仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

  1. メルマガバックナンバー
  2. 47 view

考えすぎてしまう人へ

おはようございます。水野です。
本題に入る前のお知らせであります。
来月の5月16日に、「高品質セミナー作成講座」を
開催いたしますが、特別割引価格の終了まで残り
1週間を切りました。
セミナーを開催されていらっしゃる方、研修講師の方、また、
自社内で講師を内製化しようとお考えの教育担当者の方で、
 ★ 受講者の成長を促すことを本気で考えている方
は、是非ご参加ください。
詳しくはこちら
 → http://sp.m-stn.com/seminar/semsemlive/
 ※早期特別割引価格は5月12日まで!
さて今日は、最近、相談事で良く聞く言葉について
考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● 考えすぎてしまう人たちへ
─────
仕事柄、色々な人の相談にのることがあるのですが、
最近気になる相談事が出てきました。
それは、
「私は、ついつい考えすぎてしまいまして……」
という悩みをいう人。
そういう人の悩みをさらに聞いてみると、
 ■ 考えすぎてしまい、行動が遅くなってしまう。
ということに帰着するケースが結構多いようです。
そういう人は、周りの人から
「お前は考え過ぎなんだよ。もっと気楽にパーッといっちゃえよ」
なんてアドバイスをされているケースも多いようで。
そんなことをいわれるものだから、当の本人も
「私も、あまり考えないようにしようと思うんです」
なんてことを言い出します。
でもね。
そういう人と、例えば、大学教授なんかとを比べてみたら、
たいていの場合、考えすぎているといっているその人の、
おそらくは何倍も、大学教授の方が考えていると思うんですよ。
総理大臣だって、会社の社長だって、考えすぎているといわれる
人の、きっと何倍も考えているはずなんですよ。
なのに、当の本人も、その周りの人も、考えすぎることが
悪いことのように言う。
これって、おかしいんじゃないかなぁ、と私は考えるんですよ。
 


─────
  ● 考えるということを考える
─────
考えすぎだと人から言われている人の考えを細かく聞いていると、
実はその人は、考えているわけではないということがよく分かります。
その人たちは、考えていると言いながら、実際は
 ■ 悩んでいる
と言うケースが、実に多いんですよね。
考えると悩むとは、雲泥の差があります。
考えるということは、問題を解決し、事を前に進ませること。
悩むということは、問題を解決せずに、そのまま停滞すること。
このふたつには、これほど大きな違いがあるのです。
しかし、端で見ていると、悩んでいるのも考えているのも、
同じように見えてしまいます。
下手すると、当の本人も、考えているのか悩んでいるのか、
ごっちゃになってしまっているケースがあります。ていうか、
むしろこちらの方がほとんどのように思えます。
そんな、考えているか悩んでいるかを切り分けずに、
両方ごちゃごちゃに混ぜてしまった状態を「考えている」
と言ってしまったら、それは
「考え過ぎなんだよ」
と言われるに決まっていますよね。
そして、その言葉を真に受けて、考えることをやめてしまうと、
本当に何も考えなくなってしまいますから、その人はバカに
なってしまうのです。
考えるということはとても重要なことです。
決して放棄してはいけません。
そのためにも、自分が考えすぎているな、と思ったときは
 ★ 自分が今、考えているのか悩んでいるのかを切り分ける
と言う作業を、ぜひやってください。
自分が悩んでいるかどうかを決めるポイントはふたつあります。
まずひとつ目は、
 ★ 何を決断する為に考えているのかが決まっているか?
ということ。
考えすぎて行動を起こせない、という人に、何を決断しようと
しているのかを聞いてみると、きちんと答えられないケースが
多いんですよね。
では、もしこの質問にきちんと答えられ、なおかつその答が
でないとしたら、今度は、ふたつ目の
 ★ それを決断するための情報を十分に持っているか?
ということを疑うといいでしょう。
考えても前に進めない人って、決断するだけに必要な情報が
そろっていないにもかかわらず、決断が出来なくて悩んでいる、
というケースも実に多いんですよ。
情報が足りなければ、いくら考えても結論は出ません。
不足している情報を探し出して、それを得るための行動を
起こすべきでしょう。
考えすぎで行動できない、と思っている人は、ぜひ考えることを
悪いこととせずに、自分自身が悩んでいるだけではないか、
と言うことを、疑ってみてくださいね。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
   それは、考えすぎではなく、悩んでいるだけではないか?
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
私が考えるに、「考えすぎる」ということは基本的にあり得ないと
思っています。
とにかく、ひとつことについて、徹底的に考えるということは、
悪いことではないですから。
事の本質を掴もうとして、物事を考えていくということは、
決して「すぎる」ということはないんですよね。
悩むと考えるをごっちゃにしてしまっていた人は、
ぜひ、
 ★ 人間にとって、悩むとは、一体何なのだろうか
ということを、考えてみてください。
その答を見つけ出そうと、頭がちりちりするまで、
脳みそが沸騰して、鼻血が出そうになるまで考えて
みてください。
多分、その答の真理にたどり着く事は出来ないでしょう。
しかし、そこまで徹底的に考えてみれば、少なくとも、
いままで考えすぎていた、と思っていた行為が、考える
ということからほど遠いものだという事も分かるでしょう。
そして、
「自分は考えすぎるから、あまり考えないようにする」
などといったことは言わなくなるでしょう。
本当は、今日のメルマガ出、考えるということについて
もっと考えてみたかったのですが、紙面が尽きました。
ということで、この件については、明日のメルマガで、
お話ししたいと思います。
今日のメルマガは役に立ちましたか?
良かったらクリックしてください。
   → http://clap.mag2.com/maedroutri?20090508
  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
 ┌───
┌────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ
      ★☆★☆  高品質セミナー作成講座  ★☆★☆
 5月16日のライブセミナーはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsemlive/?sid=3t
       ※ 早期申込み特別価格は5月12日まで!
 DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t
 ┌───
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
  書けるようになりました。その『あること』とは・・・
   「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
  詳しくはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
 
 
━━━━━
  ● 編集後記
─────
今日は、木戸さんの勉強会に呼ばれて、自分の過去のお話を
させて頂きました。
自分をみとめ、人を認められるようになり、人間関係を改善し、
人生を有意義にしていこうという勉強会です。
いやあ、本当に良くできている勉強会で、これならば、
人をみとめ、自分を認めるということを体感出来るなぁ、
と感心しました。
自分のセミナーや研修でも、パクりたいネタがごろごろ
ありました。もちろん、パクったりはしませんけどね。
もし、人間関係に悩んでいたり、人や自分を認めることが
出来ないと言うことで悩んでいる人は、この勉強会に
参加してみるといいと思います。
私のメルマガを気に入ってくれている人ならば、
きっとこの勉強会も気に入ってくれることと思います。
詳しくはこちらをどうぞ
みとめの勉強会
 → http://mitomeru.com/
ということで、昨日の我が家のネコブログ。
ネコの被害にあった座椅子が公開されています。
カバー、作ってほしいなあ……
 → http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/20090507000/
 
 
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
 → http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


最近の記事