勉強熱心な人、特に心理や人間力などの
勉強に熱心な人が、必ず通る落とし穴に、
■ 学んだことで人を裁く
というものがあります。
この落とし穴、ほぼ全員が落ちます。
間違いなく落ちます。
しかも何度も落ちます。
ビックリするくらい落ちます。
もう大丈夫だろう、それくらい
人として成長しただろう、なんて
思っていても、落ちます。
てか、そういう人ほど、深い落とし穴に
落ちちゃったりします。
で、落ちたことにも気付かないまま、
その落とし穴の主になって、いい気に
なってた人を裁き続けたりしています。
こうなってくると、もう手に負えなく
なります。
ヤバイです。かなりヤバイです。
だから、まずは、
★ 勉強したからといって、他人を裁ける
ような人間になれる訳では無い
ということを、まずは自覚しましょう。
あと、もうひとつ、
★ 勉強したからといって、立派な人間に
なれる訳でもない
という事も、覚えておきましょう。
人間なんて、みんなポンコツ。
それはもう、生まれ持ったものなので、
多少学んだところで、根っこが変わる
ことはない。
変わるとしたら、学んだことを、1日の
うちで、どれだけ実践することができたか、
ということくらい。
その実践の時間が長く、その実践レベルが
高い人のことを、「立派な人」という
のであって、でも、その人たちの中身は
みんなポンコツなんだ、と。
だから、ポンコツのくせに、多少勉強した
くらいで、自分が立派になったと思って
他人を裁くなよ、みっともないぞ、って
ことなんですよね。
まあ、かなり乱暴な口調でメチャクチャ
でたらめなことを言いましたけれど、でも、
こう考えておくと、変に思い上がった
勘違いはしなくても済みますよね。
なので私は、この考えをベースにおいて
生きています。
そうすれば、
人を裁くことが愚かだということも
納得できますし、
それでも人を裁こうとしてしまう自分の
愚かさ、ポンコツさも、受け入れられるし、
受け入れられるから、人を裁こうとする
自分に気付いて認めることも出来るし、
気付いて認めることが出来るから、そこで
裁きの鉄槌を収めることも出来るし、
結果、何度落とし穴に落ちても、比較的
すぐ出てこられるようになるんですよね。
そう思いながら、日々、落とし穴に
落ちては、苦そー、といいながら
泥だらけになって、這い上がって
来ております。
しかたないよね。ポンコツだもの。
みずの。
ということで、勉強熱心な人は、その学びで
他人を裁いたりしていないか、我が身を
振り返ってみてくださいね。
今あなたは、穴の中にいますか?
それとも、穴の外にいますか?
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