仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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怒りをあらわにする前に

おはようございます。水野です。
本編の前に、お知らせです。
すでに、メルマガ内でもご案内しておりますが、
来る11月21日に、私の朋友、上村光弼さんと一緒に、
出版記念講演を行うこととなりました。
9月に「一流の部下力」と言う本を出された上村さん。
そして、10月に「結果を出す人の勉強法」を出した
水野が、本には書ききれなかった話を、半日かけて
させて頂きます。
私の話はともかく、上村さんのお話は、組織の中で
働く人たちにとって、必見の内容です。
私自身も、先日講演を聴かせて頂いて、本当に勉強に
なりました。
そして、主催は、これまたいつもお世話になっている、
講師サミットの主催者でもある、須子はるかさん。
そんな二人の友人と一緒に、前向きに働こうという
人たちに向けて、全力でお話しさせて頂きます。
私のメルマガをお読みになっている方なら、絶対聞く価値ありの、
このW講演会に、是非皆さんいらして下さいね。
講演会の詳しい内容はこちらです。
 → http://www.bestseminar.jp/event/w_publication.html
さて今日は、テレビを見ていて、よくあるなあ、と思ったこと
についてお話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● このエクステは誰の髪?
─────
ちょうど今、「世界まるみえ、テレビ特捜部」を見ていました。
その中で、エクステの話が取り上げられていました。
エクステとは、正式には、ヘアーエクステンションといい、
いわゆる「付け毛」というヤツで、女性たちが思い通りの
ヘアースタイルを作るために使うものだそうで。
私も、エクステというものがあることは知っていたんですが、
人工の髪の毛方と思っていたんですが、本物の人毛もよく
使われているんだそうです。
で、この番組では、R&B歌手のジャメリアという女性が、
自分の使っているエクステの持ち主を探し出す過程で、
現在のエクステ事情を探る、という内容でした。
ジャメリアが使っていたエクステをDNA鑑定した結果、
インドの人間で魚をよく食べる人物だ、とのこと。
更に、エクステを購入したところから、原料の仕入れ先を
割り出したところ、インドの某寺院から手に入れたとのこと。
ジャメリアは、インドに飛んで、その状況を調査します。
すると、インドでは、何か願い事をするとき、女性が髪の毛を
剃って、その髪を寺院に奉納するんだそうです。
エクステのメーカーは、寺院に奉納されたこの髪の毛を
買い付け、寺院は奉納された髪の毛の代わりに、そのお金を
受け取る、というわけです。
ジャメリアは、その話を聞いて、感情的になりました。
髪は女の命、というのは、どの国でも同じのようですね。
そんな、命とも言える髪の毛を、思いを託して奉納した
髪の毛でお金のやりとりをするのならば、そのお金を
髪を奉納した人にも渡すべきだ、と、ジャメリアは主張します。
あなたは、このジャメリアの怒り、どう思うでしょうか?
 
 


━━━━━
  ● 怒りをあらわにする前に
─────
世の中には、腹立たしい出来事が一杯あります。
そういった出来事に対して、怒りをあらわにする人も
少なくありません。
私のメルマガを読んでいる方からも、取り扱うネタによっては、
感情的なメッセージを寄せてくる方もいらっしゃいます。
それは、私に対して、というときもありますし、その時の
メルマガに登場した人物や出来事に対して、というときもあります。
もちろん、色々な出来事に無関心でいるよりは、怒りや悲しみと
いったことを感じられる方が良いと、私は思います。
しかし、その怒りの理由が、どこまでその出来事や人物の事実を
理解しているのか、ということは、気にしておいた方が良いかも
しれません。
例えば、先ほどのお話に上げた、ジャメリアが怒った件です。
ここまでのお話だけ聞くと、ジャメリアの怒りも、もっともだと
思う人は多かったことでしょう。
私も、ジャメリアの怒りと主張は正しいと、その時は思いました。
しかし、更に調査をしていくと、確かに寺院は、その髪の毛を
売って、お金を得てはいます。
しかしその寺院は、貧しい人たちを招き入れ、食事の提供など、
ある程度の生活の保証をしてあげていたんですね。
髪の毛を売ったお金は、その貧しい人たちを支えるために
使われていた、という訳です。
ジャメリアは、それを知って、怒ったことを反省し、寺院の
考えを理解しました。
そして、私も、なるほど、そういうことならと思って
やはり怒りの矛先を納めたんですよね。
で、このとき思ったんですけど、事実をなんにも知らない状態で、
身勝手に腹を立てると切ってあるんだなと。
ひょっとすると、あなたの怒りも、事実をきちんと知らないまま
腹を立てているかも知れませんね。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
 ある事実に対し、中途半端な情報のまま感情的になっていないだろうか?
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
何度も言うように、感情的になってはいけない、といっている
わけではありません。
私自身もそうだったのですが、ものすごく短気で、すぐに怒るん
ですよね。
でも、その短期という事は一方でどんなことが言えるのか、
ということを考えると、
 ■ 相手に対しての想像力の欠如
ということも言えるんじゃないかな、とも思うんですよね。
そんな目線で、以前の自分を思い返してみると、
確かに、短絡的に腹を立てているケースが多かったように思います。
もちろん、今でも短気な性格は治っていません。
今でもすぐにかっとなってしまうことが多いです。
でも、以前のように、かっとなったとき、その感情のままに
行動することは、最近は少なくなりました。
その理由は、怒ったことに関して、
 ★ 本当に自分が解釈した事実だけなのだろうか
ということを思い描き、ひょっとすると、こんなこともあるのでは、
といったような、
 ★ 見えた事実の向こうにある出来事を想像する
ことが出来るようになったからかも知れません。
もちろん、その想像が正しいことかどうかは分かりませんが、
少なくとも、感情に任せて否定・批判していたときよりは、
冷静に物事が見られるようになったような気がします。
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新刊「結果を出す人の勉強法」の出版を記念して、
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━━━━━
  ● 編集後記
─────
寒暖の変化が激しいですね。
この季節、一番風邪を引きやすいでしょうから、
気をつけてくださいね。
私も、暑がりなもので、半袖着たまま掛け布団も掛けずに
寝ていたら、次の日風邪引きそうになりましたから。
お気を付け下さいませ。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
かみさんは、既に暖房を入れたそうです。それはちょっと早すぎでは?
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