こんにちは! 水野です。
経営者や上司など、部下を持って仕事をしている人のほとんどが、
■ どうやって部下を育てるか?
という事に、常に頭を悩ませているでしょう。
そして、その育て方については、色々と試行錯誤を
日々されていることと思います。
その時のやり方のひとつに、
■ プレッシャーを部下に与えて育てる
という手法をとる方がいます。
これは、特に創業社長に多く、会えて部下を厳しい状況に置いて
プレッシャーをかけ、それによって、仕事の能力や、メンタル力を
育てようとするのです。
一応、教育業の端くれでプロとして活動している私が言わせて
頂くなら、この考え方は、非常に素晴らしいと断言できます。
このメルマガでも時々言っていますが、私は、
★ 研修やセミナーなどをいくらやっても人は育たない。
プレッシャーを克服する事によって人は大きく育つ。
と思っています。
研修やセミナーなどというものは、散発的、一時的、非現実的な
もので、そんな状況の中で、人間的に人が成長することなど
ありません。
研修やセミナーというのは、あくまでも、新たな知識を
身に付けたり、今までの生き方を振り返って考え方を改めたり、
気付きを得る、といったような事しか出来ません。
もちろん、それで大きく人生を変える人も出ては来ますが、
そういう人は、プレッシャーの中で苦しみ、
「この状況をなんとかしたい!」
という強い想いがあったからこそ、研修やセミナーの
学びや気付きに影響を受け、自らを成長させることが
出来るんですよね。
ですから、研修やセミナーは、使い方を間違えなければ
非常に有効なものでありますが、
「研修やセミナーで人を育てて一人前にしたい」
などと考えてしまうのは、見当違いも甚だしいと、
研修講師をやっている私は考えているのであります。
ということで、部下を育てるには、プレッシャーを与え、
それを克服させることが非常に有益である、というのは
間違いはないのですが、このプレッシャーの与え方にも、
大切なコツ、というものがあります。
それは何かというと、
★ プレッシャーの元凶は、環境でなければいけない
ということであります。
高い水準の目標、厳しい締め切り、チームメンバー同士や
他の仲間たちとの利害のぶつかり合い、などなど……
こういった、その人を取り巻く環境をプレッシャーと
しながら、その問題を克服していくことで、その部下は
育っていく、というのが、プレッシャーで部下を育てる
適切な方法と言えましょう。
逆に、一番避けなければいけないことは、、
■ プレッシャーの元凶が、上司であるあなた自身となる
という状態です。
これをよく勘違いする上司が多いんですよね。
こういった上司は、部下に対して、コミュニケーションによって
プレッシャーを与えようとします。
その時に、一番使ってはいけない言葉は次の通り。
・ バカかお前は!
・ そんなこともできないのか!
・ お前は本当にダメなヤツだな!
・ 使えないヤツだ!
・ 社会人失格だ!
・ 無能! 低能! 役立たず!
・ お前には呆れたよ!
・ 死ね!
・ 辞めちまえ!
……などなどの、人格攻撃を含む、本人を否定する言葉です。
こういう言葉を使う上司の多くは、罵倒をしている部下に
強い愛情を持っているケースが多いんですよね。
で、なんとか変わって欲しい、育って欲しい、そのためには
プレッシャーを与えなければダメだ、と思って、こういった
攻撃的な言葉を、部下にぶつけているんです。
しかし、残念ながら、こういった「上司が行う部下の罵倒」
によって育つ人というのは、まずいません。
ほとんどの場合、憎しみを募らせるか、この人にはなにを言っても
聞いてくれないと、心を閉ざしてしまうだけで、育つ可能性が
ある人すら、潰してしまいかねません。
そうやって、勘違いしたプレッシャーをかけて、部下を潰しては、
「あいつは根性がないな」
とうそぶいている上司は、私が見る限り結構いらっしゃるようです。
もう一度言います。
人はプレッシャーによって育つことは間違いありませんが、
あくまでもそれは、環境によるプレッシャーでないと
いけないのです。
だから、もしあなたが上司であり、部下を育てたいと思うのならば、
部下を罵倒するのではなく、部下にプレッシャーを与える環境を
計算し尽くした上で整備してやることなのです。
その上で、厳しいプレッシャーで働く部下を見守ってやる事が、
上司の本当の仕事なんですよね。
もちろんそれは、部下を甘やかせ、ということではありません。
時に厳しく接する必要もあるでしょう。
しかし、その時に見せる厳しさとは、人格攻撃ではなく、
★ 要求水準を下げずに最後まで仕事をまっとうさせる
ことに費やしましょう。
決して妥協せず、言い分を聞いた上で、至らないところは
きちんとフィードバックし、要求することを、要求する
レベルで完了するまで、徹底的にやらせ切る。
でも、こういったことをするときには、別に言葉が厳しい
ものであったり、人格攻撃をする必要はありませんよね。
ということで、もしあなたが、人格攻撃的コミュニケーションで
プレッシャーを与えて部下を育てている、という事に心当たりが
あるならば、是非、部下がつぶれてしまう前に、プレッシャーは
環境で与えるという考えに切り替えた上で、コミュニケーション
の言葉も、人格攻撃的なものを排除して下さいね。
その方が、部下は辞めず、腐らずに、ちゃんと育ちますよ♪
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● 編集後記
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ビリーの嘘つき!
169 名無しさん@13周年 sage
2013/12/05(木) 18:40:08.43 ID:ZrPid91m0
俺もビリーキャンプDVD買って、1カ月毎日観賞してたけど
全く痩せなかった。
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