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自慢と実績

おはようございます。水野です。
今日は、自己アピールをする際に、よく見かける勘違いについて
お話ししてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 私の自慢
─────
実は、私の高校の先輩には、超有名人が二人いるんです。
それは誰かというと、忌野清志郎さんと三浦友和さんなんですよね。
これ、私の自慢なんです。
友達なんかとテレビがあるような飲み屋で飲んでいるときに、
たまたま忌野さんや三浦さんがでてくると、ついつい
「あ、先輩だ」
と、周りの人間に聞こえるように言って、
「え? なにそれ?」
と聞かれたところで、
「いやあ、実はさあ~」
なんて感じで、その関係を自慢するのが定番となっているのです。
こうやって書くと、なんて自分はつまんないことを自慢して
いるんだろうと思いますな(汗)。
きっと、一緒にいてそんな話を聞かされている友人は
さぞ迷惑なことだろうと、改めて思います。
でも、また同じシチュエーションになったら、きっと
同じように自慢話をしてしまうんだろうけど。
ほんと、学習しない人間ですな(滝汗)。
もっとも私は、これが愚にもつかない自慢話でしかないという
自覚があり、これが他人に対しての自己アピールとなっている、
などと言うことはこれっぽっちも思っていません。
ちょっと注目されたら気持ちいいな、程度の話ですんで、
大目にみてやってください。
しかし、ビジネスの世界では、こういった自慢話をすることで
自己アピールをしようとする人もいたりするんですね。
はたまた、その一方で、自分自身をきちんとアピールしなければ
いけないのに、それが出来ずに悩んでいる人もいます。
両者とも、ビジネスにおける自己アピールに対して
大きな勘違いをしているところがあるように、私には感じます。
では、ビジネスの世界で効果的に自己アピールするためには
どんな考え方が必要なのでしょうか?
 
 


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  ● 自己アピールの勘違いとは?
─────
自慢話をすることで自己アピールをする人間。
奥ゆかしさ故にアピールできない人間。
この両者は、自己アピールに対して同じような勘違いをしている
のではないか、と私は思うのです。
それは何かというと、
 ■ 自己アピールとは、自分を凄い人だと思わせること
という勘違い。
自分を前に出したい人は、「俺って凄いだろ!」と言わんばかりに、
人に伝える。
そして、奥ゆかしい人は「そんなこと言うのは恥ずかしい」と思い、
何も人に伝えない。
全く正反対に見える彼らの言動・行動ですが、共通する結果は何か
というと、
 ■ 相手が知りたいあなたの情報が一切伝わっていない
ということなんですよね。
例えあなたがどんなにえらい人を知っていようと、どれだけ特殊な
経験を持っていようと、たいていの場合、それは相手が知りたい話
ではないんですよね。
知りたくもないことをこれ見よがしに語るという行為は
 ■ 鼻持ちならないただの自慢話
でしかない訳です。
自慢話は、たいていの人はあまり聞きたくないものです。
だから、自己アピールのつもりで自慢話をするというのは、
効果の点から言ったら、もう最悪、といわざるを得ないでしょう。
以前のメルマガでもお話ししたことがあるかと思いますが、
自己アピールとは何かというと
 ★ 相手が必要としている人物は自分であると伝えること
なんです。
その時に、まず真っ先に相手に伝えるべきことは、
 ★ 相手が求める能力を、自分が持っている
ということなんです。
どんなにえらい人を知っているとか、どんなに良い大学を出た、
とか、どんなに有名な会社で働いているか、なんてことは、
まずはどうでも良いことなんですよね。
自己紹介や、企業プロフィール等、自分自身を人に伝える
ケースは沢山あります。
その時に、単なる自慢話となっていないかどうか、
相手が求める能力をきちんと持っていると伝えられているか、
是非確認してみて下さいね。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
   自己アピールがただの自慢話になっていないか気をつけよう!
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さて、自己アピールできちんと相手が求める能力を自分は持って
いますよ、と伝えられたとしましょう。
しかし、それを聞いた相手は、おそらく、あなたに対してその根拠を
求めてくることでしょう。
その時に伝えるべきことが
 ★ あなたがその能力を有しているという証明となる実績
なんです。
その時には、こんな人を知っている、とか、こんな大学を出た、とか
こんな会社で働いている、ということが、あなたの能力を証明する
ひとつの実績になることもあるでしょう。
その時には、是非その情報を、実績として相手に伝え手欲しいと
思います。
先ほどは、どんなにえらい人を知っているとか、どんなに良い
大学を出たとか、どんなに有名な会社で働いているか、なんていう
自慢話は、まずはどうでも良いことだといいました。
このように、同じような情報でも、聞く人にとって鼻持ちならない
自慢と感じるときもあれば、説得力のある実績として受け止めて
もらえることもあるのです。
では、どうすれば自慢話にならず、説得力のある実績として
表現できるのでしょうか。
ひとつの方法として、アピールする順序を今回お話したように
 ★ 自分の持つ能力の説明 → その能力を持つ証拠となる実績
の順で語る、という方法があるでしょう。
ただ、もっと本質的なところで、あなたがどんな想いでそれを語るのか、
ということのほうが、重要なんですよね。
自分をすごいと思わせようと思って語ったら、それは自慢。
相手に理解してもらおうと思って語ったら、それは実績。
つまりはそういうことなんです。
しかし、自分がいくらそう思っていたとしても、結局判断するのは
相手でしかないわけです。
また、自分は相手に理解してもらおうと思っていたとしても、
実は潜在意識で、自分をすごいと思わせようとしていて、
結果的には自慢話になってしまうというケースも多々あります。
以前の私は、まさにこのパターンで、どれだけ相手のことを考えて
話したとしても、結局うっとうしい自慢話になってしまうという
ところから、なかなか抜け出せませんでした。
最終的に、そこを抜け出すことが出来たのは、
 ★ 自己アピールを何度も人に伝え、フィードバックをもらう
という、地道な作業だったんですよね。
根っから勘違いしている人は、自分だけでその勘違いを正すことは
不可能です。
そして、もしあなたがこのメルマガを読み、そして改善したにも
かかわらずうまくいかなかったとしたら、おそらく根っから勘違い
している可能性が高いのです。
だとしたら、その勘違いを正すために、たくさんの人に自分をぶつけ
その勘違いを修正していく必要があるのです。
自分が抱く想いは変える必要はありませんが、その想いを人に伝える
ための心構えや方法論は、人に伝わるまで、徹底的に人とぶつかりながら
改善、修正をしていってくださいね。
 
 
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  ● 編集後記
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先週の大雨と雷が相当怖かったせいか、うちのネコたちは
あまり外に出たがらなくなりました。
扉が閉まっていると、その前でニャーニャー鳴いているようですが、
いざ扉を開けて、さあ出ておいで! とやると、とたんに腰が引けて
外に出てこようとしません。
抱き上げて表に連れ出しても、ちょっと外の様子をうかがったかと思うと
すぐに降りたがり、話してやると部屋の中に駆け込んでいきます。
だったら外に出たがらなきゃいいのに、と思うんですが、
閉めたら閉めたで、また外に出たそうに扉の前に座り込み……
ネコの気持ちはわからんですな。
 
 

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