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制約条件から解き放たれるには

おはようございます。水野です。
9月30日に行われる文章セミナー、申込締め切りが今週末に
迫って参りました。
まだ参加者の方は受け付けておりますので、自分を表現する
ことに興味のある方は、是非いらして下さいね。
詳しくはこちら。
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さて今日は、ある画家のお話を聞いて、そうなんだよな、
と感じたことについてお話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━
  ● 怪獣絵師 開田裕治
─────
みなさんは、開田裕治さんという方、ご存じでしょうか。
たぶん30代の男性なら、彼の描いた絵を一度は見ているのでは
ないかと思います。
開田さんは、怪獣絵師と言われている人で、怪獣映画の
ポスターやプラモデルや映像商品のパッケージなどを
たくさん作られていらっしゃる方。
ガンダムのプラモデル、通称ガンプラのパッケージデザインも
100点ほど手がけたそうですので、きっとこれで開田さんの
絵に触れたという方も多いことでしょう。
そんな開田さん、やはり小さい頃から怪獣が大好きで、
小さい頃から怪獣映画、特撮映画をたくさん見て育ち、
そのときに、見た映画を絵で描いて遊んだりしていたそうです。
そんな、筋金入りの怪獣好きが高じて、怪獣絵師となったのかと
思ったのですが、実はそうではなかったそうで。
子供の頃、あれほど好きだった怪獣の絵も、大人になるにつれて
だんだん書かなくなっていったそうです。
しかし、あることがきっかけで、また怪獣の絵を描き出し、
いつしか、怪獣絵に関してはその道一番の人物となったのです。
しかし、いったん離れた怪獣絵の世界に、再び戻れた
その理由とは、一体何だったのでしょうか?
 
 


━━━━━
  ● 制約条件から解き放たれるには
─────
子供の頃、私たちは、自由に好きなことをやって遊んでいました。
将来の夢だって、好きなことを言うことが出来ました。
プロ野球の選手、バスの運転手、ケーキ屋さん、等々。
好きなものを好きと言える自由さがあったんですよね。
しかし、なぜか大人になるにつれ、見えない縛りが生まれて
来てしまいます。
子供じゃないんだから、こんなこと出来ない、とか。
もういい大人なんだから、こんなものから卒業しなければ、とか。
それは親や教師の教育だったりもしますし、大人びた友達
からの情報だったりもします。
いずれにせよ、誰かから与えられた価値観が、
あなたの思想、行動に対し、少しづつ制約条件を
かけていくようになるんですね。
しかも、多くの場合、それは自分が受けている
制約条件に気づかないまま、その制約に縛られて
いってしまうのです。
そうなってくると、自由な発想、自由な行動は
もう出来なくなってしまうんですよね。
先日も、企業研修の中で参加者の方が、
「自由な発想で色々なことにチャレンジしたい」
とおっしゃっていましたが、実はこれは実際にやろうと思っても、
無理だったりするんですよ。
それは、すでにその人が、見えない制約条件に縛られているから。
その状態では、自由な発想など、絶対に出ないんです。
そういう状態から脱して、自由な発想や思考・行動ができるように
なるための方法のひとつが、
 ★ 自分がやっていなかったことをやっている人と触れる
ということ。これが自分自身の制約条件を取り払うのに、
一番効果のある方法でしょう。
独立したいと思いながら独立できないサラリーマンの人は、
独立して活躍している人たちとふれあうこと。
本を出したいけど無理だと思っている人は、本を出している
人たちとふれあうこと。
そうやって、
 ★ 自分の無理を実現している人たちとふれあう
ことで、自分自身が持つ、心の制約条件を外していくことが、
自由な発想・行動を手に入れる有効な方法なんですよね。
怪獣絵師の開田さんも、子供の頃は怪獣の絵を描いて遊んでいましたが、
いつしか、そういう遊びをやめてしまいました。
それは、「大人になったらこんなことは卒業するもの」という
思い込みによる制約条件が働いたからだそうです。
それを取り払ってくれたのが、大人になってから読み始めた
SFマガジンの読者投稿。
そこには「怪獣好きな人、集まれ!」との呼びかけがあったそうです。
そのとき開田さんは
 ★ 「あ、大人になっても怪獣を好きでいていいんだ」
と気づいたそうです。
そして、その集まりに参加したら、自分よりもいい大人が、
自分よりも怪獣に詳しく、また自分よりも熱く怪獣を語って
いたそうです。
だったら、と自分も怪獣に熱心に取り組み、最終的には
怪獣絵師の第一人者となったわけです。
あなたは、見えない制約条件に縛られ、自分の発想・行動の
自由さを奪われていませんか?
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
   自分の制約条件を取り払うために、制約が外れた人と触れ合おう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
今回のお話、特に組織で働く人たちにとっては、とても重要な
考え方かもしれません。
なぜなら、どうしても、組織で働いていると、その組織の文化や
壁の中というものに染まってしまい、そこで身にしみてしまった
発想から抜け出せなくなるからです。
だからこそ、積極的に外の世界の人たちと触れながら、
自分の中にある制約条件を取っ払っていく必要が
あるように思います。
社外には、自分たちが想像する以上に面白い行動、発想をする人が
たくさんいます。
そして、きっとその人達は、あなたのことを、想像以上に面白い
行動や発想をする人だとも思うことでしょう。
そうやって、自分が生まれ育った文化を、他人が持つ文化と
ぶつけ合うことこそが、お互いに自由な発想や行動をとるように
なる、重要な触媒行為だと思うのです。
是非、積極的に外の世界の人と触れ合って下さいね。
 
 
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  ● 編集後記
─────
今日紹介した開田さんですが、この方の作品を仕上げていく
一部始終が見られるドキュメンタリー番組をやっていました。
有料ではありますが、ネット上でもストリーミングで見ることが出来ます。
ストリーミングのサイトはこちら
 → http://fod.fujitv.co.jp/FOD/episode.asp?CONTENTS_NUM=771
ちなみに、この時に作った絵はこちらのページの一番上にある怪獣絵。
 → http://home.att.ne.jp/green/kaida/info_home.html

これを全部パソコン上で作っていくのですが、本当に全ての行程、
見とれてしまいます。
興味ある人は、是非見て下さい。すごいから。ええ。

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