おはようございます。
水野です。
本編の前にお知らせを。
特別優待価格まで残り3日となりました、
「高品質セミナー企画講座」
コンサルタント、コーチ、カウンセラーといった方たちで、
ご自身でセミナーを企画・開催されていらっしゃる方たちに
向けて、
「受講者から求められ・満足され・愛される」
ことで、
「末永く収益を産んでくれるセミナー」
を企画する考え方をお伝えします。
ご興味のおありの方は、以下のサイトをご覧下さい。
→ http://sp.m-stn.com/seminar/semplan/?sid=3t
※ 5月14日までの早期特別割引価格。
締め切りまであと3日です!
さて今日は、誰もが知っている、ある国内メーカーの
お話をご紹介したいと思います。
では、早速参りましょう!
━━━━━
● ヤマハの名前で何を思い出す?
─────
あなたはヤマハと聞くと何を思い出すでしょうか。
音楽好きの人なら、楽器メーカーと答えるでしょう。
でも、バイク好きの人は、バイクメーカーと、
スポーツ好きの人には、スポーツ用品メーカーと、
農家の方は、耕運機メーカーと、
パソコン好きの人は電子機器メーカーと……
といった感じでしょうね。
元々ヤマハは、輸入オルガンの修理業から始まりました。
その後すぐにオルガン製作に成功。
その後、ピアノ製造を1899年から始め、さらには
その木工技術を使って高級木製家具を製作。
その流れは、住宅用品の製造メーカーへとつながります。
さらには、軍から木製プロペラ製造を依頼され、
さらにエンジン開発なども手がけるようになります。
そしてその技術は、バイクの製作にも展開されました。
メインの楽器部門でも、早くから電子楽器の開発に
着手し、エレクトーンを製作したことから、電子技術が
発展し、その後ICの生産も手がけるようになり、
以降、電子機器メーカーとしても有名な存在になりました。
まあ、これほど多くの人に知られるような、多種多様の
商品を作っていて、それぞれがそれなりに名前を残している
メーカーって、珍しいんじゃないでしょうか。
そんなヤマハが、2008年に、もう一つの名前を残したことを
ネットの書き込みで見つけました。
それはこんなすてきなお話でした。
━━━━━
● 名前を残すということ
─────
オーストリアのピアノメーカーの名門、ベーゼンドルファーが
経営苦の末に身売りすることになった際、ヤマハがその身請け先
として名乗りを上げた。
今でこそピアノ界でそれなりの地位を手に入れたヤマハだが、
かつて東洋の片隅で学校向けの足踏みオルガンを作っていた
頃から、ベーゼンは憧れの人と見上げてきた存在だった。
そんな存在が身売りをする。
身売りをするということは、たとえ同じ名前でも、違う存在に
なってしまうかもしれないことを意味する。
そのことを誰もが覚悟していた。
当のベーゼンですらも。
そんなベーゼンに、ヤマハは驚くような破格のプロポーズをした。
「あなたがオーストリアでピアノを作り、その伝統と音を
守り続けることに価値があるのです。
わたしのプロポーズを受ければ、あなたは私の養子という
立場にはなりますが、出来うる限りあなたがあなたのままで
いられるように取り計らいます」
住む場所も名前も変えなくていい。
あなたの家族(職人たち)とも別れなくていい。
そのまま受け入れる───
その言葉に、ベーゼンはヤマハの手を取った。
2008年1月 ベーゼンドルファー社、YAMAHAの子会社となった
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
今日のトーク術・まとめ
自らの力で名を残すのも大事・人の名を残すことも大事
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
ベーゼンドルファー社は、超高級ピアノの製造メーカーであり、
世界三大ピアノのひとつにも数えられています。
職人さんが1年以上の年月をかけて、全行程を手作業で
製作するため、作られている台数も非常に少なく、一説では
今まで生産した台数は、ヤマハが作ったピアノの100分の1
程度だそうです。
そんなピアノメーカーを、後発でもあり、その背中を追いかけて
きたヤマハが買収するというのは感慨深いものがあります。
もちろん、企業買収という話でありますから、このような
きれいな話だけではなく、きな臭い話も裏ではあったかも
しれません。
また、企業経営ですから、純然たる善意だけではなく、
自らが利するための思惑だってあったことでしょう。
しかしながら、それでもなお、149年にわたる伝統を
出来る限り残していこうという姿勢を、ヤマハが
ベーゼンドルファーに見せたことは間違いありません。
それは、単なる利益追求のビジネスだけではなく、
★ 名前とともに文化を残すビジネス
といっても良いのではないかと思います。
現在、貨幣経済のひずみが、あちこちで出てきています。
だから、今後は、こういった貨幣経済のみの利益だけでなく、
非貨幣経済的価値をも勘案して、それらの利益を高めていく
ビジネスを考えていく必要があるでしょう。
今回のこの話は、その観点から見ていろいろと考えてみる
良い題材だと、私は思っています。
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
→ http://clap.mag2.com/maedroutri?20100512
※コメントも書けるようです。
なかなかお返事ができませんが、
もし良かったら一言声かけて下さいね。
┌───
┌────
● 人が集まり、満足度が高く、口コミが生まれるセミナーを企画する
★☆★☆ 高品質セミナー企画講座 ★☆★☆
高品質セミナー作成講座をさらに掘り下げた新バージョン
→ http://sp.m-stn.com/seminar/semplan/index.php?sid=3t
※ 10,500円割引の期限まであと3日!
┌───
┌────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ
★☆★☆ 高品質セミナー作成講座 ★☆★☆
DVD教材はこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t
┌───
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
書けるようになりました。その『あること』とは・・・
「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
詳しくはこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
━━━━━
● 編集後記
─────
ネットで見つけた、ちょっとほほえましいお話。
たけしが
「お笑い芸人に芝居はできるけど役者にお笑いはできない」
と言った、ときいた高倉健が
「あいつあんな事言ってる。悔しいから一緒に漫才やろう」
と田中邦衛を誘ったが
「健さん、お互い無口だからやめといたほうがいいですよ」
と断られた話は好き。
3人が映画で競演したときのエピだけど。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
ホント、あつみ♂にごはん食べさすの大変なんすよ……
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20100511.html
▽▲▽▲▽▲ ご案内 ▽▲▽▲▽▲
新刊「結果を出す人の勉強法」発売中。
現在、立ち読み用PDFを無料プレゼント中!
お申し込みはこちら
→ http://sp.m-stn.com/info_book/present/
「水野の足跡を知りたい」という人がいらっしゃったので、
『私の成長物語』としてまとめてみました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/935139.html
★☆ ツイッター、毎日つぶやいてます。
→ http://twitter.com/mizunohioshi/
★☆ 現在、Biz.IDにて連載しています!
→ http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
※※ ご理解のお願いです ※※
最近、教材や商品、セミナーメルマガのご紹介依頼を頂くことが
良くありますが、基本的には全てお断りしております。
このメルマガで紹介しているのは、面識のある方で、直接
サービスを受けて良かったと思えるものだけをご紹介している
状態であります。
面識のない方からの、依頼を受けてのご紹介は、基本的に
やっておりませんので、その旨ご理解くださいませ。
★☆ 現在、Biz.IDにて連載しています!
→ http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html
★☆ ツイッター、始めました。
→ http://twitter.com/mizunohioshi/
この記事へのコメントはありません。