おはようございます。水野です。
いつもの本編の前にお知らせを。
先日よりお知らせしておりますが、1月28日に午後と夜間に
セミナーを行います。
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「セルフリーダーシップ研修」の一部を体験できる、セミナーを
開催します。
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夜間には、ビジネスパーソン向けに、自分のウリを明確にし、
人に伝えることで、人脈をいかに構築していくか、という
ことをテーマにした「優良人脈構築セミナー」を開催します。
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※ 残席5席です
両方とも、開催まであと1週間を切りました。ご興味がおありの方は、
是非いらしてくださいね。
さて、本日は、昨日のメルマガに引き続き、戦うということについて
考えていきたいと思います。。
では、早速参りましょう!
━━━━━
● 逃げることは悪いことなのか?
─────
以前のメルマガで、戦う覚悟、というタイトルの
メルマガを書かせて頂きました。
本文はこちら
→https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/677210.html
その時に寄せられた、読者の方からのご質問を受け、
逃げるということの是非、善し悪しについて、昨日の
メルマガでお話しさせていただきました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/682146.html
本日は、Mさんから頂いたメッセージの後半部分にあった、
勝ち負けという事について考えてみたいと思います。
念のため、Mさんのメッセージを再掲しておきましょう。
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「逃げ腰の人間をたくさん生み出している」について、
水野さんにとって「逃げる」の短所は何でしょうか?
逃げる事は何故いけないとされているのでしょうか。
「いつも逃げてばかりいるのはいけない」という意味で
おっしゃったのでしょうか?
私の中で、逃げているだけで人生が成立する、と言う事も
あり得ると思うのです。
その人がしたいことをしているのですから。
そういう勝つ事が人生の目標ではない人は今の世の中の
嫌な空気を作り出しているということですか?
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という点について、考えてみたいと思います。
「戦う」という言葉を快く思っていない人たちは実際には
かなり沢山いらっしゃる様です。
そういった戦いを嫌う人たちのの多くは、戦うことが
「勝ちと負けを生み出す」
という点に不快感を感じている様に見受けられます。
そのせいか、小学校の運動会などでは、順列をつけて勝ち負けを
決めるのはよろしくない、という事で、協議に順位をつけず、
徒競走などでは、最後にみんなで一列になってゴールをする、
という事が行われているとか。
しかし、私はこの考え方は、今の日本をダメにしてしまう
ように思えてならないんですよね。
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● 勝ち負けの考え方
─────
勝敗を決するということに異論を挟む人たちはたくさんいますが、
その人たちの異論を要約すると、
■ 人を負かしてまで勝たなければいけないのか
という考えのように私には見えます。
確かに、一人の勝者の陰には、たくさんの敗者が存在します。
しかし、敗者が生まれることがなぜいけないのか、それが私には
分かりません。
なぜなら、勝者も敗者も、それはしょせん
★ 一時点の結果に過ぎない
と思うからです。
人より自分が勝るために、自分を磨き上げていく努力をした結果、
勝者となったという事は、確かに敗者を生み出したことにも
なりますが、その一方で、敗者たちに対して、
★ 次のさらなる高みに登る目標を明確にした
というメリットも、与えているからです。
オリンピックを見ていると、毎回必ず何かの競技で
世界新記録が出ます。
そして、その記録を出している人たちの多くは、その前までは
敗者だった人たちであります。
以前は勝者ではなかった敗者の人たちが、勝者を目指して
努力することで、勝者となっているわけです。
つまり、勝者は、栄光というものを手に入れると同時に、
★ 人々に新しい可能性と目標を与える
という功績を残しているわけで、敗者はそういった具体的な
形となる目標を手に入れることで、
★ より確実な自己成長を遂げることが出来る
という価値を手に入れられるわけです。
これは、勝者・敗者の両方にとってメリットがあるだけで、
デメリットは何もありません。
もし、敗者が努力をして、残念ながらその結果勝者になれなかった
としても、勝者を超えることを目指してきた努力は、その人の
血肉となって身についているわけですし、少なくとも、以前の自分と
比べたら、比べものにならないくらいの勝者となっているわけですから。
私は、勝負というものをこのように捉えています。
だから、勝者も賞賛しますが、敗者を邪険に扱ったり、低く見下す
ことはありません。
むしろ、そういった戦いから真正面に取り組んでいったという
ことに対して、勝者は医者に深い尊敬の念を持ちます。
つまり、勝負を賭けて戦うっていうのは、相手をやっつけて
人の上に立つ、という様な、次元の低い行為ではありません。
自分自身ときちんと向き合って、超えなければいけない何かを
克服することに、真剣に取り組む、という事が、本当の意味で
勝負を賭けて戦う、ということだと私は思うんです。
勝ち負けを決することは悪しき行為、と思っている人は、
こういった考え方もある、という事を知っておいて下さいね。
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今日のトーク術・まとめ
勝ち負けの結果は、勝者にも敗者にもメリットがある!
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敗者を生み出さない様にするというこの風潮というものを
もう少し考えてみると、どうも、日本人というものは、
敗者に対しても、また失敗した人に対してもその評価が、
非常に冷たく、勝つ決定的な感じがするんですよね。
一度負けてしまうと、もうそれで自分の一生は終わりだと
いわんばかりに落ち込んでしまう。
一度失敗したら、もう二度と這い上がれないという恐怖で、
なかなかチャレンジをする事が出来ない。
こんな人が、世の中に掃いて捨てるほどいる様に見えます。
だから、みんな負けたらいけない、失敗したらいけないと
不必要に恐れ、それを避けようとしてしまうのかなあ、
と思えてなりません。
しかし、前にも言った様に、失敗も、負けも、ある一時点での
出来事でしかないんですよね。
だからこそ、負けや失敗を恐れて避けるのではなく、負けたり
失敗したりしても良いからどんどん行動を起こし、ダメでも上手く
行くまで挑戦し続ける、という考え方を育てる方が、よっぽど
日本のためになると思うんですけどどう思いますか?
優劣、勝敗をつけないために、横一線で手をつないでゴールさせる様な
ことをするより、むしろ、負けたり失敗する事の大切さ、重要さを
先生は教えてあげて欲しいと思います。
そのためにはまず、先生自身が負けたり失敗する事を恐れず、
果敢に色々な事に挑戦し、負けても失敗しても、再度チャレンジ
する姿勢を見せる必要がありますが。
でも、先生って、そういう姿勢を行動で見せる事が仕事なんだから、
是非やって欲しいと思います。
私も、そうやって、自分の失敗や負けた姿を包み隠さず見せながら、
そこから這い上がっていく姿を見せて行きたいと思っていますので。
お互い、頑張りましょう!
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もし良かったら一言声かけて下さいね。
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● 編集後記
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沖縄旅行で、一番面白かったこと。
国際通りから、15分くらい歩いてホテルに戻っている道すがら、
一軒のラーメン屋さんを見つけました。
その看板には
「がんこらぁーめん」
と書かれていました。
ま、よくある名前でありますんで、それだけ見たらなんてこと
無かったんですが、その隣にある文言を見て爆笑。
「札幌直送麺」
と、書かれていたのでありました。
なぜあえて沖縄で札幌直送麺を……確かに頑固だわ(笑)
さて、我が家の昨日のネコブログ。
ネコの第六感について考察しています。
ていうか、俺の一言、バナナマン日村さんの子供のまねかよー!
→ http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200901220000/
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
→ http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html
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