おはようございます! 水野です。
たまに見かける議論で、
「それは欠点か個性か?」
というものがあります。
普通の人には出来る事が出来なかったり、足りないものがある、
といったときに、それを欠点と呼ぶべきか、個性と呼ぶべきかを
議論しているわけです。
欠点派の人は、
「人より劣っているんだから、欠点に決まっているだろ!」
などと言いますし、個性派の人は、
「人間には優劣など無いのだから、欠点と決めつけるのはおかしい!」
などと言います。
そして、お互いの議論は平行線のまま、争い続けるわけですね。
で、たまにそういう人たちから、
「水野はどちらが正しいと思うか?!」
と、意見を求められるんですが、そんなときはいつも、
「どっちでもいいわ! それより、言葉遊びをやめんかい!!!」
と思ってしまうんですよね。
こういう言い争いをしている人たちの奥底にある考えって、欠点派は
「上手くいかないのは、欠点を持つそいつが悪く間違っている」
と、正誤・善悪を決めつけて他者批判をしているだけだし、個性派は
「誰だって足りないところはあるんだから個性と認めて許してよ」
と、自己正当化を図ろうとしているだけだと思うんですよ。
いずれにしたって、表層的な言葉をどうこねくり回しても、
■ 現実にある状況は全く何にも変わらない
訳ですよね。
だから、それが欠点であろうと個性であろうと、現状や未来に
に問題が無いのであれば、そのままでいてもいいでしょうし、
現状や未来に問題があれば、具体的な対処をした方がいい、
というだけのこと。
だから、やれ欠点だ! いや個性だ! などと全く不毛な議論を
するより、
★ 現状とそれに関わる人の資質を踏まえた上で、具体的にどうするか?
という事を考えて行くことが必要なのです。
ただし、そうやって具体的な対処方法を考える場合、
もし人の資質に関して足りない部分が、その人の
努力によって改善が図れるのであれば、それについては
自らが「欠点」と捉えて、それを克服することにエネルギーを
注いだ方がいいでしょう。
逆に、人の資質に関して足りない部分が、その人が努力しても
改善が図れないようなものであるとしたら、それは周りの人が
「個性」と認定してあげた上で、問題が起きないように、
フォローをしてあげる、という選択をした方が、現実的な
解決策でしょう。
「欠点」と捉えても「個性」と捉えても、現状に問題が
あるならば、そこにいる全員が、具体的な改善行動を
とらなければなりません。
言葉遊びは直ちに止め、具体的な行動を皆で考え、
皆で実行していきましょう。
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● 編集後記
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捨て身の攻撃だな(笑)
112 名前:仕様書無しさん[sage] 投稿日:2013/11/18(月) 13:27:59.31
上司「ここまでは明日の朝までになんとか終わらないか」
僕「どう考えても無理です」
上司「出来る、出来ないじゃなくて、やるんだよ」
僕「お客と交渉して納期を伸ばしてもらわないと品質が担保できません」
上司「それは今更は無理だろ」
僕 「出来る、出来ないじゃなくて、やるんだよ」
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