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極楽とんぼの山本さんがめちゃイケに出ていた番組を見て

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       水野浩志の「自身力を高める思考のヒント」    
◆────────────────── 日刊発行 #0424 2016/08/02 ─◆
 
どうもです! 水野です。
本編の前にお知らせを
8月のイベント、ようやく募集サイトが出来ました。
まず、13日は前者後者勉強会の番外編として、
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タイトルは、「腹が立たない人になる方法」
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ということで本題を。
7月30日の土曜日、フジテレビの人気番組「めちゃ×2イケてるッ!」
に、以前この番組で一世を風靡したものの、未成年との飲酒及び
淫行の行為で、書類送検、不起訴にはなったものの、事実上、
芸能界を追放されてしまいました。
事件以降、謹慎生活を続けていましたが、山本さん本人も、
また、山本さんと親しい芸能人の方たちも、復帰を望んでおり、
10年たった今、社会的制裁も充分に受けたのではないか、
とのことで、今回、特別にテレビに出演させてみよう、
という事になったそうです。
私自身も、この番組が好きでよく見ていましたし、極楽とんぼの
お二人も好きでしたので、今回の番組が、いったいどういう展開に
なるのか、興味津々で見ていました。
番組中は、山本さん本人に内緒で、現在の彼の日常を隠し撮りしていく
といった形で作られていました。
昔はやんちゃで、他人のいうことも聞かなかった彼が、この10年間で
どれだけ変わっていったか、ということを協調するような運びで
番組が進行していきます。
前半のクライマックスは、やらせで仕込んだ、パチンコ店の営業仕事。
悪ガキども数名が、舞台上に立つ山本さんに、ヤジを飛ばしたり、
豚の真似を白などというむちゃぶりをしたり、という中で、
山本さんは、最後まで笑顔を崩さず、芸人としての役目を果たした、
という姿が映し出されていました。
過去の彼を知っている仲間たちの目から見れば、この姿は、
充分変わった、と感じられるものになっていると思わせる
もののようでした。
その営業終了直後に、
「明日夜8時、お台場球場に来い、岡村隆史」
というメッセージを受け取り、こ営業がめちゃイケの仕込みで
あったこと、そして、めちゃイケに復帰できるということを
知った山本さん。
涙を浮かべながら「よっしゃー!!」といって喜ぶ山本さん。
人生にしくじった10年前から、いつかこの日が来て欲しいと
願い続けていた夢が、まさに叶った瞬間。
おそらくは、前半部分で一番の見せ場であり、視聴者が
感動するシーンとなったところでしょう。
しかし私は、ものすごく違和感を感じたんですよね。
 あれ? この人、なんで「よっしゃー!!」って
 喜んでいるんだろう?
と思ったんです。
私も以前、人生にしくじってしまい、どん底に落ちて、
そこからはい上がってきたことがありました。
その時に、
 今までの自分のままではいけない!
 自分は大きく変わらねば!
 
と思って、人生の立て直しに取り組みました。
その後、努力の甲斐あってか、しくじる以前に描いていた、
自分の夢や思いが叶っていくようなことがいくつか起きました。
その時に、私は、今回の山本さんの様に、
「よっしゃー!!」
といって喜んだか、というとさにあらず。
ほとんどの場合は、
「へ? なんで?」
という、きょとんとした、といった方が良いような反応でした。
嬉しいか嬉しくないか、といわれれば、それは嬉しいんですが、
それ以上に、
「え? なんでこの夢や望みが叶っちゃうの?」
といった感じでしょうか。
以前は執着していた夢や希望を、人生にしくじり、立て直しを
決めたときに、私はいったん全部手放したんですよね。
自分を根本的に変えるためには、自分が執着しているものを
手放すことが必要であり、私にとっては、その時に描いていた
夢や希望は、全て執着に該当しているものばかりでしたから。
しかし、それが結果的に功を奏して、どん底の状態から、
かなり短期間で、昔夢や希望に描くほど欲しがっていたのに、
全然手に入らなかったものを、手に入れる事が出来たのです。
でも、手に入ったときには、その夢や希望への執着を手放して
いたので、気持ちとしては、嬉しいというよりも、ビックリ
した、という感じの方が強かったんですよね。
だから、山本さんの力一杯喜ぶ姿を見たとき、
「ああ、きっとこの人は、ずーっとこのことに執着していたのかも。
 だから、頑張ってはきたかと思うし、変わったところももちろん
 あるとは思うけれども、根っこの部分は、ひょっとしたら変わっては
 いないかもなあ」
という印象を持ったんですよね。
そして迎えた、番組の後半、10年ぶりに対峙しためちゃイケの
メンバーやスタッフを前に現れた山本さん。
暴投に、笑顔で登場したという所の違和感から、メンバーたちに
「何にも変わって居ないじゃないか!」
という攻撃を受け、重苦しい中で番組が進んで行く、
といった展開になっていきました。
とはいえ、最終的には、番組に復帰は叶わなかったものの、
極楽とんぼとしての活動をライブで始める、ということで、
山本さんは、本格的に芸能界に復帰していくことになって
行くようです。
私は、このことについて、とやかく言うつもりもありませんし、
山本さんに対して批判や否定をしたいというわけでもありません。
しかし、少なからず根本的な変化をしてきた経験がある私が
思うに、山本さんは、まだまだ手放せない執着があり、
根っこから変わり切れていないんだろうな、ということは、
感じました。
自分の愚かさを受け入れ、見栄やプライドから生まれている
夢に対しての執着を手放していくこと。
これがいまだ出来ないままなのだろうなあ、と。
また、そうだったからこそ、再びテレビに登場するまでに、
10年間という長い時間がかかったのではないか、とも思うのです。
たぶん、その時の受け入れられない自分を全部受け入れ、
執着していたことを全部手放すことが出来ていたら、
もっと早く、世間から受け入れられていたんだろうな、と。
でもまあ、それが山本さんの人生であり、この遠回りの経験も、
今後の彼の人生の糧になっていくでしょう。
だから、山本さん自身を批判も否定もするつもりはないし、
これから改めて頑張って言って欲しいとも思っています。
ただ、せっかくこのみっともない姿を視聴者に見せたのですから、
見た視聴者の私たちは、彼のその生き方から、色々と学ばせて
もらう意味はあると思うんですよね。
己の醜さを受け入れ、執着を手放す。
なかなか出来ないかもしれませんが、それこそが、
自分の人生の歩みをとどめたり、間違った方向に
薦めていってしまう原因となってしまうもの。
もしあなたが、自分の人生思い通りに行かないと
感じるところがあるならば、是非このあたりのこと、
じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
 
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  ● 編集後記
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住みにくい世の中になったなぁ……
111 名前:卵の名無しさん[]  投稿日:2014/07/22(火) 15:21:48.50 ID:6AX4CZSI0
 職場某市では午後三時頃になると
 「小学生が帰宅します。みんなで見守りましょう」
 という放送がかかる。
 それから数十分経つと、市のあんしんネットとかいうところから
 「不審者情報:帰宅中の小学生を見つめる事案が発生」
 というメールが保護者に配信される。 
 

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