仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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キシリッシュと味の素

おはようございます、水野です。
本日は、この間テレビで見ていたCMを見ていて、感じたことについて
お話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● すねる木村・たしなめる矢作
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先日テレビを見ていたら、キシリッシュのCMをやってました。
SMAPの木村拓哉君が出ているCMで、見たことある人も
多いことでしょう。
いつものCMは、キシリッシュをかんでいる人が、「はぁーっ」と
息を吐くと、木村君が飛び出てくる、というものなのですが、
その時見たCMは、ちょいと違いました。
  キシリッシュを噛んで「ハー」と息を吐く人。
  でも、いつもの木村君が出て来なくて首をかしげる。
  一方その人の口の中。
  ハーをしたから出て行かなければいけない木村君が、
  なぜか椅子に座ってすねている。
  そこへの矢作さんが出てきて、木村君をたしなめます。
  矢作「ちょっと困るよ、木村君」
  木村「味長持ちにした分、オレの給料を上げてもらわないと」
  矢作「あー、無理無理。一粒の味が長持ちってことは、売上落ちる
     かもしれないんだから」
  木村「じゃ、何でそんなことするの?!」
  矢作「(軽くキレ気味で)知らないよ! ……時代じゃない?」
  ナレーション「味長持ち。ニューキシリッシュ」
ということで、キシリッシュの味が、今までより長持ちするように
なったという事を伝えるCMだったというわけです。
まあ、言葉にするとおもしろさが伝わらないんですが、
もしパソコンでメルマガを見ている人なら、こちらに動画が
ありますから、見て下さい。
http://www.meiji.co.jp/sweets/candy_gum/xylish/cm/index.html
なかなか笑えるCMだと思うんですが、私、このCM見たときに、
なぜか、味の素の話を思い出してしまったのでした。
どういうことかと言いますと……
 
 


━━━━━
  ● キシリッシュと味の素
─────
味の素は、以前自社商品の柱である化学調味料「味の素」の
売上を上げるために、頭を悩ませませていました。
その時、ある人が
 「味の素を振り出す、あの穴を大きくしたら、一振りあたりの
  消費量が増えて、結果的に売上が上がらないだろうか」
そこで、振り出し口の穴を大きくしたところ、消費が増えて
売上も上がりました。
……と、こんな話を聞いたことある人はいないでしょうか。
ビジネスの世界では、秀逸なビジネスアイデアの例として、
色々なところで取り上げられていたので、聞いたことある人も
いるかもしれません。
もっとも、のちに味の素フーズは
「これは事実ではない」
と、自社のホームページで否定したという事で、ただの都市伝説だった
という事に落ち着いたそうですが。
しかし、私が思ったのは、
  消費を増やそうとして振り出し口の穴を大きくする、ということが
  多くの人から秀逸なビジネスアイデアだと取り上げられたという事実
が、いったい何だったのだろう、という事なんですよね。
だって、もしこれが秀逸なアイデアであって、ビジネスの正解ならば、
キシリッシュの戦略は大間違い、ってことになるでしょ?
その秀逸なビジネスアイデアに倣うのならば、ガムの味の持ち時間を、
もっと短くしてしまえばいいわけですから。
そうすれば、沢山ガムを噛んでくれ、結果的に売り上げが伸びるという
ことになるわけですからね。
では、キシリッシュを発売している明治製菓は馬鹿なことやったのか、
というと、おそらく皆さん感じているとおり、そんな事はないわけです。
ビジネスをやっている人や、コンサルタントと称する人の中には、
売上や利益を上げた方法を得意げに語ったりする人が結構いる
ようです。
でも、味の素の都市伝説手法をさして
 「秀逸なビジネスアイデアだ」
といってしまうような人とは、私はお付き合いしたくないですねぇ。
手前の都合で、お客さんに負担を掛け、消費を増やしたことを、
恥じて黙っているならまだしも、得意げに外に向かって吹聴する
ようなことをする馬鹿野郎にはなりたくないものです。
また、そういったバカの吹聴する底の浅い小手先テクニックをみて
「上手くやったなあ。オレもまねしよう」などと思う人とも、
正直、お付き合いしたくないものです。
でも、ビジネスの世界には、なぜかこういう人がいるんですよねぇ。
で、昔の私は、そういう人の話を聞いて、
「おお、凄い秀逸! 勉強になった!!」
なんて思っていたんですよね。ああ、恥ずかしい……
これからの時代は、こざかしい智恵を使い、お客さんに負担を
かけて売上を上げる時代ではなく、
 ★ お客さんに選ばれて売上を上げる時代
なんですよね。
矢作さんの最後につぶやく「時代じゃないの?」という言葉に、
味の素都市伝説手法の時代ではなく、キシリッシュ手法の時代
なんだよなあ、と、改めて思ったのでありました。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
   お客様に選ばれることで売上を上げる時代だと自覚しよう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
しかしこのCM、面白いけど笑えないCMですね。
実際、お客さんに選ばれるような努力をすると、木村君のように
そこの企業で働く人に負担がかかるんですよね。
でも、給料あげてくれるか、といえば、あげてくれるわけではない。
現実社会の縮図が、口内でも起きているって言うところが、
面白くも、もの哀しい。
まあ、ここだけ取り上げると、労働者の不遇とも取れますが、
でも、そうしなければお客さんから選ばれないとしたら、
楽した結果、選ばれずに死期を早めるよりは、まだいいでしょう。
だとしたら、選ばれる努力をして仕事が増えたことに文句を言うよりは、
選ばれる喜びや、選ばれようとする心意気を持つなど、
 ★ 仕事にやりがいを見いだす努力
をした方が、文句ばっかり言っているよりは建設的なんだろうな、
と思うんですよね。
私などは自営業みたいなもんですから、選ばれなくなったら、
即食い扶持無くなって干上がってしまいます。
だからこそ、選ばれるための努力は惜しまないわけですよ。
そんな努力を、嫌々やっていたら、体も心も持ちません。
だからこそ、一生懸命やりがいを見つけ、そのやりがいを
片時も忘れないようにしているんですよね。
でも、そのやりがいって言うのも、ものすごく簡単に言ってしまえば、
 ★ 人を喜ばせよう
という事、それだけなんです。
このことに、やりがいを見いだすことが出来たら、どんな仕事も
楽しく取り組めるようになるんじゃないかと思うんですよ。
やりがいをあまり難しく考えず、目の前の人から喜ばせることに
取り組んで、喜ばせることに喜びを感じる人になって下さいね。
そうすれば、たいていの仕事なら、やりがいを感じることが出来る
でしょうし、味の素の都市伝説手法を聞いて
「秀逸なアイデアだ」
なんて馬鹿なことを言うような人にだけは、絶対にならずに済みますから。
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  ● 編集後記
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最近、忘却スピードが上がっているような気がします。
前日書いたメルマガの内容が、一晩寝たらもう思い出せなく
なっています。
かみさんに「今朝のメルマガだけどさぁ……」と話しかけられても
どんな話しか説明してもらうまで、思い出せません。
さわりだけ聞いても思い出せず、全部説明してもらって、
「ああ、確かそんな事書いたなぁ」
と思い出せる程度です。
書いている時は、一生懸命考えて書いているはずなのに、数時間も
経つと、何でこんなにすっぱり忘れてしまうんだろう……
謎であります……
さて、昨日の我が家のネコブログ。
卑怯な技を繰り出してきました。これは皆やられちゃいますわ。
ある意味、ネコブログのドーピング行為といえるでしょう。
 → http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200902220000/
 
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
 → http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html

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