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効率化を図り、便利になればなるほど、あなたは自分を失っていく

どうもです! 水野です。
本編の前にお知らせを。
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さて、本編を。
効率化を図る、というのは、ビジネスの世界に限らず、
素晴らしいこととされていますよね。
また、便利になる、ということについても、良いことであり、
ほとんどの人々は、今まで以上に便利似なることを求めて
います。
私は、研修の中で、よく「理想的な未来を描こう」という
ワークを行います。
制約条件を全て取っ払って、こんな世界になったら良いな、
と思えるような、理想の未来を、グループのメンバーと
自由に話し合ってもらうんです。
そうすると、ほぼ99%、どこのグループでも出てくるものが、
あります。
それは、マンガ「ドラえもん」でおなじみの「どこでもドア」。
本当に、面白いほどに、この名前が、必ずと言っていいほど
上がるんですよね。
で、なぜ理想の未来に、どこでもドアがあるといいのか?
と聞くと、皆さん口を揃えて、
「移動に時間がかからず、効率化が図れる」
とか、
「満員電車に乗らずに移動できるから便利だ」
といったような内容の返答をするんです。
しかし、本当に、どこでもドアが出来て、便利で効率化が
図られると、皆さんにとって、理想的な未来になるのでしょうか?
 
 
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もしですね、どこでもドアが出来たら、どうなるか。
ちょっと考えてみましょう。
FAX、メール、携帯電話、スマートフォン、どれもみな、
便利で効率化が図られる道具でした。
これらは、登場してまもなく、企業に取り入れられ、
個人に持たせられるものは、携帯必須のものとなりました。
ですから、どこでもドアも、世に登場したら、直ぐに企業は
それを取り入れ、社員全員に持たせるでしょうね。
そして、移動時間が限りなくゼロになることを良いことに、
顧客や取引先に、頻繁に活かせることになるでしょう。
おそらく、勤務時間後も、何かトラブルがあったら、
スマホに連絡がとんできて、
「おい、水野! 客先でトラブルだ!
 どこでもドアで、直ぐに現場に行ってくれ!
 準備含めて、5分もあればいけるだろ。急げ!!」
なんて指示を受けて、私は家でくつろいでいたにもかかわらず、
素早くトラブル先まで駆けつけなければいけなくなるでしょう。
さて。
果たして、これが、
 ■ 自分の求める理想的な未来の姿
になるのでしょうか?
おそらく、こんな姿は望まない! という人も多いのでは
ないでしょうか。
しかし、世の中か便利になり、効率化が図られるように
なっていけば行くほど、本来自分が望まなかった状況に
ドンドン追いやられていく人は、実はたくさんいます。
私は、これからの時代は、さらなる格差社会になっていくと
思っています。
その格差とは、
 ■ やりたいことが出来る人と、やりたくないことしか出来ない人
です。
そして、この両者の溝の広がりが、今後ドンドン進んでいくでしょう。
  便利になればなるほど、効率化が図れれば図れるほど、
  やりたいことが出来る人は、
  よりやりたいことが出来るようになり、
  便利になればなるほど、効率化が図れれば図れるほど、
  やりたくないことしか出来ない人は、
  ますますやりたくないことばかりヤラされるようになる。
これが、世の中が便利になること、効率化が図られることで
生み出される、格差社会です。
でもこれは、社会の問題でも、政治の問題でもありません。
実は、これは個人の問題なんですよね。
自分がどう生きたいか、そのために何をやっていきたいのか、
明確にして信念をもって生きていく人には、これからの時代は
ますます暮らしやすくなっていくでしょう。
しかし、時分の生き方が定まらず、何のために生きて
行くのかを明確にしないままに生きてしまう人には、
これからの時代は、便利さや効率化によって、その人の
人生がどんどん侵されていってしまうのです。
誤解して欲しくないのですが、私は、世の中が便利になるのも、
効率化が図られていくのも、否定は一切しません。
むしろ、個人的には、大歓迎であります。
そして、そういう方向に世の中がこれからも進んでいくことは、
別に悪いことでも無いと思っています。
でも、社会で生きていく多くの人々を俯瞰してみると、
それが幸せにつながっては行かない、という人も、
実際はたくさん出てくるだろうな、と思うんですよね。
でも、何度も言うように、これは、個人の問題。
もっといえば、各個人が、自分の人生に主導権を持ち、
自分の人生を自分の意志で生きていく、と決断できるか
どうかという問題です。
すでに、この格差社会は始まっています。
あなたは、自分の人生をどう生きていきたいのか。
何を受け入れ、何を手放すのか。
何にYESといい、何にNOというのか。
便利さと効率化で生まれた忙しさに流され続けないで、
どこかで立ち止まり、しっかり考えてみて下さいね。
 
 
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26 :名無しさん@おーぷん :2014/10/12(日)21:02:14 ID:4zgJ6egqF
 今日バイト先のお店に来た外国人に「これはペンなの?」と聞かれて 
 ついにこの時が!
 ドクンドクン鼓動が高鳴る
 そして言った
 「This is a pen!」
 
 

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