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中学生まで、おねしょが治りませんでした

こんにちは! 水野です。
昨日のメルマガで、ちょっと長めのタイトルのメルマガを
発行しました。


【「そのままの自分で良いんだよ」という言葉に苛立ちを抱えながら
 「このままじゃダメだ! 」と思って、ますますダメになる人】

「そのままの自分で良いんだよ」という言葉に苛立ちを抱えながら「このままじゃダメだ! 」と思って、ますますダメになる人


このメールの最後に、
  ということで、明日以降のメルマガでは、私自身が経験した、
  ダメな自分を抱えて頑張っても出来ないジレンマや、
  受け入れられない自分を受け入れないことで苦しんだこと、
  そして、ダメな自分を受け入れることが出来なかった周りの
  人たちの辛い経験などを、お伝えしたいと思います。
  公のメルマガで公開するには少々抵抗がありますが、同じような
  悩みを持って苦しんでいる人や、私のような人間を育てようとして
  上手くいかなくて悩んでいる人たちのお役に立てる事が出来れば、
  と思って、あえて告白したいと思います。
と書きましたが、本日はそのうちのひとつとして、私の
おねしょ体験の話をしたいと思います。
おねしょというのは、普通は小学校低学年の頃には
収まるそうですが、私の場合は、タイトル通り、中学生に
なるまで続いたんですよね。
しかも、たまに、ではなく、週の内、3,4回はしていました。
小さいうちなら、仕方が無い、で済むのですが、大きくなっても
頻繁におねしょをしたため、いつも母から、
「なんでいい歳をしておねしょなんかするのよ!」
「いったい、いくつになったらおねしょしなくなるの!」
と、怒られていました。
しかし、どれだけ怒られても、おねしょは治りません。
なにせ、無意識のうちにしてしまうものですから、
注意しようとしたって無理なんですよね。
とはいえ、多感な歳でありますから、おむつなんかをするのは
どうしても心情的に耐えられない。
だから、布団の上にビニールを敷いて寝たりするんですが、
それでも、敷いた範囲からこぼれてしまい、布団を汚すことも
多々ありました。
そのたびに、母は2回の子供部屋から布団を運びおろし、風呂場に
持ち込んで足踏み洗いをしながら、険しい顔をして私を怒ります。
私は、申し訳ないとは思いながらも、自分だって、好きでしている
訳では無いし、どうしようも出来ないんだという気持ちで、母に
対して、
 「だって、仕方ないじゃん!!」
と、口答えをする、というのが、頻繁に繰り返されました。
その後、小学校高学年になってもおねしょが治らないので、
母は、夜尿症の病院に私を連れて行きました。
これも私はものすごく嫌だったんですよね。
身内には「おねしょしたって仕方ないじゃないか!」と
強気に出られてはいても、やっぱり私自身は、おねしょを
してしまう自分に、ものすごい劣等感がありましたし、
それを認めたくない気持ちでいっぱいでした。
そんな気持ちでいるにもかかわらず、知らない先生に、
あれこれ質問をされて、自分のプライドが傷つけられた上、
しまいには、人前でパンツを脱がされて、おちんちんを
調べられたりするわけです。
もう、悔しくて情けなくて、それでも、母の命令では
嫌とも言えず、おねしょを直したい気持ちもあるので、
何回か病院に連れて行かれたんです。
でも、結局おねしょは治らずじまい。
当時の私としては、あれだけ恥をかかされて、嫌な思いを
しながら、結局どうにもならなかったことに、苛立ちと
憤りを感じていました。
さらにその後、小学校5年生以降になると、修学旅行と
いうイベントが行われます。
私は、絶対に行きたくなかった。
クラスの友達に、自分がおねしょをしてしまうことがばれる、
というのが、とにかく耐えられなかった。
しかし、理由を付けて休みたかったんだけど、それは叶わず、
結局参加することに。
そして、やっぱりやってしまうんですが、それでも
ばれないように、誰よりも早く起きて、濡れた下着を
ビニール袋に入れて着替え、布団をさっさとたたんで
押入にしまいました。
でも、結局それがばれて、先生に怒られることに。
そんなことがもう、中学に入っても続いたんですよね。
その頃の私は、夜寝るときは、いつも戦々恐々としていました。
寝たらおねしょをして怒られる、と思っているので、
出来るだけ寝たくない。
でも、眠らないわけにはいかないので、結局寝てしまう。
そして、朝起きると、下半身にぐっちょりと濡れた、
嫌な感覚を感じて、最悪の自己嫌悪に陥りながら、
母に怒られる、という形で、1日が始まるのです。
このおねしょを通じての親子の関係とあり方は、
まさに、
 ■ そのままの自分をよしとして受け入れられず、
   このままじゃダメだ、と思ってダメになっていく典型
でしたし、そうであるがゆえに、このおねしょ問題が
どんどんこじれていったように思うんですよね。。
どういうことか。
私自身は、ずっと
「おねしょなんてしている自分はダメだ」
と思い込んでいました。
だから、自分というものが認められなかったんですね。
母も、私に対して毎回、おねしょをする自分を責めてきたので、
私はますます、
「このままじゃダメだ」
と思い込みました。
そして、今の自分というものを、一切受け入れたくないと
思い込んだんです。
でも、この一連の思考は、それは自分に対しての尊厳を否定
し続ける事だったですよね。
だから、現状を受け入れられず、おむつなどをするのは
もってのほか、とか、病院に行くのも嫌だ、といって、
さらに自分自身を追い込んでいってしまったんです。
もしここで、母と私が、
「おねしょをしてしまう自分でも良いんだよ」
という気持でいたらどうなったでしょうか。
おそらく、私は多感な年頃の時に、必要以上に自分の
自尊心を傷つけ続けることは無かったでしょう。
ダメな自分ではなく、おねしょをする自分がいて、
おねしょをする自分は、別にダメな人間ではないのだ。
あのとき、そう思えたら、どれだけ気持ちは楽に
なれたことでしょう。
無意識におねしょをしてしまうことと、私自身の人間性の
善し悪しとは、全く関係が無いもの。
そして、おねしょをすることが悪いということではなく、
おねしょによって予想される、身体の発達が人より
若干変わっている、ということと、おねしょによって
引き起こされる、布団が汚れるといったトラブルが起きて
しまう、ということがちょっとした問題になっているだけ。
まず最初に、母と私が、そう受け止められることが出来たら、
もっとお互いがお互いを傷つけ会う事無く、この問題が
解消できたかもしれないんですよね。
だって、そう思えたのなら、私だっておねしょが治るまでは、
素直におむつを履いて毎晩寝たでしょうし、病院にも、
もう少しストレスを感じることなく通うことが出来たでしょう。
それに母も、世間の子供と比べて劣っているからダメだという
気持ちで、自分自身を追い込むことなどもしなかったでしょうし、
そんな気持ちでいたら、私に対して人格攻撃とも取れるような
怒り方もしなかったでしょう。
これらは全て、「そのままの自分で良しとする」という考えで、
一旦きちんと自分自身を受け入れた上で、これからのことを
考えていかなかった事が原因なんですよね。
「おねしょをしてしまう」という、自分の努力だけではどうにも
ならないことは、一旦それを良しとして受け入れた上で、それに
よって起きる問題に対しては、出来る範囲で対処をしていく。
けっして、
「なんて自分はダメな人間なんだ!」
と自己卑下したり、
「なんてお前はダメな人間なんだ!」
と人格攻撃などをしてはいけない。
育つ側も、育てる側も、一旦そのままの自分、そのままの相手を
受け入れたうえで、起きる問題に対しては、相手の至らなさを
責める事無く、粛々と対処していくことです。
ということで、私のおねしょ話を通じて、
「自分がダメだ」
という考えでは、自分をよくするどころかダメにして
しまいかねない、と言うお話をさせて頂きました。
しかし、これを読んだ方の中には、
「おねしょだったら、無意識のうちに行われるものだから、
 不可抗力でもあるし、この考え方は分かるけれども、
 仕事の取り組み方といったような、意識を持って活動
 出来る場合は、また話が違うだろ!」
というツッコミをしてくる方もいらっしゃるかもしれません。
それについては、また明日のメルマガで、もう少しディープな
告白をするとともに、そのことについて一緒に考えていきましょう。
 
 
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やる気が出てくる言葉の定義 ~残業とは何か?~


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  ● 編集後記
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こういうことをさらっと言えちゃう女の人って、
すごいというか、怖いというか……
287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]   投稿日:2013/11/22(金) 15:58:11.57
 コンビニで女の店員さんに「おでんはいかがですか?」と聞かれたので
 「彼氏に食べさせたい具TOP5を詰めてください」と悪ノリしたら
 「彼氏いたことないので妄想でがんばりますっ///」。
 それを見て萌え死にかけたら隣のレジにいた男の店員さんが
 「そいつ彼氏いますよ」 
 

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