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ルールがもたらす功罪

おはようございます!
水野です。
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さて本日は、ルールというものについて考えて見たいと思います。
では、まいりましょう!
 


━━━━━
  ● ルールがもたらす功罪
─────
集団で人が活動していく際に、ルールを決めることが
よくありますよね。
このルールというものが持つイメージは、あまり良くない、
という人が多いようです。
どうしても、
「○○してはいけない」
「○○しなければいけない」
といった、自分たちの行動を制約することばかりを
強要してくるから、というのが、その理由のようです。
特に、大手企業などでは、この手のルールが事細かに
決まっているようで、私のような人間から見たら、
もう本当に息が詰まるようなルールが、たくさん
決められているようです。
女子社員の呼び方ひとつとっても、セクハラにならないよう
言い方や行動のルールが決まっていますし、勤務の仕方に
ついても、禁止事項が多く、やらなきゃいけないことも、
ヘタすると分単位で管理され、と、もうたくさんの決めごと
があります。
そういったものを見ていると、一体、何のために、
これほどまでのルールを決めなければいけないの
だろうかと、首をかしげてしまいます。
もちろん、企業は、社会的責任を負っている組織ですので、
問題が起きないようにルールを決めておく必要があることは
解ります。
実際に、ちょっとしたミスやトラブルで、企業が訴えられ
多額の時間と金額を失ってしまう事例も多々ありますので、
そういうことが起きないように、厳しくルールを定めておく
ということは、必要だと判断される意味もわかります。
しかし、それにしても、問題が起きないようにすること
ばかりに意識が向きすぎているように、私には見えます。
それはまるで、企業が健全な組織活動を行うために
ルールを作っている、というよりも、従業員が問題を
起こしたときに、
「企業としてはちゃんとルールをつくってやってましたから、
 悪いのはこの従業員なんです」
という理屈と責任逃れをするために、ルールを作っている
としか思えませんし、実際にそうなんでしょうね。
そんなルールをたくさんつくるものだから、組織としての
生産力や従業員の労働意欲を、極端に奪ってしまっている
ような状態になっている企業は少なくなく、個人的には
そういう組織で働いている人たちは非常に気の毒に思えて
なりません。
じゃあ、ルールなんて無くしてしまえば良いのか?
というと、決してそんなことはありません。
実は、ルールというものも、遣い方ひとつで、非常に
有意義で面白いものになるんですよね。
それはどういうものか。解りやすく言うと、ゲームの
ルールです。
こちらのルールにも、たくさんの制約事項があります。
バスケットは、ボールを持って三歩以上歩いてはいけない、とか
サッカーは、ボールを手で触れてはいけない、とか。
オセロは、必ず相手の意志を挟んで、1枚以上裏返さなければ
いけないとか、将棋やチェスは、それぞれのコマは決められた
動き以外してはいけない、とか。
これらの制約事項のルールは、考えてみたら、現実世界の
ルールより、厳しいとも言えますよね。
しかし、このルールについては、誰も文句を言う人は
いませんし、このルールによって、選手たちのやる気が
失われることもありません。
いったいなぜか。
その理由は簡単で、一言で言ってしまえば、
 ★ その制約があるからこそ、ゲームが楽しくなるから
なんですよね。
では、なぜ制約事項があるのに楽しいのか。
これも簡単な理由で、要するに、
 ★ ゲームが楽しくなる目的で、ルールを作ったから。
であります。
しかし、ゲームのルールとは、ただ楽しいだけでなく、
ビックリするような成果を産み出していきます。
それは何かというと、このゲームの制約事項によって、
 ★ プレイヤーは自発的に、成長し組織力を高めていく
ことをやるんですよね。別に、誰に頼まれたわけでもなく。
つまり、これは、組織力を持った自立型人間の集団ができる、
ということで、今の企業にとっては、喉から手が出るほど欲しい
人たちである、と言えるんじゃないでしょうか。
企業が、よく体育会系の学生を取りたがるという話を聞きますが、
それは、単純に体力や根性があるから、というだけでなく、
彼らが、そのスポーツゲームを通じて、自発的に自らの成長させ、
組織力を高めていくという志向を持ち合わせているから、とも
言えるのだと、私は考えています。
しかし、そんな彼らですら、責任回避のためだけに創られたような
ルールにまみれてしまうと、自立志向を奪い、組織力を弱体化させる
ような人たちに、簡単に成り下がってしまうんですよね。
つまり、自律型人材がいず、組織力が弱いのは、極論を言うと、
従業員自身に問題があるのではなく、組織が作り上げたルールに
染まった、環境自身に問題があるんですよね。
ということは、逆に言えば、その組織のルールを変え、ゲームの
ルール作りの思考を取り入れれば、組織が活性化し、自律型人材も
増え、組織力が高まることも可能なのです。
ということで、もし会社のルールを作る立場にあなたがあるならば、
ぜひ、責任回避、問題発生回避のためだけにルールを作るのではなく、
 ★ 組織のメンバーがやる気を生み出し、仕事が面白くする
という思考で、ルールを考えてみてはいかがでしょうか?
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
     ルールは問題や責任を回避するために創るのではなく、
      組織内の人たちのやる気を引き出すために創ろう
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
では、やる気を引き出すルールをするために必要な考えとは
何でしょうか?
これもゲームのルールにヒントを求めると、簡単に
見つかりますよね。
ゲームには、必ず
 ★ 得点獲得条件、または勝利条件のルールもまた決められている
んですよね。
バスケットボールでは、ボールをバスケットに入れたら2点とか、
サッカーならば、ゴールにボールを蹴り込んだら1点とか。
オセロも、最終的に自分の色の駒が多い方が勝ち、とか、
将棋なら、相手の王を自分の子まで取ったら勝利、とか。
このように、実に解りやすく、ルールが決められていて、
ゲームの参加者は、そのルールに沿った勝利または得点獲得に
邁進していくわけです。
では、企業ではどうだろうか。
企業もまた、「売上向上、利益向上」という、解りやすい
得点獲得条件が決められています。
しかし、どうやったらそれが獲得できるのか。
市場が大きく変わり、今までのやり方が通用しなくなった今、
この条件をクリアするための手段が解らなくなっている
人たちがたくさんいます。
そのような状態に置かれてしまった人たちに、この得点条件、
勝利条件のルールを押しつけるとどうなるか。
ほとんどの人は、ワクワクするゴールとは思わず、自分を
苦しめるノルマ、と感じてしまうでしょうね。
逆に、ゲームの得点獲得条件・勝利条件のルールは、
具体的にやるべきことがわかり、何をどう努力すれば
良いかと言うこともまた、すぐに見当が付きます。
だから、そのゲームに参加する人たちは、成長の差こそあれ、
その目指すべきところに向かって、努力していくんですよね。
ですから、従業員のやる気を引き出すルールを作るためには、
単純な売上・利益による評価ではなく、
 ★ 具体的に実行でき、結果が客観的に測定できるような
   得点獲得・勝利条件を設計する
ことが、重要な事なのです。
もちろん、これは簡単なことではありませんが、出来たら
その組織は本当に大きく変わると思います。
ですから、大変だけれども、チャレンジする勝ちは多いにあります。
ぜひ、簡単にあきらめず、
 ★ 全社員がやる気になる、ワクワクするようなルール作り
に、めげずに取り組んでみて下さいね!
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  ● 編集後記
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子供ならではの吹っ飛び方。笑わせて頂きました。
463 名無しの心子知らず sage
2013/05/13(月) 01:43:09.12 ID:cljyUAyo
 息子が絵日記をランドセルに入れ忘れていたので、読んでしまった。
 5月11日
 きょうは、いとこのおねえちゃんが、けっこんのあいさつにきました。
 おねえちゃんもおかあさんも、ないていました。
 ぼくはパソコンでまんざいを見て、ばくしょうしました。
 とてもおもしろかったです。
 ・・・従姉の結婚話、何の関係もねえ!!!

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