仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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不安を解消するのかしないのか

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  ● 10数年ぶりに歯医者に行ってきた
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昨日のメルマガでは、昔歯医者で体験したことを書いて
いくうちに、ついつい力が入ってしまい、本来書こうと思っていた
ことではない話になってしまいました。
昨日のメルマガはこちら
 → http://archive.mag2.com/0000115361/20080709002618000.html
でも、本当に書きたかったことは、昨日のメルマガの前振りにあったとおり、
10数年ぶりに経験したことだったんです。
そう、実は、あれだけいやがっていた歯医者に、ひさしぶりに
行ってきたんですよ。
ホント、最初は嫌で嫌でしょうがなかったんですが、
2年前に詰め物がとれてしまったままほったらかしていた
歯がしくしくと痛み始めたので、ひどいことにならないうちに
ということで行ってきたんです。
幸いうちのかみさんは、よく歯医者に通っていて、家の近所の
歯医者は総なめにしていたんですね。
だから、良い歯医者はないか聞いてみたんです。
「どっか、いい歯医者ない?」
「八王子の駅前にある歯医者は良いよ」
「へえ、どんなところが良いの?」
「全然痛くないの。麻酔打つのも痛くない」
「へえ、ところでその歯医者、患者の顔にドリル落としたりしない?」
「知るか、そんなん」
ま、最後の質問はともかく、痛くないということに
力点を置いたかみさんの説明には納得できるモノがあったので、
早速昨日行ってきたんです、その歯医者に。
いやあ、最近の歯医者はずいぶん変わりましたね。
医院の雰囲気も明るく、先生も助手の人たちも皆覇気があって、
問診もきちんとやり、治療も丁寧で、そして本当にちっとも痛くない。
昔は、少々の虫歯なら、麻酔なしでがんがん削られましたし、
麻酔を打つのも、めちゃくちゃ痛かったように記憶しています。
なのに、そんなこと全然ないんで、口をゆすぐたんびに、
「いやあ、10数年の間に、歯科医療も進歩したんですねぇ」
と感慨深げに先生に感想を漏らし続けました。
きっと先生は変な人、と思ったでしょうな。
ということで、無事、顔にドリルを落とされることなく
初日の診療は終わりました。
基本的には何から何まで満足だったのですが、しかし実は
ただ一点、とても不安に感じ続けていたことがあったんです。
さて、それは一体何だったのでしょうか?


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  ● 相手の不安を消す方法とは?
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人が不安に思う時って、どんな状態が考えられるでしょうか。
是非いろんな方たちに聞いてみて頂きたいと思います。
私自身も、セミナーや企業研修などで色々な不安を抱えている
人たちとお話しをしてきた経験がありますし、自分自身、
起業した直後から2年間ほど、大きな不安に悩まされていた
ことがあります。
それらの不安の要因を一言で言ってしまえば、
 ■ 自分の将来がリアルに実感できない
ということ。
今回の歯医者の件でいえば、私は10数年ぶりに歯医者に
歯医者に行った訳です。
そういう状態の時に、一番不安に思うことといったら何かといえば、
 ■ 痛くないかどうか
ということ。
その次に何を不安に思うかといえば、
 ■ いつまで通わなければいけないか
いうことなんですよね。
他の人はどうか解りませんが、私自身は、この2点が
一番の関心事であったわけです。
しかしながら、今回通った歯医者さんは、痛みについては
パーフェクトにクリアしてくれたものの、今後の治療の
プロセスについては、話してくれなかったんですね。
まあ、あちらにしてはそこをそんなに気にする人ではなかったと
思っていたようですし、治療最後にその後の方針を聞いたら、
きちんと話して聞かせてくれたので、最後は安心して
帰ってきたんですけどね。
ただ、その話を聞くまでの間に、歯医者に不信感を持っていた私は
ずいぶんと長い時間、不安な気持ちで治療を受け続けていたという
状態になってしまったわけです。
歯医者さんにとっては、たいした話ではないことも、
滅多には医者に行かない私にとっては、不安でたまらない話。
こんなシチュエーション、ひょっとしたら、皆さんの身の回りにも
あるのかもしれませんね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
  先を見せないことで、お客さんに大きな不安を与えているかも?
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しかし、全ての状況において、先を見せることが絶対に良いこと、
とも言えないんですよね、これが。
ある状況においては、あえて先を見せないで不安を駆り立てる
こともよくあります。
例えば、ジャックバウアーがテロリストと緊迫した戦いを繰り広げる
テレビドラマ、「24」。
このドラマでは、役者達に対して、毎回2話分の台本しか
渡さなかったそうです。
なぜなら、最後までの流れを知ってしまうことで、そこに
至るように、安心した気持ちで演技を予定調和的なものに
してしまうかもしれないから。
だから、制作者サイドは、あえて役者達に対して、細切れ
状態で台本を渡し、この先の展開については、一切秘密に
していたそうです。
あのドラマが、毎回毎回、すべて非常に緊迫した雰囲気を
醸し出していたのは、台本の仕上がりの良さもさることながら、
役者達自身が、この先どうなるか解らない、という状態の
中で、今解るだけの演技をやりきったということが、
大きな理由になっているんですね。
そういう意味で言えば、常に先を見せるという状態を
作るべきだ、ということは言えないでしょう。
しかし、大事なことは、先を見せるにしろ見せないにしろ、
 ★ 意志を持って先の展望を見せる決断をすること
であり、その考え方として重要なことは、
 ★ どういった信念を持って先を見せるかどうかを決断するか
ということになるんじゃないかと思うんですよね。
私自身、研修やセミナーをやるときには、ゴールイメージは
最初に見せるものの、その途中のプロセスは、細かく見せることは
滅多にありません。
そういった状態に置かれた受講生の中には、先が見えない不安を
不満としてはっきり言ってくる人たちもいます。
そういった不満の声が出てくることも解っている状態で、
その先に結果を出していきたい、という考えを持って、
あえて先を見せずに話を進める、ということをやる決意。
ここでしっかり腹をくくっていないと、単に組み立てが
へたくそ、という評価を受けてしまい、最後に求める
効果が得られなくなってしまうんですよね。
先を見せれば良いというモノでもないし、
見せなければいいというものでもない。
人を導く立場に立った人は、
 ★ このどちらかを、自分の意志を持って選び取る
覚悟が求められているのかもしれませんね。
 
 
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  ● 編集後記
─────
アンケートのご協力、ありがとうございます。
現在30名弱の方たちから書き込みを頂きました。
本当に色々と参考になる意見が多いです。
意外と、このメルマガ、人からのご紹介が多いんですね。
もっとたくさんの人に読んで欲しいと思っていますので、
気に入って頂けた方は、是非たくさんの人に紹介して下さいね。
なお、引き続き、アンケートを募集しております。
今後のメルマガ、および会社のサービス向上のためにも、
どうかひとつ、ご協力の程よろしくお願いいたします(深礼)。
 → https://ssl.formman.com/form/pc/EFk83Ua9ujxepOxn/

さて、今日は普段から企業研修でおつきあいのある皆さんと、
先方の昇進・ご結婚のお祝いを兼ねての飲み会でした。
お客さんとはいえ、非常に気心の知れた方達でしたので、
私自身もとても楽しく、盛り上がることが出来ました。
最後の方は、無礼講の最上級系、みたいな感じの盛り上がりになり、
もう、ハッチャケた飲み会になってしまいました。
良いのかな、アレで、と思っちゃうくらいですが、
きっとアレで良いんでしょう(勝手に断言)。
こちらの企業さんは、現場で働いていらっしゃる方達の
研修を結構担当させて頂いておりまして、今日は、以前に研修を
受けて下さった方達とも久しぶりにお会いすることがで来て、
とてもうれしかったです。
みんな、それなりに元気に職場で働いていらっしゃるようで、
ああ、良いなあ、うれしいなあ、と思いながら、感慨に
ふけっていました。
お会いできなかった皆さんも含め、是非また近状報告を
聞かせてくださいね♪
 
 
 

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