どうもです! 水野です。
本日のメルマガは、2011年12月に発行したものです。
リスクというものといかに向かい合うか、ということについての
お話であります。
でも、最近思うのは、自分がリスクだと思っていることって、
本当の意味でリスクではない事も多々あるんだよなぁ、という
ことであります。
リスクの向こう側に行くと、自分が幻想におびえていただけだった、
と言うことが解ることも多々ありますです。はい。
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● やっちまいましたね
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「浩志、仕事の時は野球と政治の話はタブーだぞ」
なぜか知らないけれど、私が社会人デビューをして
間もない頃、うちの父から、よく言われていたのが、
こんな言葉だったんですよね。
理由は、野球と政治ほど、特定の団体を感情的にひいき
している人が多いので、その感情を刺激してはいけない、
ということだそうです。
おそらく、失礼な言動が多い私に対して、父なりの心配を
して、私に教育をしてくれたのでしょう。
この言葉は、私の記憶に残り、出来るだけ避けるように
していました。
しかし、昨日のメルマガでは、この父の教えを破るかのように、
野球と政治の話をしました。
リスクがあるのは承知の上で。
※現水野注;こちらのメルマガのことであります。
https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/1622687.html
するとやはり、こんなメッセージをもらってしまったんですよね。
やっちまいましたね。
講師が野球や政治の話をするのはタブーですよね。
特に今回の切り口はタブーのど真ん中ですよ。
やっぱりそういう人もいたか。
まさに、やっちまったな……
でも、多分私は、これからも、批判をされるというリスクを
冒してでも、こんな発言をしていくんですよね。
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● リスクヘッジをするときは
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昨日の、野球や政治の話に限らず、私のメルマガでは、結構
タブーなことや書くことにリスクに感じるような内容が
結構あることは、長くメルマガを読んでいる方たちならば、
よくご存じのことでしょう。
時に立場と役職を捨てて人に説教をし、万引きをした
息子のことで悩む父親のメッセージに喝を入れ、
自分の現在進行形の失敗を語り、内面の恥部をさらけ出す。
これらはすべて、タブーと言われていることや、大きな
リスクが伴うため、やるべきではないと言われている
ことばかり。
でも、そういうことこそ選んで、このメルマガを通じて
語ってきたんですよね。
そんな私を見ていると、「やってはいけないことをやってしまう病」
にかかっているかのように見えるかもしれません。
読者の方の中には、こういうことをやってしまってはいけない、
ということを知らないのかと心配され、熱いアドバイスを
寄せて下さる方も少なくありません。
もちろん私も、いい大人なので、興味本位でリスクを
犯すはずもありませんし、まがりなりにも、メルマガは
もちろん、マスメディアでも発言をする立場であるので、
書いた事のリスクについては、実体験も含めたくさん知って
いるつもりです。
だから、リスクを何も考えず、野放図に発言をしている
訳ではないんです。
だから、こういった、リスクのあるメルマガを書くときは、
いつも以上に、ものすごく真剣に悩みながら、時には
数時間もかけて、書くこともあるんですよね。
こう言うと、人によっては
「何でこんなリスクがあることを、エネルギーと時間を
かけてまでやるのか。
それが分かっているならリスクヘッジすればいいじゃないか」
と思われるかもしれません。
確かにその通りなんですが、そうはしたくない。
その理由は、リスクを冒してでも伝えたいことがある
というのもありますが、それ以上に、
★ リスクヘッジの気持ちで書いた文章よりも、
リスクテイクの覚悟で書いた文章の方が
人の心を打ち、行動を起こすエネルギーがある
からなんですよね。
私は、常日頃から、「受講者に行動変容を起こす」
ということを信条としてやっております。
そのときに発するメッセージには、リスクをヘッジする
というおよび腰な気持ちではいけないと思うのです。
かといって、リスクを全く考えずに発言するのは論外。
リスクを分かった上で、そのリスクを恐れ、しかしそれでもなお、
必要であればそのリスクを勇気を持ってテイクする、という
★ リスクから真正面と向かい合ってメッセージを発信する覚悟
を決めて書くからこそ、それを受け取る人に伝わり、感情を
ゆさぶり、そして行動を起こすメッセージになるんじゃないか
と思うのです。
そういうメッセージを出来るだけ発信していくためにも、
これからも、読者にとって価値がある、伝えるべき内容
ならば、勇気を持ってリスクをテイクしていきながら、
覚悟を決めたメッセージを送っていきたいと思っているのです。
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今日のトーク術・まとめ
人の心に刺さるメッセージは、リスクヘッジからは生まれない
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先日、セミナーに参加された方に、懇親会の時、参加の理由を
伺っていたところ、ある方が、
「実は、今日は先生にお礼を言いたくて参加したんです」
といわれたんですよね。
初めてお会いする方で、お礼を言われるようなことなんか
していないはずなのに……と思っていると、
「実は私、以前息子の万引きでご相談させて頂いたものです」
とのお言葉。
詳しくお話を聞くと、この時のメルマガで、メッセージを
送って下さったTさんだったんです。
【うちの子が万引で捕まりました……】
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/1572689.html
メッセージを頂いたときは、メールアドレスも書かれておらず、
しかも、非常に緊急事態でもあったようですので、対処としては
翌日朝のメールマガジンで対応するしかありませんでした。
しかし、私は子供を持ったこともありませんし、問題そのものも
かなりナイーブなもの。
それに、このメルマガで送るメッセージは、かなりその方にとって
手厳しい内容になってしまう。
果たして、メルマガでお答えして良いものかどうか。
当然のことながら、たくさんのリスクが、山のように脳内に
あふれてきました。
批判も当然受けるでしょう。
外したアドバイスになってしまう可能性もあります。
だから、正直申し上げて、この問い合わせを無視することも
頭をよぎりました。
しかし、最終的には、すべてのリスクを受け入れて、
書くことに決めたのです。
当然、批判のメッセージも頂きました。
かなり辛辣に揶揄される内容で、心が傷つくような
書き方をする方もいました。
でも、それは自分が覚悟したリスクによって起きたもの。
だから、目を背けず、その批判や揶揄も受け入れました。
でも、最終的に、この件に関しては、Tさんご本人から
お礼の言葉を頂くことになったんですよね。
こういう経験をすると、やっぱりうれしいものですし、
メルマガを読んで、どう自分が変わったかを語るその方を
見ると、本当にリスクを覚悟してメッセージを発信して
良かったと思うのです。
もちろんこの例は、出来すぎなくらいうまくいった
たったひとつの事例に過ぎないかもしれません。
それでもやはり、批判は受けるかもしれないけれど、
必要な人に強く響くメッセージを、発信していこうと
Tさんの語る横顔を見て、決意したのでありました。
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● 編集後記
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食品として発覚した異物混入は確かにそうかも知れないが、
タケノコにも異物を混入されたことが、もっと昔にあったはず……
221 名前:名無しさん@そうだドライブへ行こう[sage]
投稿日:2015/01/09(金) 01:28:56.26 ID:NYIKEKAd0
日本で最古の異物混入事件
http://livedoor.sp.blogimg.jp/eno_ge/imgs/e/b/eb4db426.jpg
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