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「経営者目線を持て!」と要求するときは

こんばんは! 水野です。
ネットで、非常に面白い記事を見つけました。


従業員に「経営者目線を持て」という謎の要求
~会社員に必要なのは、「従業員目線」です~
http://toyokeizai.net/articles/-/26314
この記事の論旨をまとめるとこんな感じです。
 経営者目線を持てといい、経営者目線を持たない社員は
 ダメ社員だ、というレッテルをやる企業が少なくないが、
 これはおかしいのではないか。
 例えば、経営者目線に立てば、給料は安いほど良いし、
 残業代も支払われない方が良いという判断になる。
 しかし、これでは従業員との間に利害の対立関係が
 生まれてしまい、従業員に利益を放棄しろと言っている
 事に等しく、実に馬鹿馬鹿しいことである。
 それに、従業員が経営者目線で働かなければいけないと
 したら、本当の経営者はいったい何の仕事をするのか。
 こんな事を要求するのは、経営者の甘えではないか。
 それに、本当に社員がみんな経営者目線を持って行動を
 起こし始めたら、それはそれで困るはずで、黙って言われた
 仕事をするしかないのが実情だ。
 つまり、「経営者目線を持て」というのは、経営者が
 社員に押しつける、都合の良い精神論でしかない。
 会社員にとって本当に必要なものは、経営者目線ではなく
 「従業員目線」である。
 なぜなら会社員は、会社に労務を提供し、その対価として
 給料を受け取るのだから、対価に見合わない労働を強制
 されることはおかしいからだ。
 だから、あくまでも自分は雇われの身であることを自覚し
 不用意に自分をすり減らさないようにしよう。
 そして、給料分の働きをしておけば文句を言われる筋合い
 じゃないのだから、
 とはいえ、経営者から「経営者目線を持て!」と言われたら、
 どうしたらいいか。その時は、「経営者目線を持っているフリ」
 だけして、適当に話を合わせておこう。
 そのコツは、「経営者が言っていることを、自分もそのまま
 同じように言え」ということ。
 決して自分の頭で考えず、トップの言う問題意識を、そのまま
 同じように言っていればいい。
 そうやって、クチでは経営者目線のフリをして、実際には、
 従業員として行動していればいいのだ。
天下の東洋経済社のサイトに、こんな記事が載っている、
というのが、実に面白いですね。
この記事の書き手は、日野瑛太郎さんという方で、
東大工学部卒、東大大学院工学系研究科修士課程修了、
とのこと。
学生中に、就職するのが嫌でWEBサービスの分野で
起業するけれど失敗。結局就職をしたけれど、そこで
見えた矛盾をブログに書いたところ、大人気となって、
「脱社畜」というテーマで、著書まで出した、という
人だそうです。
まだ30歳手前の方で、社会人経験も少ない、という
状況の中で書かれているものとはいえ、読む人が読むと、
何とも後ろ向きでネガティブだと捉える人も多いでしょう。
逆に、不当な賃金やサービス残業に悩んでいる人たちからは、
喝采の声を持って受け入れられるメッセージなのかもしれません。
実際、私自身も、ここに書かれていることは99%その通り
と思うくらい、納得していますし。
ただ、なんか1%しっくりこないところがあります。
それがなんなのかを考えてみたところ、気がついたのは、
 ★ 経営者目線という言葉の意味
なんですよね。
日野さんは、経営者目線というのを、きっぱりと、
 ■ 会社と経営者自身の利益だけを考えること
と決めつけています。
だから、経営者と社員の利害は対立の構図にあり、従業員が
経営者目線を持つ事は損である、という話になるのです。
これでは、いくら口を酸っぱくして「経営者目線を持て」
といっても、返って事態を悪くしてしまいますよね。
とはいえ、従業員と対立構図を描いている経営者ばかりでは
ありません。
ですから、そういうまともな経営者は、従業員に対して、
経営者目線を持って欲しい、と思っている人も多いでしょう。
敷かし、そう言った、社員のことを考える、まともな経営者も、
経営者視点を持て、という、その言葉の意味は具体性に欠け、
単なる精神論的かけ声で終わってしまっているケースも多々
見受けられます。
では、そう言った経営者が、従業員に経営者目線を持たせる
ためには、いったいどうしたら良いか。
実は、これは言葉で応えるのはとっても簡単なことで、要するに
 ★ 経営者が見えているものを、逐一リアルに社員に話聞かせる
という事をやれば良いんですよね。
いくらクチで「経営者目線を持て!」といったって、彼らは
経営者などではないのですから、こんな言葉だけでこの目線が
持てるはずなど、絶対にないんです。
人は、見えないものを見ろと言われても、それは不可能ですから。
だから、経営者であるあなた自身が、自分が見て来た過去を、
そして現在を、さらには、自分たちが作り上げようとしている
未来を、事細かに、リアルに語り聞かせてあげるのです。
もちろん、一筋縄ではいきませんが、これを従業員たちに
繰り返し聞かせ続けて行くうちに、従業員たちも、
 ★ なぜこの仕事をやらねばならぬのか?
   そのために、今なにをすればいいのか?
という答えが見えてくるんですよね。
かの昔、若き本田宗一郎は、みかん箱に乗り、
「うちで作ったバイクで、マン島のレースで優勝をするぞ!」
と宣言したように、従業員たちと共に作っていく未来の姿を
きちんと語り聞かせてあげることが、経営者目線を持たせる、
一番確実な方法なんですよね。
ここで登場して頂いた日野さんは、おそらく会社というものに
悪い印象敷かないようですが、それもきっと、こういった
「経営者目線で見えた社会と自分たちをきちんと語る経営者」
という人にで会えなかったからなのかもしれません。
だからこそ、経営者のエゴで従業員は搾取されてしまうのだ、
という考えを持ち、ここまでネガティブな論理展開をする
ようになってしまったのでしょうから。
そう考えると、組織で働く人を応援する自分としては、
非常に哀しい気持になってしまいます。
だから、もし彼の考えに苛立ちを感じた経営者の方がいたら、
彼を責めるのではなく、彼のような考えを持ってしまわないよう
一方的に経営者目線を求めるのではなく、あなたの目に見える
情景をきちんと作り上げ、それを徹底的に伝える事に、
エネルギーを注いで行って下さいね。
 
 
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  ● 編集後記
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最後の擬音を聞いて、時代を感じ、なるほどと思った。
20 :エルボードロップ(家)
  2013/11/13(水) 16:36:51.10 ID:h8vs7rIC0
 ドンドンドン
 姉 「姉ちゃんだよ」
 妹 「本当に私の姉ちゃんか?」
 姉 「本当に本物の姉ちゃんだよ」
 妹 「本当の姉ちゃんなら次の質問に答えろ」
 姉 「いいよ」
 妹 「千円札は伊藤博文、五千円札は新渡戸稲造、なら一万円札は?」
 姉 「欲しい!」
 妹 「本当に私の姉ちゃんだ!」
 ガラガラガラ
 

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