
そう思えるくらいの世界観・ストーリー・目的を、
【まずは自分のために】、是非作ってみてくださいね。
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
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  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
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  ● 編集後記
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ていうか、よくそんなものが、すでに家にあったな。
751 名無しさん@HOME sage 2011/08/04(木) 19:50:35.18 O
 昨日の夫
 カレーは全カケか半カケかで夫婦喧嘩。
 「当分お前の顔は見たくない!!」
 と言われたので私もだ!!と言い返した。
 今日の夫。
 昨日言われたことがムカついたので朝食の時に
 ひょっとこ(宴会芸用)かぶって、味噌汁を飲む
 夫の前に現れてみた。
 テーブルが酷いことになった。
 会社に行って帰宅したら夫がキティちゃんの
 お面をかぶってた。
 笑ってしまった。
 問題は仮面夫婦状態をどう解消すれば良いのかわからないこと。
 

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