仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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自分と相手にズレがあったときは

おはようございます。水野です。
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さて今日は、テレビで見かける不思議なCMについて
お話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 不愉快なビジネスパートナー
─────
先日の話。
とある研修会社さんと話をしていたのですが、どうもその担当者の
方は、私から見て、納得のいかない仕事をしていたんですね。
私はもう、一生懸命結果が出る方法について考えていたんですが、
その人は、とにかく仕事がとれさえすればいい、といった感じで、
話をするんですよ。
私はやっぱり、やる以上は、具体的な成果を出したいと思いますから、
出来るだけやれることはやっておきたいと思って話をするんですよ。
しかし、相手の方は、出来るだけ、面倒くさくないように、
今までの処理の範疇で終わらせるようにしていこうと
話をするのです。
もちろん、私だって大人ですから、出来ないことのごり押しをする
ようなことはするつもりはありません。
しかし、対応しているその研修会社の人は、とにかくもう頭から
 ■ 面倒で、自分と発注企業の手間のかかることはしない
と言うスタンスで接してくるんです。
さらに、どうせ研修なんて、一時的な刺激だけで、1週間もすれば
醒めちゃうもんだから、なんでそんなに熱くなるんだ? と
言わんばかりの対応を取ってくるのです。
私はもう、思いっきり不快感をあらわにしながら、それでもなお、
なんとか出来るところはないか、食い下がっていったのです。
そのとき、色々なリクエストを却下してきた人が、発注企業も
そういう対応をするのはいやだと思いますよ、と言いながら、
その後一言、
 「私も昔同じ立場だったから、彼らの気持ちも分かるんですよね」
と言ったんですよ。
そのときの私は、その言葉にさらなる怒りを感じ、そんなことだから
研修予算が削減され、「研修なんて意味がない」なんて陰口を
叩かれるんだ! と思ったのでありました。
しかしながら、その後冷静に振り返ってみたら、自分にも
大いに反省するところがあったと思ったんですよねぇ……
 
 


━━━━━
  ● 自分と相手にズレがあったときは
─────
冷静に考えてみると、研修を事務処理的にこなしてきた人たちは
やる気ある参加者から、お金をもらい、その代わりに結果を出す
ことを追求されるような私とは違った日々を送っていたんですよね。
初めっから期待されていない研修業務を、一定のカリキュラムを
こなさなければいけないという指令を受けて作り込んでいき、
結果が出ているのかどうかが分からない状態の中で仕事をする毎日。
目新しさを導入しようと、新しい講師やカリキュラムを
入れても、失敗すると、受講生からボロカスに言われるので、
自ずと評価が間違いないように、と言って、結果は出なくとも
そこそこ評判の良い、使い慣れた講師を選んで事なきを得ようとする。
死にものぐるいで、自分の仕事に対して、誰もが納得するような
結果を出していこう、といった想いもなく、働いてきてしまった
人たちから見たら、私の要求など、ただの日雇い講師が何わがまま
いっ取るんだ、と言うようにしか見えないわけです。
だから、なんだかんだ言って反発し、今までの流れの中に
押し込めようとしてしまうんです。
恥ずかしいことに、そのときの私は、そういった人たちに対して、
  教育というものに対して事務処理的な対応をする上に、さらに
  結果が出ないこと解っていながら、お金をもらうなんてことを
  平気な顔して出来る奴らは、欺師か泥棒だ!!
と言うくらいの気持ちが芽生えてしまって、もうとにかく、
その人を否定することに力一杯になってしまったんですね。
しかし、冷静に考えてみて解ったのは、
その人が悪いのではなく、そういう考えが当たり前にいた世界
が悪いんだろうな、と思ったわけであります。
  会社も、担当者も、受講者も、その上司も、研修なんて
  トップがやれというものだから、仕方なくやるもので、
  結果なんか出るもんじゃないよね。
といった考え方が、研修担当者に対して、脈々と受け継がれてきた
ような会社であったとしたら、そこに配属された担当者は、間違いなく
そういう考えで組織内教育に取り組むことでしょう。
私ですら、世間知らずのままにそんな部署に配属されたら、
今の私の様な自分を、ものすごく不快で疎ましく思うでしょう。
こういった、特定の環境下の中で作られた考え方は、
良くも悪くも、ひとつの【常識】として、頭と心に
すり込まれます。
結果を出すのが当たり前の世界で生きてきた私の【常識】。
研修は粛々と処理していけばいいと言う担当者の【常識】。
相手の世界の外で暮らしていた人間から見たら、とてつもない
ほどの間違った考え方に見えるかもしれない。
でも、相手の世界では、それはごく当然のこと。
そういった
 ■ 互いの常識のズレから生まれる対立
というのは、往々にして、人間関係のこじれを招きますよね。
しかし、その常識が、何から生まれてきたのかと言うことを
理解しようとすれば、少なくともな不用意な対立は避けられる
かもしれませんね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
   対立する価値観にであったら、その背景があることを理解しよう
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しかし、対立した価値観を持ったまま、一緒に仕事をしなければ
いけない場合、自分と違う価値感が生まれた背景を理解するだけでは、
なかなかスムーズに行かないこともあります。
しかし、相手の価値観を変えていこうとしても、長い時間で
出来上がってしまったものに対して変えていくわけにも行きません。
そのときの対処法のひとつとして、
 ★ 一緒にやっていく仕事の目的やゴールを確認する
ということを、もう一度改めて行うことが必要でしょう。
本来ならば、仕事のゴールを見据えながらやっていくべきところを、
自分と違う相手の価値観に目を奪われてしまい、その違いに
感情を乱されてしまうんですよね。
だからこそ、そんなときには、本来の目的やゴールに立ち戻り、
お互いがそこにたどり着くためにどうしたらいいか、と言うことを
話し合うべきなのだろうと思います。
私自身も反省するのですが、どうしても価値観が違う人と出会うと
そこに振り回されてしまい、本来の目的がおろそかになってしまい
がちになります。
まあ、なってしまったらしょうがないですが、そのことに早く気づき、
気持ちと意識の軌道修正を、早めに図れるようにしておきましょう。
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  ● 編集後記
─────
最近、物忘れが激しくなりました。
メルマガのネタなんかを思いついても、メモを探している数秒の間に
忘れてしまったり。
メールを書いている最中に、ネットで調べ物が必要になり、
ブラウザを立ち上げようとしたものの、ブラウザが完全に
立ち上がるまでの間に、何を調べるのかを忘れてしまったり。
そんなことを編集後記に書こうと思ったのが、実は2週間前のこと。
しかし、メルマガを書いているうちに、それを忘れてしまい、
「なんか編集後記に書くネタがあったんだけどなぁ……」
と言う記憶があるものの、忘れてしまっていました。
それを、今日、ようやく思い出したので、忘れないうちに
今書いているのであります。ああよかった。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
二人の仲良い写真。抱き合ってる姿、かあいい♪
 → http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200903170000/
 
 
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
 → http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html

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