仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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うまくいく人との向き合い方

おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
人の上に立ち、人を導くリーダーの方たち向けの話し方講座を
来月の8月25日と9月2日の二日間をかけて開催致します。
タイトルは、
 『リーダーのための、人を動かすスピーチ実践講座』(仮称)
です。
自分が伝えるべきメッセージがあり、人前で話す必要もあるが、
人まで話すことに苦手意識があったり、もうひとつ聞き手の
反応が思わしくない、という方や、さらに説得力・納得感が
高まるスピーチをしたい、とお考えの方は、是非このセミナーに
参加して下さい。
詳細は、サイトの準備ができ次第お知らせ致しますが、興味のある
方は、8月25日と9月2日は、予定を押させておいて下さいね。
 
 
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  ● 日本人の気質に腹を立てる人
─────
以前のメルマガでも取り上げました、水曜の深夜番組
「マツコ・有吉の怒り新党」。
芸能界の舌鋒冴えるこのお二人が、視聴者から届く
日常で見かける怒りを感じるエピソードメールに対し
持論を語りつつ、その怒りがありかなしかを決めていく、
というバラエティ番組です。
視聴者から送られてくる怒りメールも興味深いのですが、
それに対してのお二人のリアクションが、以外と深く、
それがまた面白いので、毎週欠かさず見ているんですよね。
その番組に、先日、こんな怒りが寄せられました。
31歳会社員男性の方からの投稿であります。
  私は日本人の気質に腹が立ちます。
  何か新しいこと、今までと違ったことを言ったり
  やろうとすると、とりあえず否定しなければならない
  気質を持った日本人に、もうこりごりです。
  人間だれもが変化を恐れる現状維持の方が楽なのは
  分かりますが、現状を変えようと行動する人を否定
  するのは良くないと思います。
  新しい芽が摘み取られるそんな日本には、明るい未来は
  存在しないと思います。
……さて、あなたはこの怒りを聞いて、どう思ったでしょうか?
私は、率直に言ってしまえば、
「ああ、この人は周りの人に受け入れられていないんだなあ」
と、気の毒に思ってしまいました。
確かに、日本人の気質には、彼の言うとおりの部分も
多々あるかもしれません。
しかし、彼が周りから受け入れられていないのは、その
周りの人たちの気質のせいだけではなく、彼自身に、
大きな問題があると、この文章から感じるんですよね。
その問題とはなにか。一言で言えば、この人の
「人との向き合い方」
なんですよね。
 


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  ● うまくいく人との向き合い方
─────
話は変わりますが、私のクライアントさんに、
庄島義博さんという方がいらっしゃいます。
この方は、仙台にお住まいのスポーツトレーナーで、
めちゃくちゃ売れっ子の方なんです。
私は、トレーナー業界はあまり明るくありませんが、
クライアントさんとのセッション数が月に100を超える
という人は少ないそうですね。
ところが、この庄島さんは、ピーク時には月に250本以上の
セッションをこなしていたのだとか。
1セッション1時間としても、月250時間。
週6日、稼働時間だけで1日10時間働き続けるという、
すさまじいセッション数をこなしていたそうです。
失礼な言い方かもしれませんが、人の多い東京ではなく、
いち地方都市の仙台で、しかも、出身は福岡県という
生まれ育った場所でもないところで、これだけの
お客様を集めるのは、にわかには信じがたい話です。
このセッション数を見ると、普通のトレーナーですと
「お客集めがうまいんだな」
と思うらしいです。
でも、彼は新規のお客様を集める力があるというより、
一度おつきあいしたお客様とのつながりの深さ、長さが
普通のトレーナーとは段違いなんですよね。
普通のトレーナーの場合、一人のクライアントさんとの
おつきあいの期間は、たいてい数ヶ月で終了してしまうのだ
そうですが、庄島さんの場合、おつきあいが始まってから
ほとんどの人が、数年単位で継続してしまうそうです。
ですから、新規でお願いしたい人も、なかなか予約が取れず、
待ち行列が出来てしまっているのだとか。
では、庄島さんがなぜそれほどまで、お客様と末永く
つながり続けられるような、売れっ子トレーナーで
あるのか。
もちろん、トレーナーとしての腕はピカイチです。
しかし、庄島さん曰く、同じようなレベルの技術力を
持っているトレーナーは、たくさんいるのだとか。
それでもなお、同レベルのトレーナーと比べて、
庄島さんのセッション数がずば抜けているのは、
 ★ クライアント一人一人と、きちんと向かい合うから
なんですよね。
こういう言い方をしてしまうと、
「何をそんな当たり前の話をしているんだ?」
と思われるかもしれません。
しかし、実は結構な人たちが、普段の生活で、
 ■ 目の前の人に対して、一人の人間として向かい合っていない
んですよね。
いやいや、そんなことはない、という人もいるかもしれませんが、
逆に、こんな質問をしたら、どう答えるでしょうか。
「あなたは、あなたのことを一人の人間としてきちんと向かい合って
 接してくれている人を、何人あげられますか?」
部下として、ではなく、上司として、ではなく、お客様として、
ではなく、取引先として、ではなく、夫として、ではなく、
妻として、ではなく、母として、ではなく、父として、ではなく、
息子として、ではなく、娘として、ではなく、男として、ではなく
女として、ではなく……
そうではなく、私自身で言うならば、
【水野浩志、という一人の人間】
として、真正面からきちんと向かい合ってくれる人が、
自分の身の周りにどれほどいるだろうか。
こう考えてみると、想像以上に、自分自身と向かい合って
くれている人が少ないことに気付くのではないでしょうか。
そして、自分自身を振り返り、日々会っているすべての人に
対して、立場や役職や属性ではなく、ただ一人の人間として、
きちんと向かい合って接しているか、と問われて、胸を張って
イエスといえる人は、私も含め、おそらくほとんどいないのでは
ないかと思うんです。
先に挙げた、31歳会社員男性も、自分のみの周りにいる人たちを
「日本人」とひとくくりにして、彼らの気質を一元化して文句を
言っていました。
でも、相手を一人の人間として向かい合わず、何かと言えば、
相手に対して、勝手に自分で考えたレッテルを貼りつけて、
他人とひとくくりにしてしまうような人の話を、果たして
誰がまともに受け入れるのでしょうか。
そうやって、相手とまともに向かい合わず、自分の考えばかりを
声高に主張し、受け入れないと文句を言う、そんな人の意見を、
いったい誰が前向きに受け止め、肯定するでしょうか。
トレーナーの世界で言えば、技術力がいくら高くても、
クライアントとの向かい合い方が浅ければ、せっかくの
技術も、満足に生かすことは出来ません。
庄島さんは、クライアント一人一人と、クライアントとして
ではなく、一人の人間として向かい合っているからこそ、
ご自身の持つ高い技術が、最大限に発揮され、効果も大きく
出るのです。
なおかつ、関係性も非常に深くつながり合っていくため、
結果的に、クライアントが庄島さんを選び、彼と末永く
お付き合いすることを選んでしまうんですよね。
一人の人間として、徹底的に相手と向かい合う。
相手と自分自身の、成功と、成長と、幸せのためにも、
是非、あなたから、こういう意識で人と接していって
くださいね。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
  人と向かい合うときは、徹底的に相手を一人の人間として接しよう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
では、どうやったら、相手と一人の人間として向かい合える
のでしょうか?
これを行う方法論や考え方は、もちろんあります。
ただ、その方法や考えを学ぶ前に、やっておかなければ
いけないことがあります。
それは何かというと、
 ★ まず、自分自身ときちんと向かい合う
ということなんですよね。
自分とまともに向かい合うことも出来ないで、人とまともに
向かい合うことなどできません。
では、どうやったら、自分自身と向かい合うことが出来るか。
これについては、今までのメルマガでも折に触れて書いて
来ましたので、是非読み返してほしいのですが、今回ご紹介した
庄島さんも、これについて語っている読み物を書いています。
これは、トレーニングのセッション数が少なくて悩んでいる
トレーナーの方たちに向けて書いたステップメールですが、
この中に、人と向き合うこととはどういうことか、そのために
自分とどう向き合うのかについて書かれています。
このステップメールは、庄島さんとのコンサルティングの
一環として作成したもので、私が彼に対して、普段やっている
ことを徹底的に引き出しながら、最後は庄島さんご自身が
情熱を持って書き上げた、かなり力の入ったものです。
本当はトレーナーの方向けのものなのですが、コンサルタントや
コーチなどと言った、個人と向かい合うビジネスをされている方
にとっても、非常に役に立つものになっていると思います。
軽妙な語り口でありますが、結構深く大事なことが
わかりやすく書かれており、内容の高さ、すばらしさに
関しては、私が保証します。
7月いっぱいまでは無料で公開されているそうですので、
ご興味のある方は是非読んでみてくださいね。
ステップメールの登録はこちらから
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2947
ということで、相手と向かい合うためには、まず自分と向かい合う、
ということを踏まえた上で、明日のメルマガでは、相手を一人の
人間として向かい合うためには、どうしたらいいかについて考えて
みたいと思います。
出来れば、皆さんご自身も事前に考えておいてくださいね。
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2948
  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
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  ● 研修講師の方へ、通る企画書を作る秘訣、お教えします
─────
このメルマガの読者の方の中には、私と同じように、
企業研修の仕事をされている方もいらっしゃいます。
その方たちに、おすすめの情報をご紹介します。
内容はずばり、
 ★ コンペに勝てる研修提案書の作り方
というものです。
企業から直接依頼されるにせよ、研修会社を介して依頼を
受けるにせよ、研修を受注する場合、必ず作らなければ
いけないのが、企画書です。
しかし、この企画書を書くというのが、非常に難しい。
講師業をやられている方は、依頼を受けて企画書を
書いたものの、通らずに撃沈してしまった、という
経験は多々あるのではないでしょうか。
この企画作りについて、非常に高いレベルで成果を
出しているのが、今回、講師を務める大島佳子さん。
私の友人でありますが、一見普通のおばちゃんのように
見えつつも、実はかなりの頭がきれる優秀な方であります。
彼女は、2006年から研修講師を始めましたが、
リピート率98%という、すばらしい実績の
持ち主。
しかし、彼女のすばらしいところは、質の高い
研修を行うこと以上に、
 ★ 企業の担当者が「是非この先生にお願いしたい」と思う企画書
を作るところにあります。
その組織の課題をきちんと見極め、それに対して、研修を
通じて、具体的な解決の方法を、企画書という形に作り
上げるのです。
だから、企画の採用率が高くなるのはもちろん、上記のように
その企画によって作り上げた研修カリキュラムも、すばらしい
ものであり、結果としてリピートしてしまう、というわけですね。
ある研修会社では、
「登録講師120名のうち、ベスト3に入る講師だ」
といわれているそうですが、その理由は、研修内容もさることながら
 ★ そのまま提出すれば通ってしまうほど、完成度の高い企画書が作れる
という点が、高く評価されているからなのだとか。
私自身も、大島さんとお話しするときに、よく話を聞くのですが、
聞けば聞くほど、
「そりゃあ確かに選ばれるよな」
と思えるほど、すばらしい企画書の作り方のノウハウを
もっていらっしゃるんですよね。
ですから、もしあなたが研修講師であり、自分自身で
プレゼンやコンペに通る企画書を作りたい、という
方でしたら、是非この情報を見てください。
私自身も、早速見せていただきましたが、無料情報
だけでも、非常にすばらしいもので、ものすごく
勉強させていただきました。
ちなみにこの無料情報、8月4日までの限定公開だそうですので、
興味のある方はお急ぎくださいね。
詳細はこちらをご覧ください
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2949
 
 
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● ライブセミナーのご案内
■ 2012年 8月25日、9月2日(2日間セミナー)
   【リーダーのための、人を動かすスピーチ実践講座】(仮称)
   ※ 詳細はご案内の準備ができ次第お知らせします
■ 2012年 9月17日 10:00-18:30
   【10年がんばる技術 ~自分を大きく成長させる考え方~】
   ※ 詳細はご案内の準備ができ次第お知らせします
■ 2012年10月 7日 10:00-18:30
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 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2950
┌────
● 各種教材
■【1分間自己アピール講座 DVD教材】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2951
■【人の心を動かす文章の作り方 メールセミナー】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2952
 
■【高品質セミナー作成講座 DVD教材】
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=2953
 
 
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  ● 編集後記
─────
この話など、まさに一人の人間として向かい合ってもらえていない
非常にわかりやすい事例だといえよう。
352 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage]  投稿日:2012/07/10(火) 21:33:55.83 ID:GhPUrDwn
 友人は子供の頃、当時仲の良かったグループに
 
 マサト→マックン→「マック」と、
 賢太→「ケンタ」がいて、
 「じゃあお前が“モスバーガー”担当な!」
 みたいな感じで、本名とは全く無関係に
 「モス」という愛称だったらしい

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